投稿者「toin-principal」のアーカイブ

始業式(高校)

4/9(木)は桐蔭学園の始業式です。1年生はすでに入学式を終えていますが、在校生は本日が新しい年度の初登校日。新たな気持ちで式に臨みました。

私(岡田)による講話です。

「私たちは問題を何かのせいにしたり、誰かのせいにすることがよくあります。しかしこれは、原因のせいにして、甘えているだけではないでしょうか。過去を変えることなどできません。変えることができないもののせいにしているうちは、未来をつくることなど不可能です。自分は本当はどうなりたいのか、どうしたいのか、今の自分の気持ちに向き合ってみたらどうでしょうか。それによって今の自分の在り方が決まるのです」

生徒たち、よく聴いてくれていました。

つづいて、この春、大会やコンテスト等で優秀な成績をおさめたクラブ活動の表彰です。

【高3 左から女子柔道部・北島侑紗さん、同・堀 花寧子さん、男子ラグビー部、鉄道研究部】

おめでとうございます。

【高2 左から囲碁部・福田佳朋さん、鉄道研究部】

表彰後、私から各生徒にインタビューを行いました。事前に知らせず、いきなりの「フリ」でしたので戸惑いもありましたが、全員見事にスピーチしてくれました。

会場からは大きな拍手が。

最後は健闘を称え、全員で学園歌を斉唱して終了しました。

【桐蔭生の皆さん】

進級おめでとうございます。

くりかえしますが、皆さんの過去は変えることができません。しかし、未来はこれからつくられるのです。誤解を恐れずにいえば、自分の過去が今を決めるのではありません。自分の意志・目的が今を決めるのです。自分は将来どうなりたいのか、その「なりたい自分」が「今の自分」をつくるのです。

新しい学年での生活が始まりました。どうか自分の「目的」をしっかりを見据え、それに向かって「今の自分」の在り方を定めてください。

 

入学式(高校)

4/7(火)、高校の入学式を行いました。コースごとに3回に分けての実施です(アドバンス:9:15、スタンダード:12:15、プログレス:15:00)。

これから3年間、音楽・演劇・映画等のさまざまな芸術に触れるシンフォニーホールが会場です。

緊張した面持ちでの入場。保護者の皆さまは拍手をして迎えてくださいます。絶好のシャッターチャンスでもありますね。

新入学者の発表です。担任の先生が一人ひとりの氏名を読み上げ、その場で起立していきます。

私(岡田)からの告辞。

「踏み出すべきかどうか迷ったら、絶対に踏み出すべきです。一度、踏み出した後での後悔は軌道修正することで解消できます。しかし、踏み出さなかった後悔は二度と解消できません。再び同じチャンスが巡って来るとは限りませんから。一番よくないこと。それは、まず最初に『踏み出さない理由』を探してしまうことです。失敗するのは怖いですか。失敗というのはやり直しがきかないこと。皆さんの年齢で、本当の意味での失敗などありません」

つづいて、溝上理事長からの祝辞です。

「桐蔭学園の教育理念は『自ら考え、判断し、行動できる生徒の育成』というものです。これは、変化の激しい問題解決型の社会を生きる皆さんが、必ず身につけなければならない資質です。そのためには、自分のコアとなるものが何であるかを知ること、あるいは育てていくことが不可欠です。高校生活において積極的にコミュニケーションを図り、主体的に考えることで、ぜひそれを目指してください。桐蔭学園はそのためのサポートを惜しみません」

そして、新入生代表による「誓いの言葉」です。

どのコース代表も期待と不安に満ちた現在の心境、そして学習、クラブ活動、行事等、これから始まる高校生活への抱負を自分の言葉で語ってくれました。

【アドバンスコース代表 金田千恵子さん】

【スタンダードコース代表 馬場奏介さん】

【プログレスコース代表 古川博喜さん】

【新入生の皆さんへ】

あらめて入学おめでとう。入学式自体は短時間でしたが、さぞかし緊張したことでしょう。

「夢を語れる情熱を」──夢は決してはじめからあるというわけではありません。感動を積み重ねていくことで、やがてそれが夢へと成長するものなのです。そして夢は、語ることで一歩ずつ近づいていけるものなのです。

