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入試体験会・入試説明会(中等教育学校)

12/14(土)、中等教育学校の入試体験会・入試説明会を実施しました。あと1ヶ月半後に迫った中等教育学校の入学試験。その本番さながらの体験をすることができるチャンスです。455名の小学6年生がチャレンジしてくれました。

【朝の受付の様子】

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私(岡田)は各受験教室を回り、受験生たちを激励しました。

「入試本番まであと1ヶ月半となりました。皆さん、この期間は何をしますか? 新しいことを始めますか? 考えてみてください。入試に必要な大切なことはすでに全て終えているはずです。それならば、何か新しいことを始めるよりも、今までやってきた大切なことを復習することの方がはるかに有効です。そして健康管理。入試当日、自分の力を発揮するために何よりも大切なことです。頑張ってください」━━受験生たち、真剣に話を聴いてくれました。

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一方、シンフォニーホールでは入試説明会が同時進行。こちらにも多くの皆さまにご来場いただきました。

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「桐蔭学園は『新しい進学校』を目指し、50年の伝統と次の50年を見据えた先進とを融合させた学びを展開しています。情報化やグローバル化が一層進み、変化の激しい次の時代を生き抜くために必要なもの、それは『鋼のような強さ』というよりは『しなやかな強さ』だと思います。桐蔭学園では『自ら考え判断し行動できる力』を育てるための3本柱(=アクティブラーニング型授業、探究、キャリア教育)のもと、次の時代を見据えた教育を行っています」

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これをもちまして、来年2月の入試に向けた説明会・体験会はほぼ終了いたしました。

3月の「スタートアップ! 学校説明会」にはじまり、オープンスクール、夏/秋の説明会、そしてこの日の入試体験会・入試説明会と、多くの皆さまがお運びくださいました。毎回大きな反響をいただき、教職員一堂、励みになると同時に責任の大きさを痛感することとなりました。あらためて御礼申し上げます。

来年4月、中等教育学校は男女共学となって2年目を迎えます。受験生の皆さん、現在の1年生たちは皆さんの入学を心待ちにしています。

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12月のカレーランチ会

12/11(水)と12/12(木)の両日、中等1年でカレーランチ会を行いました。その月に誕生日を迎える中等1年の生徒を昼休みに校長室へと招待し、一緒にカレーライスをいただくのがこの企画です。

11日は12人を招待しました。

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桐蔭学園では、授業の始まりと終わりや皆で食事をいただく際、黙想をする習慣があります。

「姿勢を正して黙想」

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「黙想やめ、いただきます!」━━こんな感じです。

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あとは自己紹介をしながら楽しくいただきます。

「桐蔭に入学した感想はどう?」という質問には、「自然が豊か」「敷地が広い」「いろいろな施設が揃っている」「楽しい友だちが多い」といった答えが多いですね。「授業がわかりやすくて面白い」といった私たち教員にとって嬉しい感想も。

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最初は緊張気味でしたが、最後はリラックスして写真に収まった12人。

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つづいて12日の様子です。11人が昼休みに校長室へやってきました。

各自が好きなだけライスをよそい、私(岡田)が一人ひとりにカレールーをかけていきます。

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ちなみに自分の分は自分でかけます(笑)。

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個性的な11人で話題が豊富、会話が弾みます。一眼レフのカメラで写真を撮るのが趣味という生徒、中等入学後に部活で柔道や少林寺拳法を始めた生徒、競技スキーの選手として小学校時代に数々の輝かしい戦績を残してきた生徒も。

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あっと言う間に皆完食です。

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今月も大変楽しい会となりました。生徒たちはこの企画を楽しみにしてくれているようですが、私にとっても、生徒たちと直接話ができる大切なイベントの一つとなっています。

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高校説明会へのご来場ありがとうございました

12/7(土)、高校説明会を開催いたしました。10/26(土)に今年度第1回目となる説明会を行い、本日は5回目(午前 926名)、6回目(午後 814名)の実施となりました。これで全6回の総来場者数は6,628名となりました。多くのご来場、誠にありがとうございました。

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まずは私(岡田)からご挨拶させていただきました。

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「平成の30年とはどのような時代だったのでしょうか。ある一つの切り口からすると、『日本が世界的な産業の変化についていくことができなくなった時代』と見ることができるのではないでしょうか。現在の中高生が社会人として活躍することになる近い将来、今以上にグローバル化が進み、人工知能(AI)の技術も進歩するでしょう。しかし、どのような社会になるかは正確には誰にもわからないのです。確かなことは、今と同じ社会がそのまま続いていくことはありえないということ。桐蔭学園では、どのような社会になろうとも、自らの力で道を開いていける人物の育成を目指しています。イノベーションを起こせる力、自ら考え判断し行動できる力を育成する、それが『新しい進学校のカタチ』にほかなりません」

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続いて、香川高校部長より「学校生活全般」について、登本教諭より「探究(未来への扉)授業」について、一蝶教諭より「キャリア教育」について、グラジアニ教諭より「Global Lounge」について説明いたしました。最後は「入学試験」についての説明をして全プログラム終了です。

毎回のことですが、終了後に「今会社で最も大きなテーマになっているのがまさに今日の説明会で話されたことなのですよ。共感しました」とお声をかけてくださる保護者の方がいらっしゃいます。改めて桐蔭学園への期待を痛感し、身の引き締まる思いです。

いよいよ入試シーズンが本番を迎えます。受験生の皆さんにとって辛い時期でもあります。そんな中で、「なぜ勉強するんだろう?」といった疑問が湧いてくることがあるかもしれません。私もそうでした。

