11/28(土)、高校の学校説明会が行われました。今年度6回目、いよいよ最終回となります。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
会場はいつもと同じシンフォニーホールです。ちなみにこの緞帳は、かつてホール建築時に、生徒が描いた作品をそのまま採用したもの。いつ見ても美しいですね。桐蔭学園の自慢のひとつとなっています。
今回も万全の感染防止対策をとりました。260席限定(予約制)とし、1階席のみを使用、座席は1席おき、左右は1席おきに着席していただきました。予約が取りにくく、ご不便をおかけいたしました。
私(岡田)からは、桐蔭学園が次の時代を見据えて現在展開している新しい学びについて、その理念を中心にお話ししました。近い将来、今回のコロナ問題に象徴されるような、私たちが経験したことのない時代を迎えます。既存の知識やスキルは役に立たないことを前提にしなければならないのです。人工知能(AI)との共存を考えるとき、私たちに求められるものはイノベーションを起こせる力にほかなりません。桐蔭学園が目指す「新しい進学校」とは、このような力を醸成する学びの場なのです。
(ステージ上からは下の写真のように見えます。)
学校生活についての説明パートでは、生徒が登場する動画や生徒会制作の学校紹介ビデオなどがふんだんに流れていました。
私が生徒たちに常々伝えていること、それは「夢を語れる情熱を」ということです(このブログのタイトルにもしています)。「夢」は私たちが生まれつき持っているものではありません。成長していく中で徐々に形成され、熟成されていくものです。ではその基(もと)となるものは何か。私は「感動」だと思っています。人は「感動」を重ねることで、それがぼんやりとした夢の種となり、 やがて大きな夢へと成長していくのです。
感動を得るためには決して受け身ではいけません。前向きに、主体的に生きる姿勢が大切です。
受験生の皆さん、前向きに日々の生活を送り、感動を重ねていってください。そして夢に向かって主体的に取り組んでください。心から応援しています。