異文化理解と現代日本社会 -自転車で世界一周をした経験から考える-
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関連ワード:
世界一周
現代日本社会
異文化理解
青年海外協力隊
1988年から2年間、青年海外協力隊の隊員としてパプアニューギニアに派遣されて幼稚園から大学までの指導をしてきた。
その後、1993年から5年1ヶ月をかけて自転車で世界一周をしてきた。その過程で、北極点と南極点に立ち、北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリアの各大陸の最高峰に登頂してきた。
こうした経験をもとにして、セミナーでは、異文化理解と現代日本社会について、みんなで議論しながら考えてみたい。
当日の様子
受講生の感想
近頃、ふと考えていることがあります。このまま日本にいていいのだろうか、ずっと日本で一生を終えるのか、ということです。
僕は大学に入ったら留学をしたいと考えています。それは自分の意志で行きたいと考えたからです。大野さんの話は、そんな僕の“旅”や“世界”のイメージを一層飛躍させてくださいました。狭すぎる今の生活をもっと広げたいとより強く感じました。“異国の文化に直面する事で自分が際立つ”という事は、今後の自分にとって非常に重要な話だと思います。
とても魅力的なお話をありがとうございました。
講師プロフィール:大野 哲也
【学歴】京都大学大学院人間・環境学研究科 指導認定退学 博士(人間・環境学)<br /> 【現職】桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部准教授<br /> 【著書】旅を生きる人びとバックパッカーの人類学(世界思想社)<br /> 【専門】文化人類学、社会学