皆さんの過去は変えることができません。しかし、未来はこれから作ることができるのです。今、この瞬間から、自分の意志で未来は作られていきます。

皆さんは、すでに桐蔭学園の生徒です。皆さんが抱いている期待と不安とを、私たち桐蔭学園は全て受け止めます。どうか全力で飛び込んできてください。

 

学園の桜

新年度初投稿となります。本年度もよろしくお願いいたします。

卒業、入学、進級、異動──「年度」ということで考えてみると、学校ほどこれを強く意識する場所はないのかもしれません。多くの学校では年度単位で物事が動いています。それだけに、年度の切り替え時は本当にあわただしくなります。

そんな中、学園の桜は今年も見事な姿を見せてくれています。校長室から見える満開の桜に誘われて、ちょっと外に出てみました。

桐蔭学園が誇れるものはいくつかありませすが、この時期の桜もその一つです。学園を訪れる多くの方が、スマホのカメラを向けてくださいます。

どこを切り取っても絵になりますね。

以前も書きましたが、桜の名所は数あれど、私(岡田)は学園の桜が一番好きです。それは、1年間毎日見ている桜だからです。

うだるような暑さのなか青々と茂る夏、色づいている秋、すっかり葉が落ちた冬……四季折々の「顔」を見ているからこその満開の桜。もっとも輝いているさまだけを愛でる名所の桜とは、ひと味もふた味も違います。

さまざまなステージで輝く生徒たちを目にしますが、私たち教員はその生徒たちの日常の姿──ひたむきに努力を重ねる姿、あるいは思うようにいかずに悩んでいる姿も知っています。だからこそ、その生徒たちが輝く瞬間を、人一倍美しく、眩しく見ることができるのかもしれません。

 

終業式を行いました

3/24(火)、桐蔭学園では終業式を行いました。1年の締めくくりとなる節目の日。高校では1年生、2年生それぞれがシンフォニーホールに集合しました。

最初に私(岡田)からの講話です。

「ふり返ってみると、少年時代から『いつかは…』と思いながら、結局は解決しないまま今まで生きてきた、ということが本当にたくさんあります。数多くの『いつかは』を抱えて生きている存在、それが私たち人間なのかもしれません。でも、それは言い訳にすぎません。『今』やることから逃げるための、自分自身への言い訳です。自分の過去を変えることはできません。しかし、未来はこれから作られるんです。そして、未来は『今』の積み重ねで作られていくんです。だからこそ『今』が大事。待っててもダメ」

次に生徒の表彰です。高1では、学年のスピーチコンテストや「ターゲットコンテスト」(=英単語集のコンテスト)上位者を表彰しました。

高2では、「全国探究コンテスト2025」(ベネッセ)の「困りごと解決部門」でグランプリを受賞した藤村風香さんを表彰しました。

藤村さんは「快適をデザインで~自動販売機の返却口を再考する~」というタイトルで、自動販売機のお釣りの受け取り口の改善に向け、粘り強く試作品を作って挑戦する姿勢が評価されての受賞です。

https://www.benesse.co.jp/tankyu/event/contest2025/

その場で私からインタビューを行いました。藤村さんには事前に一切告げることなく、突然のインタビューとなりましたが、見事な受け応えぶりでした。感心しました。

インタビュー後には会場から大きな拍手が。

【桐蔭生の皆さんへ】

やりたいことが見つからないという人、いませんか。こういう人に限って、何も行動していないものです。「やりたいこと」「自分に向いていること」は、まずは実際に始めてみないとわからない。

最初の一歩を踏み出すことは誰しも不安です。「失敗したらどうしよう」という気持ちにもなるでしょう。その気持ちはよくわかります。

でも、本当にそれは失敗ですか?

