学園で展開する教育活動の様子を紹介する【連載・まなびの窓】。本日は、中等5年生のオンライン会議形式のホームルームの様子を紹介します。
9月1日からオンライン学習が続いていますが、中等5年生ではオンライン会議形式にロイロノート・スクールを組み合わせたホームルームで夏休みのふり返りを行いました。
土曜日のロングホームルームの時間に、生徒たちは各担任のオンライン会議のミーティングルームに入室します。
①生徒たちは共有されているクラスメイトの夏休みのふり返りカードに目を通します。これは『個』の活動です。
ふり返りカードには各教科の学習時間や、力を入れて取り組んだ学習内容などが書かれています。
記入例)
【数学】
数学問題集635問解いた!
数学IIB講座完全修了!
【英語】
音読長文合計約70回音読した!
英検合格問題集一冊全部
②ブレイクアウトセッション(5人グループの小分けされた会議室)で自分自身の夏休みふり返りカードを報告し、クラスメイトのものを閲覧して考えたことを共有します。これは『協働』の活動です。
③メインミーティング(クラス全体の会議室)に戻り、ブレイクアウトセッションで話し合ったことを発表します。これも『協働』の活動です。
④最後に、このホームルームのふり返りとして「夏休みの計画・実際・今後」を記入して提出します。これは『個』の活動です。
⑤担任はロイロノート・スクールに提出されたふり返りにに共有設定をかけて、相互に閲覧できるようにします。
5年C組担任の平田教諭は「このホームルームで気づいたことを具体化するために、Yチャートカードを用いて自分自身の夏休みの「計画(P)」→「実際(D・C)」→「今後(A)」を見つめ直してもらいました。
このような視点によるふり返りが、学習面だけでなく、生徒たちの様々な取り組みに活きてくることを願っています。
また、夏休みのふり返りとしてはもちろん、オンライン授業期間の初めての週末ということで、今後の「『+αの学習・放課後の努力』に向けた良いモチベーションアップの機会となったようです」
と今後の展開に期待を寄せていました。
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