最新の投稿
1 2021年3月30日 キリリン図書館ニュース、ひとまず、お別れです
2 2021年3月24日 将来の夢は何ですか?
3 2021年3月10日 ラーニングスペース、拡大中!
4 2021年2月26日 100回目です!
5 2021年2月19日 身近?な世界一
 
 

小休止

 名作を毎日紹介してきました。夏休みも折り返しなので今日はちょっと名作紹介をお休みです。
 2年生から4年生には読書記録カードが夏休みの課題に出ています。読んだ本を記録するものですね。あとでまとめて書こう、と思うと、あとでは感想を書くのが大変だったり、作者名を忘れてしまったりすることも多いので、今のうちにコツコツ進めてくださいね!
 何冊以上書きなさい、という決まりはないので、読んだ分だけで大丈夫です。
 2学期にみんなの読んだ本を見るのが先生はとっても楽しみです。
 頑張って進めてくださいね!
 もしもカードが足りなくなってしまった人は、こちらからダウンロードできます。おうちの人に印刷してもらってくださいね!こちらは学校で配っているものとちがって片面のものです。

 

夏休み名作紹介5

 名作紹介も5回目になりました。読みたい本は出てきましたか?今日はフランスが舞台のお話です。多くのフランスの名作の中からご紹介するのは「ルパン」シリーズです。
 怪盗アルセーヌ・ルパンといえば、数ある怪盗の中でも最も有名な怪盗といえるでしょう。日本でも人気が高く、その孫という設定の「ルパン3世」というアニメを知っている人も多いのではないでしょうか。
 ルパンは世紀の大怪盗。怪盗紳士とも呼ばれることがあり、スマートに物を盗みます。そしてそれを貧しい人に分けてあげたり、時には悪人を捕まえる探偵側に回ることも。怪盗ではあるけれども悪人ではないところが人気の秘密なのかもしれません。
 実はルパンは第一話でいきなりつかまります。ルパンって大怪盗だよね、すごいよね、誰も捕まえられないよね、と散々紹介していきなりつかまるんです。そして第二話では牢屋にいます。これだけ聞くと、なんだか情けないキャラクターに思えますが、そうではありません。ルパンがすごいのはここからです。牢屋にいるのに驚きのことが次々に起こります。
 1回目で紹介したホームズをモデルにした人物も登場したりとシリーズ全編、とっても面白いですよ!

 

夏休み名作紹介4

 名作紹介第4回! 今日は「ألف ليلة وليلة‎,」をご紹介します。あ、アラビア語だとわかりませんか?失礼しました。日本語で書くと「千夜一夜物語」ですね。え?それも知らない?別名の「アラビアンナイト」という方が有名ですね。「シンドバッドの冒険」や「アラジンと魔法のランプ」、「アリババと40人の盗賊」など、たくさんのお話が入ったものです。
 このお話はシェヘラザードというお姫様が王様に毎日一つずつお話をしたものを本にまとめたものということになっています。シェヘラザードは1001日お話をしたそうですので、「1001の夜=千夜一夜」物語となります。
 実は、もともとのお話は1001もなかったそうです。アラビア語で1001というのはものすごくたくさん、という意味があるそうで、正確に1001の話ではありませんでした。ところが、このお話を読んだ人たちや紹介したい人たちがせっかくだから1001のお話を集めよう、ということで他の地域の面白い話などをたくさん集めて1001の物語集にしたそうです。ですから、世界各地の面白いお話がまとまっているので、1冊で大変お得な本になります。日本で本になっているのはその1001の話から特に面白そうなものを選んで作られているものがほとんどです。
 もともとの本の舞台は今でいうイラクのあたりだそうですが、中国やインドなど、各地のお話が詰まっている1冊です。長い話を読むのは苦手な人にもおススメです!

 

夏休み名作紹介3

 今日紹介するのは「ニルスのふしぎな旅」です。書いた人はセルマ・ラーゲルレーフさんで、舞台はスウェーデンです。
 ニルスという男の子はとってもいたずらものでした。なまけもので、お手伝いや勉強は大嫌いです。ところがある日、小人にいたずらをしようとして、仕返しに小人にされてしまいます。そしてニルスは今にも飛び上がろうとするガチョウのモルテンの首につかまり、そのまま大空へ飛び立ちます。モルテンとともにスウェーデン中を大冒険する、ニルスの成長物語です。
 実はこのお話は、スウェーデンの子どもたちに国の地理や風土を伝えるために書かれたお話です。ですから、読んでいるうちにスウェーデンのことがよくわかるように書かれています。
 お話を書いたラーゲルレーフさんはノーベル文学賞も受賞しているすごい人なので、読んだことがない人はぜひ読んでみてくださいね!

