本日(1/9)より、高校2年(男子部・女子部)、中等5年、中等3年が、それぞれ修学旅行に出発しました。私(岡田)は留守番ですので、羽田空港から出発する高2女子部と中等5年の見送りに行ってきました。
高2女子部は3泊4日の行程で長崎へ。原爆資料館見学、長崎市内自主行動、ハウステンボス見学、太宰府天満宮参拝、九州国立博物館見学のほか、高校生平和大使や長崎大医学部在学中の卒業生による講話などのプログラムとなっています。
本校の建学の精神に「自然を愛し、平和を愛する国際人たれ」という項目がありますが、彼女たちは「平和」をテーマに、長崎に関する学習を継続してきました。今回の修学旅行は、そのフィールドワークとしての位置づけとなります。
一方、中等5年は3泊4日の行程で沖縄へ。ひめゆり資料館、美ら海水族館、首里城などの見学のほか、東村での民泊(2泊)があります。東村では、各民家で家業体験をしたり、地域貢献活動としてグリーンベルトの植樹活動を行ったりします。地域の方々との交流がこの旅行のハイライトです。
彼らは沖縄に関して、各自の関心に応じて「歴史」「文化」「場所」「生物」いずれかのテーマのついて学習を続けてきました。今回の修学旅行を通じて、それらについての理解がいっそう深まることでしょう。
このほか高2男子部は広島へ、中等3年は京都へ、それぞれ新幹線で出発しました。
「百聞は一見に如かず」といいますが、私は「百聞」も「一見」もそれぞれ同じように大切なものだと考えています。いわば物事を理解する際の、車の両輪のようなものです。今回の修学旅行は、「一見」に相当するもの。今までの「百聞」と合わせて、学びを深めてほしいと願っています。
気をつけて行ってらっしゃい!