はやぶさ2プロジェクト、知っていますか?

6日の日曜日、世界の多くの人が空に注目していました。この日は「はやぶさ2」のカプセルが地上に戻ってくる日でした。
はやぶさ2とは、小惑星リュウグウを目指して地球から飛び立った無人小惑星探査機です。宇宙の秘密を解明するために、日本のJAXA(ジャクサ)というところが作りました。2という名前の通り、このはやぶさは2代目です。
初代はやぶさは、今から17年前に地球を離れ、60億キロの旅を終えて10年前に地球に帰ってきました。初代はエンジンが止まってしまったり通信が途絶えたりと致命的なトラブルが続いたにもかかわらず、奇跡的に地球に戻り、最後の瞬間に「ラストショット」と呼ばれる地球の写真を撮影して燃え尽きたはやぶさは、多くの感動を世界に届けてくれました。10年も前のことなので、多くの人が生まれる前か、小さくて覚えていない人が多いのではないでしょうか。
さて、このはやぶさですが、今回は小惑星の砂などが入っていると思われるカプセルを地球に落とし、今はまた新たな旅に出ています。また、カプセルは相模原市に昨日、到着しました。まだまだこのはやぶさ2プロジェクトは続いています。もしかしたら、近い将来、宇宙の秘密が解明される日が来るかもしれません。
興味がある人は、ぜひJAXAのページ(https://www.hayabusa2.jaxa.jp/)を見てみてください。はやぶさ2が、今どのあたりにいるかなどがリアルタイムで表示されたり調べて分かったことが発表されていたり、とてもおもしろいですよ!
ちなみに、JAXAには見学に行くこともできます。実際のロケットのパーツなども見られるので、興味のある人はそちらも調べてみてね!