 

夏休み名作紹介2

 名作紹介第2回の今日は「赤毛のアン」のご紹介です!
 アンが住むのはカナダのプリンスエドワード島にあるアボンリーという町です。このお話はアンの魅力的な性格もありますし、話自体の面白さ、そしてアンのその後もたくさん書かれていて読みごたえがある、などのいろいろな理由で人気なのですが、人気の理由の一つにプリンスエドワード島の素晴らしい様子がよくわかることもあります。
 作者のルーシー・M・モンゴメリが実際にこの島に住んでいたので、島の様子などが本当に目に浮かぶように書かれています。カナダ旅行に行くとこのプリンスエドワード島に行くツアーなどもあって、アンの住んでいた家を再現したところなどを見学できます。
 おいしそうな食べ物もたくさん出てきますよ。1巻に出てくる「いちご水」なんて、自分でもすぐに作れますが、なかなか日本では飲むことがないものです。
 ぜひこの本を読んで、プリンスエドワード島に行った気持ちになってくださいね!
 シリーズでたくさん出ていて、最初は子どもだったアンがどんどん成長していきますよ!

 

夏休み名作紹介1

 今日からの夏休み期間の平日は、名作を1作品ずつご紹介します。できるだけ読むとその国や場所に行った気持ちになれるような本を紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね!
 第1回の今日紹介するのは、「シャーロックホームズ」シリーズです!
 読んだことがない人でも、名前は知っているのではないでしょうか。いわずと知れた名探偵ですね!作者はアーサー・コナン・ドイルさんです。あの有名な「真実はいつも一つ!」の探偵の名前の元ネタにもなっているので、知っている人も多いのではないでしょうか。
 ちなみにホームズが住んでいるのはロンドンのベーカー街というところ。こちらもなんだか聞き覚えが……。ベーカー・・・ベイカー・・・ベイカ・・・べいか。そう、さきほどの「真実はいつも一つ!」の探偵さんの住んでいる町ですね。
 「シャーロックホームズ」シリーズは、推理小説の中でも格段の人気を誇り、世界中でとても多くの人に読み続けられています。シャーロックホームズファンのことを「シャーロキアン」と言って、世界中にホームズのファンクラブがあります。
 推理小説が好きな人もそうでない人も、ぜひ一度は読んでみてくださいね。シリーズでたくさんの話があるので、好きそうな話から読んでみるのもよいですし順番に読むのもよいでしょう!

 面白いと思った人は日本の推理小説の代表作、「少年探偵団」シリーズも読んでみてね!こちらを書いたのは江戸川乱歩(えどがわらんぽ)です。江戸川・・・・・・これも聞き覚えが・・・

 

明日から夏休み!

 たった1か月の1学期、今日で最終日です。いつもの年とは何もかも違ったこの数か月間でしたね。学校に来られたのも20日程度のわずかな時間でしたが、友達と過ごすことの楽しさ、学校に来られることのありがたさを感じられたのではないでしょうか。
 さて、明日からの夏休みですが、今年は夏休みもなかなか例年通りにはいきませんね。家で過ごす時間も多くなると思います。そんな時こそ今朝の森先生のお話に合ったように本を読んでみましょう!本の中ではいろんな場所に行けます!特に長い時間があるので、「名作」と呼ばれる作品に挑戦してみるのもよいでしょう。そうした作品には外国のことが目に浮かぶように書かれているもの、その国のおいしい食べ物がたくさん出てくるものもあって、じっくり本の世界に入るとそこへ行ったように思えるものもたくさんありますよ。
とはいえ、名作はいろいろあってどれを読んだらよいのか……。という人も多いと思います。そこで、夏休み期間の平日には毎日名作をひと作品ずつご紹介します。気になるものがあったら、ぜひ読んでみてくださいね。
 作品によってはかなりの長編もありますので、低学年の人は無理せずに、興味があれば短くまとめたものもあるので、あらすじを読んでみるだけでも面白いと思いますよ!

 それでは、良い夏休みを!夏休みもキリリン図書館ニュースをよろしくね!

