中等4年アカデミックキャンプ
2022.11.17 (木)

【中等】夏休みのプログラム報告 4年(後期課程)アカデミックキャンプ編

中等教育学校4年生は、この夏「学校の外へ出よう」を合言葉にさまざまなプログラムにチャレンジしました。学年主任からの報告と生徒の所感を紹介します。
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東京都立大学の福田研究室で実習に参加させていただきました

中等教育学校4年生は、この夏「学校の外へ出よう」を合言葉にさまざまなプログラムにチャレンジしました。学校で用意した企画は「アカデミックキャンプ」と「模擬裁判」という、いずれも希望制のプログラムでした。

今回はアカデミックキャンプについて報告します。

先進的な研究テーマに取り組む研究者の方々に、各大学の研究室でご指導いただくというプログラムです。生徒たちは本物の研究に出会う中で、自分の未来について考えを深めました。

今年度ご指導いただいたのは、環境・生物学 布柴達男先生(国際基督教大学)/生物学 福田公子先生(東京都立大学)/建築学 安田幸一先生(東京工業大学)/心理学 小塩真司先生(早稲田大学)の4人の先生方でした。

プログラム初日・8月1日は桐蔭横浜大学に集合し、8月2日以降は各先生が研究室で指導をしてくださいました。

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福田研究室の様子 大学の施設を見学できる貴重な機会となりました

国際基督教大学の布柴先生の研究室では、さまざまな条件下で大腸菌を培養して観察し、身近にあるものの中でどのようなものが殺菌効果があるのかを検証しました。

都立大の福田先生の研究室ではニワトリの2日胚を取り出して観察し、発生の過程を観察し、疑問点をまとめて探究につながる問い作りに取り組みました。

東工大の安田先生の研究室では自分の理想の部屋作りに取り組みました。生徒たちは理想を具体化するデザインを考え、力学的な検証をもとに設計図を作成し、模型で表現する取り組みを行いました。

心理学の小塩先生の研究室では、辞書とパソコンを駆使して性格診断を自分の手で作ることに挑戦し、世に大量に出回る性格診断の問題点を明らかにしました。

生徒たちはそれぞれの研究が、今自分たちが取り組んでいる探究の先にあることを実感するとともに、より自由な研究の世界への憧れを強くしたようです。

これから進路に関する選択が始まりますが、今回のプログラムを通じて、明るい見通しを持って自分の進路を決められる生徒が増えていくと確信しています。

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自分で作った模型についてプレゼンテーションをしました

東工大の安田先生のプログラムに参加した生徒の所感を紹介します。

「私は一番楽しめそうだなと思って建築学を選びました。1日目は世界の様々な小屋について学びました。自分の「好き」を実現する為の小屋が沢山あって楽しかったです。

2日目は大学に行って図面から模型作りまでを体験しました。大学の校内には在学している方々の作品が飾られていて、手で作ったとは思えない程綺麗で、本当に街にあるみたいな作品が多く、驚きました。

私は山の頂上で空の景色や自然を楽しめて友達と遊べる小屋にしました。大学生のお兄さんお姉さんから平面図や断面図の書き方を教わりながらスチロールを切って模型が完成しました。

3日目のプレゼンは緊張したけれど褒めてもらえて嬉しかったです。一緒に講義を受けた友達のレベルが高くて凄かったです。行ってよかったなと思います」

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建築プログラムでの模型作り 理想を形にしてみました

###Posted at 2022-11-17 20:00:54. Edited at 2022-11-18 06:53:10.###

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