放課後の時間を「自分で考え、選び、行動する力」を育む場に
アフタースクールには、1年生から6年生まで、さまざまな学年の子どもたちが利用します。
年齢も興味も異なる子どもたちが一緒に過ごす中で、私たちが特に大切にしていることがあります。
① 自分で時計を見て行動する力を育てること
② 自分で放課後の過ごし方を決めること
この2つは、アフタースクールが大切にする「自律」の第一歩です。
自分で時間を意識し、行動する習慣を
アフタースクールでは、その日の予定や定期プログラム(習い事)の時間などを黒板に掲示しています。
誰がどのプログラムに参加するのか、何時から何が始まるのかが一目で分かるように、工夫しています。
もちろんスタッフも声掛けは行いますが、私たちが目指しているのは、子どもたちが「言われたから動く」のではなく、「自分で確認して行動する」ことです。
「今は何時かな?」 「もうすぐ習い事の時間だね」
そんな声掛けを通して、自分で時間を管理する力を少しずつ身につけていきます。
この経験は、将来の学習習慣や生活習慣の土台にもつながる大切な力だと考えています。

「自分で決める」経験が成長につながる
アフタースクールでは、
「全員でおやつの時間」 「全員で勉強の時間」
というように、一律のスケジュールで子どもたちを動かすことはしていません。
なぜなら、放課後は子どもたちにとって貴重な自分の時間だからです。
例えば、工作に夢中になっている子があと少しで完成という時に、
「おやつの時間だから片付けましょう」
と言われたら残念な気持ちになるかもしれません。
また、読書をしたい子もいれば、友達と遊びたい子もいます。
子どもたち一人ひとりの興味やペースを尊重しながら、自分で考え、自分で選び、自分で決める経験を積み重ねてほしいと私たちは考えています。

主体性は、大人が与えるものではなく育まれるもの
もちろん、安全管理や集団生活のルールは大切です。
その上で、私たちはできる限り子どもたち自身が選択できる環境づくりを心掛けています。
何をして過ごすか。 いつおやつを食べるか。 どの活動に参加するか。
自分で選び、決めたことには責任が生まれます。
成功も失敗も含めた経験の積み重ねが、主体性や自己肯定感、自分で考える力を育てていくと考えています。

アフタースクールの合言葉は「えらぶ・きめる・つくる」
私たちが目指しているのは、子どもたちがただ預けられる場所ではなく、
「自分らしい放課後をつくる場所」
です。
子どもたち一人ひとりが主体となり、自ら考え、仲間と関わりながら成長していく。
そんな放課後を実現するために、私たちは日々の運営の中でさまざまな工夫を続けています。
「えらぶ・きめる・つくる」
この合言葉を大切にしながら、子どもたちの未来につながる力を育んでいます。

将来の学びにつながる「自走する力」を育む
私たちは、「放課後の過ごし方」が子どもの将来の学び方にも大きく影響すると考えています。
中学受験でも、その後の人生でも、求められるのは、自ら考え、選択し、行動できる力です。
だからこそアフタースクールでは、子どもたちが主体的に時間を使い、自分で考えて行動する経験を大切にしています。
近年、中学受験をはじめとした学びの場では、知識量だけでなく、自ら計画を立てて行動する力や、自分で考え抜く力の重要性が高まっています。
実際に受験勉強が本格化すると、
「今日は何を優先して取り組むのか」 「限られた時間をどう使うのか」 「うまくいかない時にどう気持ちを切り替えるのか」
といった、自分自身をマネジメントする力が求められます。
こうした力は、受験直前になって急に身につくものではありません。
子ども時代に、「自分で選ぶ」「自分で決める」「自分で時間を意識して行動する」という経験を積み重ねることで、少しずつ育まれていくものだと私たちは考えています。
アフタースクールでの日々の生活は、一見すると遊びや自由な活動のように見えるかもしれません。しかし、その中には、自ら考え、判断し、行動する力を育てる機会がたくさんあります。
私たちは、子どもたちの今の充実した放課後と、その先の学びや成長の両方を大切にしながら、「自走する力」を育む環境づくりを目指しています。



