高校男女1年・中等教育学校4年では、「主権者教育」の一環として、22日(日)に実施される衆議院議員選挙に合わせて、10月18日から20日にかけて校内で模擬選挙を実施しました。
昨年行われた参議院議員選挙では、校内での模擬投票を初めて実施しました。今回の選挙の投票期間は、18日と19日が「期日前投票日」、20日が「投票日」と設定しました。
高校1年・中等4年が履修する現代社会の授業では、選挙制度に関する講義を行い、生徒たちに投票を呼びかけています。22日の衆議院選後に開票作業を行い、実際の投票率・投票結果までを学内で公表する予定です。
校内の廊下には選挙公報や宣伝用の横断幕などが掲示され、生徒の投票意欲促進に一役買っています。また投票所には、青葉区選挙管理委員会からの協力を得て、実際の投票で使用する投票箱や記載台を設置しました。
投票所の運営は生徒会が中心となって行い、選挙を運営する側の立場についても多くのことを学んでいます。
「投票日」の20日に「投票所」を訪れたところ、生徒たちが選挙公報を見比べて各候補者の主張を読み比べたり、政党によって異なる公約について議論を交わしたりと、積極的に政治に関わろうとする姿勢が見えました。
投票に訪れた生徒は、「あと1年で自分にも選挙権があるので、本番を意識して投票しました。社会保障に関する政策を見比べて投票しました」「自分の票が今後の日本を変えるかもしれないと思いながら投票しました。新聞やメディアなどに出ている情報をよく見て、候補者や政党が信用できるかどうかを判断の基準にしました」と話していました。
公民科の米山教諭は「模擬投票を経験することで、実際に選挙に行く際の心のハードルが下がるはず。一度投票をするプロセスを体験することで、選挙に行きやすくなるのではないかと思います」と話していました。
また、今回の模擬選挙には多くの新聞社が取材に訪れ、生徒たちの投票の様子を各メディアで報じています。以下のリンクから各社の記事をご覧ください。
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