本日は生徒の安全に関わる大切な行事がありました。「全学園合同避難訓練」です。
桐蔭学園は幼稚部・小学部から大学・大学院までを擁しているのですが、春と秋に1回ずつ、同日の同時刻に全学園をあげて避難訓練を行う日を設けています。
私たちは「いつどこで大きな地震が起きてもおかしくない」と言われる国で生活しています。昨年の熊本地震、6年前の東日本大震災も記憶に新しいところです。常に「自然に対する謙虚さ」を持ち続けることが大切との思いから、この避難訓練には特に真剣に取り組むようにしています。
本校では大地震発生時のガイドラインを以下のように定めています。
机の下にもぐる→身体を丸くして頭を保護する→揺れがおさまったらドア・カーテンを開放する→「お・か・し・も」(注・おさない、かけない、しゃべらない、もどらない)の約束のもとで避難開始→校舎外に出たら小走りで集合場所へ→ホームルームごとに集合・点呼
写真は中学男子・中等前期校舎から避難してきた生徒たちが、小走りで集合場所へと移動しているところです。
熊本地震や東日本大震災などの過去の災害を風化させない──口で言うのは簡単ですが、それは私たちが真剣に「備え」をしておくことでこそ成し得るものだと信じています。