桐蔭学園では6/2(月)から教育実習生の実習が始まっています。今年度は31名が参加、全員が卒業生です。生徒から見れば先生は「先輩」、実習生から見れば生徒は「後輩」になりますね。
1週間が経過した6/9(月)の放課後、中間報告会を行いました。実習生全員が揃って、1週間のふり返りと今後へ向けての思いを共有する貴重な機会です。
まずは一人ひとりが、授業見学や教壇実習を経験した中での気づきについて整理します。「個」と向き合う時間ですね。
次に、自身の気づきをグループ内で発表・共有します。「協働」の場面です。このあたりはさすが桐蔭卒業生、アクティブラーニングには馴れています。どのグループも活発に議論できていました。
最後は各グループの代表者1名が、グループ内での議論を総括して発表していきます。
報告会終了後のふり返りシートから。
「同じ悩みや思いを抱える実習生たちと、いろいろなことを共有できる機会はとてもありがたかった」
「生徒全員が授業に参加し、ポイントを持って帰ってもらえるような工夫を考えていきます」
「生徒を知ったうえで、その生徒たちに合った授業のやり方や、伝え方を考えることができるようになりたい」
「授業を構築する時は生徒が抱く疑問は何なのか、考えながら取り組みたい」
「生徒に学んでもらうだけでなく、教師も共に成長できるような授業を行いたい」
「教師は科目だけではなく、科目とは別にひとりの人間として『何か』を伝えることも大切である──自分の人生を通して、伝えたい『何か』を生徒へ届ける」
頼もしい実習生たちです。あと2週間、自分の「言葉」を生徒に届けられるようになることを目指して頑張ってください。