桐蔭学園では、保護者の皆さまとの連携を図る目的で、年2回の父母会をはじめ、クラス懇談会や授業参観、保護者対象の講演会などを実施しています。
5/25(土)、高校男子部1年・2年では、今年度第1回目となる父母会が行われました。どちらの学年も中学校からの内進生(内部進学生)です。
シンフォニーホールでは父母会主催の総会の後、私(岡田)より、桐蔭学園での学びについて説明させていただきました。
「お子様が社会人として歩み始めて少し経った2030年頃、日本の生産年齢人口は6,000万人台にまで落ち込むといわれています。この6,000万人台という数字は1960年頃、すなわち高度成長が始まる直前の水準です。お子様たちは、私たちが経験したことのないこのような社会において地に足をつけて生きていかなければなりません。現在桐蔭学園が目指している『新しい進学校』とは、大学に入学する力はもちろんのこと、来るべき社会を生き抜いていける力を育成するものなのです」。
その後、2年生の保護者の皆さまにはシンフォニーホールに残っていただき、大橋学年主任より説明させていただきました。この学年からはじまる新大学入試制度について、詳細にお話ししました。わかりにくいシステムなのですが、丁寧に説明したため、だいぶご理解いただけたのではないかと思います。
一方、 1年生の保護者の皆さまには近くの小ホールに移動していただき、坂入学年主任から説明させていただきました。
高校入学後、初めてとなる父母会。高校生になった自覚を促す学年指導と、それに応える生徒たちの成長が伝わったのではないかと思います。
学年主任からの説明後、両学年とも各クラスでの懇談会となりました。
学園の方針や学年の指導・運営についてご理解いただき、さらにはクラス担任・保護者の皆さまとのコミュニケーションを深めていただく良い機会になったことと思います。
本日のご来校、誠にありがとうございました。