本当の失敗とは、やり直しがきかないこと。人生で最も豊かな時間の真っ只中にいる皆さんに、本当の意味での失敗などありません。

新しい学年に向かっていく節目です。どうか大切な「今」を犠牲にすることなく、自分の未来を作っていきましょう。

 

高校卒業証書授与式

3/18(水)は高校の卒業証書授与式です。3コースそれぞれ別の実施となりました(アドバンス:9:15~、スタンダード:12:15~、プログレス:15:00~)。場所は3年前の入学式と同じ、シンフォニーホールです。在学中、音楽、演劇、映画等のさまざまなイベントを鑑賞した、思い出の詰まった場所です。

担任の先生がクラス一人ひとりを読み上げ、その場で起立していきます。そして、代表がクラス全員分の卒業証書を受け取ります。

私(岡田)からの告辞。

「未来・夢・目的とは、今と切り離された別のところに存在するものではありません。今の積み重ねなのです。だからこそ今が大事、今日が大事なのです。未来・夢・目的のために今何をやるか。『夢を語れる情熱を』──3年間、私がずっと伝えてきたことです。夢は、決してはじめからあるわけではありません。感動を積み重ねていくことで、やがてそれが夢へと成長するものなのです。そして夢は、語ることで一歩ずつ近づいていけるものなのです。ひたすら進んで行こう」

つづいて、溝上理事長からの祝辞です。

「皆さんはこの桐蔭学園で、アクティブラーニングによって対話力を、『未来への扉』を通じて探究力を培ってきました。次のステージでは、この両方の力にさらに知識を加え、大きく飛躍してほしい。そのためにはぜひ積極的に読書をしてください。そして、言葉の力を磨いていってください。リーダーシップを発揮するためには、研ぎ澄まされた言葉の力が不可欠なのです。変化の激しい現代社会を、この桐蔭学園で培った力をもとに、力強く歩んでいってください」

そして、最後は代表生徒による謝辞です。

3年間のさまざまな思い出を振り返りつつ、自分たちの成長を支えてくれた周囲の方々への感謝の気持ちが率直に語られました。そして、次のステージに向けての決意が力強く述べられました。保護者の皆さまから、大きな拍手をいただきました。

【アドバンスコース代表 猪鼻 大司さん】

【スタンダードコース代表 四宮 里沙さん】

【プログレスコース代表 山本 泉さん】

【60期卒業生の皆さんへ】

改めてご卒業おめでとうございます。

皆さん、人生の選択肢はたくさん手に入れたいと思うでしょう。当然です。私も同じです。

それは、どれだけ多くのことにチャレンジしたかにかかっています。

始める前には「つまらなそうだ」と思っていたことが、実際にやってみると、意外と自分に向いていた、ということは人生でいくらでもあります。

どうか、何事にも積極的にチャレンジしてください。チャレンジしなければ、決して道はできません。失敗を恐れず、チャレンジすることで多くの選択肢が手に入れられるのです。

皆さんの「目的」の実現を、いつまでも応援しています。

 

メンズコンテスト日本代表 雨谷拓矢さん

3/11(水)、世界最古のメンズコンテストである「MANHUNT INTERNATIONAL」の日本代表に選出された雨谷拓矢さん(本校46期生)が来校しました。雨谷さんは本校水泳部在籍時、高1で日本高校記録を更新し、高3では主将を務めたアスリートです。

進学した早稲田大学でも水泳を続け、卒業後は大手企業に就職、現在は独立して中小企業やベンチャー企業の経営パートナー、アスリートのセカンドキャリア支援として独自ブランドの立ち上げや開業支援などを行っています。

今回このコンテストに出場したのも、水泳でオリンピックに出場できなかった過去の自分を、何とかして超えたいと思ったことがきっかけの一つだったと語ります。

アスリート学生の未来を支える活動への夢を語る雨谷さんの姿勢に感銘を受けました。後輩たちに道を拓いていきたいとの熱い思いを持った、文字通りのナイスガイです。

外見のみでなく内面の美しさ、人間性、影響力などが総合的に評価されるのがこのコンテストとのこと。雨谷さん、まさに日本代表としてふさわしいと確信しました。

世界大会は5月26日(火)、スリランカで開催されます。

「桐蔭学園卒業生として、世界で堂々としたパフォーマンスを披露し、良い報告ができるよう頑張ります」(雨谷さん)

期待しています。