 

読めるかな?解答編

 前回の記事の解答編です。まだ問題を見ていない人は、前回の記事から見てくださいね!
 さて、今日は正解発表です!

1、海星   「ヒトデ」たしかに海の星ですね!
2、海月   「クラゲ」まん丸でお月様みたいですね。
3、海豚   「イルカ」鼻がちょっと似てる??
4、河馬   「カバ」河は「か」、馬は「ば」と読むのでわかりやすかったかも?
5、土筆   「つくし」確かに筆みたい!
6、土竜   「モグラ」カッコいい漢字ですね!
7、秋桜   「コスモス」たくさん固まって咲くので、桜みたいかも?
8、仙人掌  「サボテン」仙人の手はトゲトゲなんでしょうか……?
9、十六夜  「いざよい」十五夜の満月の次の日のお月さまのことですね。
10、亜米利加 「アメリカ」アメリカのことを米国というのはこの漢字からです。

 どうでしたか?いくつ読めたかな?難しくて一つも読めない!という人もいたかもしれませんね。漢字は組み合わせることで意味を伝えたり、音を合わせたりできるので、他にも面白い読み方のものがたくさんあります。「今日」と書いて「きょう」と読むのも、いつも見ているから読めるけど、そうした特別な読み方の一つですね。
 そうしたものをまとめた本もたくさんあるので、ぜひ読んでみてくださいね!図書館なら、「8」から始まる数字の棚に行けばありますよ。

 

読めるかな?

 前回の記事で「秋刀魚」のことを紹介しました。「秋刀魚」と書いて「サンマ」と読むことにおどろいた人もたくさんいたようです。
 そこで、今日はみなさんに読むのがむずかしい漢字クイズです。なんて読むのか、わかるかな?

1、海星   海にいる星みたいなもの・・・アレですね!
2、海月   海にいる月みたいな・・・そう、アレです。
3、海豚   今度は海にいるブタです。確かにちょっと似てるかも……。
4、河馬   河(かわ)にいる馬です。これはそのまま読もうとすれば読めるかも!
5、土筆   土(地面)にある筆みたいなもの……。春によく見かけます。
6、土竜   土(地面)にいる竜……。実際には竜とはあまり似ていません。
7、秋桜   お花の名前です。もう咲き始めています。秋に咲く桜のようなお花です。
8、仙人掌  こちらも植物です。仙人の掌(てのひら)。痛そうな植物ですよ。
9、十六夜  お月様の名前です。三日月(みかづき)や十五夜(じゅうごや)は有名ですね。
10、亜米利加 これは国の名前です。カタカナを漢字に直しています。二文字目がヒントですね。

 さあ、読めましたか?気になる正解は24日金曜日に発表です。お楽しみに!

 

1匹5980円の超高級魚、その正体は……。

 先日、ニュースで今年初の水揚げ(海でとって市場で売ること)があった魚がありました。その魚は、みんなもよく目にするし、きっとよく食べている魚ですが、なんと1匹5980円という値段が付きました。なんの魚か、わかりますか?

 正解は、「秋刀魚」です!

 え?漢字だとわからない?想像してみるとわかるかもしれませんよ。秋にたくさんとれる、刀のような形の魚といえば・・・そう、サンマです。
 サンマが1匹5980円だなんて驚きですね。家族4人で1匹ずつ食べたらなんと2万円以上です。
魚に限らずその年初めてとれたものは縁起が良いと言われていて、高くなってもいいから食べたい!という人も多く、おめでたいものなので基本的に毎年値段が高くなる傾向があります。ですが、今年はなんと197匹しか取れなかったということで、より高い値段になったそうです。
 サンマはここ数年とれる量が減ってきているといわれています。日本の秋を代表する魚ですが、いつか本当にスーパーで1匹5000円!なんて日が来てしまうのでは、と心配されています。
 とれる量が減っている理由はハッキリはわかっていないのですが、環境の変化が理由の一つにあるのでは、と言われています。7月からビニール袋が有料化され、みなさんも環境について考える機会が増えているのではないでしょうか。よい機会なので、地球の環境を豊かに保つには自分に何ができるか、考えてみてくださいね。
 今日は、そんな環境について調べられるサイトをご紹介します。お休みの間に、ぜひ調べてみてね。

環境省 「こども環境省」
Yahoo!きっず 「学習→総合→環境」
パナソニック 「SDGsキッズ版」