「世界を動かす言葉」の感想―読書の授業から その2

 昨日の続きをご紹介します!


・私自身はあまり記憶がないのですが、幼稚園の時にこの絵本を読んでもらったことがあるそうです。5年生になった今、もう一度読んでみることにしました。コロナが世界中の人々を苦しめていますが、ここで私たち人間も立ち止まって本当に大切なものは何か考えなければならないと思います。

・人は幸せになるために生まれてきた。人は一人では生きていけない。幸せになるためには、誰かの力が必ず必要です。自分も誰かに何かをあたえられるようになるために、勉強や見たり聞いたり体験したりすることが大事なことだと思いました。

・大統領はいろんな経験をして、その経験を生かしていろんな人たちに自分の思いを伝えていたし、その思いが通じた人からまた発信していて、いい循環だな、と思った。

・「すごく贅沢をしていたり、無駄遣いなどをたくさんしていると失われないはずだった命が失われてしまっている」と大統領が言っていたところが印象に残っています。自分たちが意識しないところで自分やほかの人の命を奪ってしまうかもしれない行動をとっていることの恐ろしさを感じました。

・りんごを使って「幸せ=持ち物/欲望」として説明しているところがわかりやすかった。物の価値や幸せとは何かを考えさせられた。僕が思っていた幸せと本当の幸せは全然違っていた。

・大統領のスピーチで主人公の考え方が変わって友達に悪口を言われても、その友達が困っている時には助け合って友情が深くなっていくところがいいと思った。

・人間の生き方が分かるとても良い話でした。今を知ることができ、貧しいとはどういうことかわかります。

・誕生日に自宅のものとは別に自分専用のタブレットかスマートフォンをプレゼントをもらえることになったのですが、本当にそれでいいか考えました。欲しいという気持ちと、物は大切にしないといけないという気持ちが交差しています。だから、誕生日のある7月まで、じっくり考えたいと思いました。

・ユウトとペペは全く同じだと思いました。なぜならユウトは他のクラスメートより圧倒的にペペの話をしっかりと受け止めていたからです。

 まだ紹介しきれなかった人もいますが、どうでしょう、こんなにたくさんの意見がありました!同じ本を読んでも人によって全然感想が違います。26日の記事にもあったように、こうして記録を取ると、その時の思いなどが分かるし、人との違いを感じられたりして面白いですよね。ぜひ、読んだ本は記録を残してくださいね!
 この本、読んでみたいな、と思った人は、明後日までヨメルバ(https://yomeruba.com/)で無料公開されてますよ!

 そして、今日から6月5日までの1週間、みんなが出してくれた提出箱を公開します。クラスの他の人のものも見られるので、ぜひ、みんなのおススメのものを見てみてくださいね!