5/22のこのブログで、小説家・早見和真さんによる朝日新聞への寄稿を紹介しました。早見さんは桐蔭学園の卒業生で、高校時代は硬式野球部に所属。このときの寄稿は、今夏の甲子園大会が中止になったことを受け、ご自身の経験をふまえての高校球児、特に三年生へのメッセージとなっていました。
https://toin.ac.jp/principal/?p=5511
そしてこのたび、9/14(月)の21:00~21:49にNHK BS1で放送される「甲子園のない夏」というドキュメンタリー番組の制作に、早見さん自身が取材として関わっています。
https://natalie.mu/eiga/news/395963
先の寄稿の中で、「どの大人も経験したことのない三年生の夏を過ごすすべての高校生が、十年後、二十年後の社会の真ん中に立ち、新しい言葉と考えを武器に次々と何かを打ち出しているべきだと思っている」と記していた早見さん。今回の番組に寄せて、「最初から最後まで、彼らをうらやましいと思うことばかりでした。悲劇のヒーロー、時代の被害者はきっとどこにも映っていません」とコメントしています。
甲子園を失った高校球児たちがどのような姿として描かれるか、どうぞご覧ください。