4/20(土)、中等教育学校の新入生歓迎会が行われました。この4月から男女共学化した中等教育学校の新入生たちを、中学校(男子部・女子部)、中等教育学校の先輩たちが歓迎してくれます。
体育館でのクラブ発表です。音楽系のクラブは、時にパワフルに時に繊細に、見事な演奏を披露してくれました。
【吹奏楽部(左) 軽音楽部(右)】
【弦楽部(左) グリークラブ(右)】
【筝曲部(左) 室内楽部(右)】
レベルの高い演奏に、新入生たちは真剣に聴き入って(見入って?)いました。
運動部は迫真のパフォーマンスを見せてくれました。
【体操部(左) 剣道部(右)】
プライム先生からグロ-バルラウンジについての説明です。いきなり英語で始まって面喰っていた新入生でしたが、途中から日本語に変わり、ほっとした空気が流れました。
後半は体育館の壁沿いに設置された各クラブのブースで、新入生の勧誘です。一人でも多くの新入生を獲得しようと、各クラブ必死です。
私(岡田)が桐蔭中学に入学したのは、今から40年以上も前のことです。つい1ヶ月前まで小学生だった私にとって、上級生たちは本当に「大人」に見えたものです。それは、見た目の大人っぽさというよりも、バスの中でさりげなく鞄を持ってくれたり、学校のことをいろいろ教えてくれたりといった「振る舞い」を通してのものだったように思います。
クラブ活動には、このような上級生と深くつき合うことによって、人間性を高めてくれる意義があります。新入生の皆さんには、上級生の背中を見ながら大きく成長してほしいと願っています。
「皆さんにとって、中学校男子部・女子部、中等教育学校すべての2、3年生が先輩です。この歓迎会を企画・運営してくれた先輩たちにお礼を言いましょう!」との橋本学年主任の終了アナウンスに合わせ、「ありがとうございました!」と大きな声でお礼を言う新入生。「先輩たち」がこれに大きな拍手で応えていたのが印象的です。
新入生と上級生とが「承認」でつながった瞬間でした。