「なぜ勉強するのか」━━私は感動を得るためだと思っています。勉強をすると、今まで知らなかったことを知ったり、わからなかったことがわかったりすることで「ああ、そうだったのか!」という感動を得ます。これが勉強をする意義だと思うのです。

受験生の皆さん、大変な受験勉強の中でも、そんな感動を得ることを決して忘れないでください。応援しています。

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朝会を行いました

12/6(金)、朝会を実施しました。2学期が終わり、3学期が始まる区切りとなるこの日、各学校ごとに実施しました。

私(岡田)からの話です。

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~「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である」━━ダーウィンの言葉です。「変化できる」━━私はこれは「しなやかさ」だと思っています。おそらく、次の時代を生き抜くために必要な強さというのは「鋼のような強さ」ではなく、「しなやかさ」でしょう。ぜひ多くのことを経験してください。そして、多くの人と接してください。多くの人と接して、その人の話をよく聴いてください。その人に自分の考えを伝えてください。それが自分の世界を広げることにつながります。「傾聴と承認」こそが、自分の可能性を広げるための確かな道なんです。「しなやかさ」━━これは常に変化し続けて、広い世界を知っているからこそ得られる力なのです~

続いて、優秀な結果を残したクラブ活動の表彰を行いました。

朝会終了後は、この冬、全国大会に出場するクラブ活動の壮行会を行いました。

【写真左は共学高校での登壇者、右はラグビー部・伊藤大祐君による挨拶】

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【写真左は女子部での登壇者、右は少林寺拳法部・吉澤志穂さんによる挨拶】

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最後は全員で学園歌を斉唱して選手たちを激励しました。

【写真左は共学高校、右は女子部】

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平成が終わり、令和がスタートした今年、日本にとって大きな歴史の転換点となりました。その令和元年もあと3週間余りで終わります。

桐蔭生の皆さん、令和がどのような時代になるか、皆さんにかかっています。期待しています。

 

一歩先を行くマナー講座(中学女子部)

12/5(木)、中学女子部で「コミュニケーション上手になる! 一歩先を行くマナー講座」が行われました。キャリア教育の一環として行われているこの講座、彼女たちは中1次より受講しています。

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講師は、㈱J-Laboの前田泰子先生(本校卒業生)です。

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3年生のテーマは「他者目線から『私の印象』を知る」━━人前での挨拶やスピーチを行う際、聴く人の立場になって話せるようになることが目標です。

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「挨拶・名乗り⇒テーマ・本題⇒名乗り・挨拶」という話の構成を心がけると説得力が増します。また、話すときの目線にも気をつけて━━的確なアドバイスが続きます。

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アドバイス後のスピーチは大変素晴らしいものになっていました。

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講座では「人間関係をスムーズに築くための基本スキル」として、「姿勢」「身だしなみ」「あいさつ」「笑顔」「態度」「言葉づかい」が協調されます。

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2年生のテーマは「伝える技術・聴く技術」━━上手な話し方のポイントおよび温かな聴き方のポイントを学びます。聴き方では、相づちやうなずきで、話を理解していることを示す態度が大切であるとも。桐蔭学園が重視している「傾聴と承認」の姿勢ですね。

写真は、人に書類を渡す際のマナーを習得するペアワークの様子です。

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最後は学年全員の前で今日学んだ成果を発表します。上手にできました。

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講座終了時、全員で「礼」。始まりの時よりもずっとしっかりとした「礼」になっていたように感じました。

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桐蔭学園の教育の柱となっている「アクティブラーニング型授業」では、対話を重視しています。対話を有効に行うためには、相手に対する思いやりや気遣いを伝えるためのマナーというものがいかに大切であるか、生徒たちにも伝わったことでしょう。

 

もちつき会(幼稚部・小学部)

12/4(水)、幼稚部・小学部で「もちつき会」が行われました。今年で49回目を迎える、保護者主催の伝統行事の一つです。

子どもたちはこの日を心待ちにしていました。

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幼稚部の子どもたちもお手伝いしてくれました。

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もちをつく場所には、このような展示もあります。

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この春、小学部の5年生が田植えをし、もち米を育て、このたび無事収穫を終えました。その収穫を祝って皆で食するという体験を通じて、「食」や「命の尊さ」について学びます。

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お手伝いくださった保護者の皆さまは、なんと朝の5時から(!)準備を開始してくださいました。ありがとうございます。

もち米を研いで…

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この釜(!)で炊いていきます。炊飯器で米を炊くことしか知らない子どもたちにとっては、初めて目にする光景です。

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そして、炊き上がったもち米を杵と臼でついていきます。保護者の皆さまと職員とが協力して。

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私も少しお手伝いしました(汗)。

「これが杵。重いでしょ? これから先生がつくから大きな声で応援してね!」

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子どもたち、大きな声で「ヨイショ!」と応援してくれました。おかげで力一杯つくことができました(汗汗)。

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澤本園長・校長先生も。

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つきあがったもちは、このように丸めていきます。ここでも保護者の皆さまが大活躍。

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最後にパックに詰めて全工程が終了。

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多くの保護者の皆さまのお力添えで、大成功のうちに終えることができました。朝早くから準備していただき、また遅くまで片付けなどの作業を行っていただき、大変感謝しております。

最後は子どもたちからお礼。「ありがとうございました!」

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これが全工程「手作業」で作られた完成品です。早速いただいたところ、弾力が大変強く、噛むごとにもち米の良い香りが口一杯に広がる、昔ながらの本当においしいおもちでした。何もつけずに、そのままいただくことができます。

子どもたちに伝えていきたい伝統文化の一つです。

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