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【連載・まなびの窓】
2021.02.25 (木)

中等教育学校「東急と考える街づくりワークショップ」

東急株式会社との地域連携企画「大都市郊外の街づくりを考える」の第2弾は、希望者を募ったアフタースクールとして実施されました。コロナ禍の中、教室をリモート接続してのワークショップを行いました。
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桐蔭学園の教室と在宅ワークの東急社員の方とをZoom接続

中等教育学校では、2年生を中心に地域連携企画を展開しています。学校がある横浜市青葉区鉄町内会と連携して、里山の保全に取り組むとともに
http://toin.ac.jp/timeline/gakuen/19169/、東急株式会社と連携して、大都市郊外の街づくりを考える学習活動を行っています。

街づくりワークショップ全体

2年生全員対象 街づくりワークショップ(2020年10月10日)

2020年10月10日に実施した東急との連携企画第一弾については、岡田校長のブログで紹介されています。http://toin.ac.jp/principal/?paged=8

ワークショップの様子

教室とZoomで中継し、プレゼンを共有します

今回は、希望者対象のアフタースクール企画として「街づくりとは」を深掘りしていきました。1月25日の事前学習と個人のフィールドワークを経て、当日を迎えました。

目標

ワークショップの目標を共有をします

参加希望の15名の生徒を5名ずつのグループに分けて、各グループに、東急社員の方2名ずつに加わっていただきました。

サポーター武井様

プレゼンを聴いた後に、一人一人にコメントを頂きました(東急サポーター武井様)

東急の皆様は、議論のサポーター、アドバイザーとしてワークショップにおける子どもたちの発言を引き出し、アイデアを大きく広げて下さいました。例えば「大きな道路が街を分断している」という子どもの発言に対して、「人を中心に街づくりを考える視点は、街づくりでとても大切な考え」のようなアドバイスです。

生徒レポート自宅周辺②

自分の街の気になるところを地図と航空写真で示します

まずは、自分の住む街について、「ここが気に入っている。こうなると、さらに良いのでは?」「ここが気になる。こうなったらいいな」をグループ内でプレゼンし合いました。

生徒レポート自宅周辺②写真

地図で示した場所について、撮ってきた写真を用いて補足説明します

東急サポーターの皆様は、子どもたちを「将来の街づくりの担い手」として話を聞き、アイデアを引き出して下さいました。

サポーター 坂井田様

子どもたちを「若い街づくりの担い手」として、対話して下さいました(東急サポーター坂井田様)

身近なところに注目して、発想を広げていくことを、大いに認めてもらい、そのうえで、自治会や行政にどのようにアプローチしていくか、経験談から具体的に紹介いただきました。

生徒レポート 学校周辺①

学校周辺の都市計画道路予定地

生徒レポート学校周辺①写真

見通しの悪いところは、子どもたちも気になります

続けて、桐蔭学園周辺の「ここが気に入っている。こうなると、さらに良いのでは?」「ここが気になる。こうなったらいいな」をグループ内でプレゼンし合いました。

生徒の様子1

まなざしがZoomの先の東急サポーター様へそそがれます

「上麻生線は横浜市内が片道2車線、川崎市内は旧道のままで片道1車線」という話題を出した生徒がいて、当然、「柿生駅近辺での渋滞」の話になるのかと思ったところ、「学校の前のあたりは道が広いのに交通量が少ない(ので寂しい)」と発言がつづきました。大人には意外な発想です。

サポーター 落合様

微笑みながら聞いて下さり、子どもたちも安心して話していました(東急サポーター落合様)

川崎市内も道路を広げることによって交通量を多くして上麻生線沿線「栄えさせたい」という気持ちのようでした。

生徒の様子2

考えを伝えてほっとする一年生。先生以外の大人に話すの、緊張しますね

市街化区域と市街化調整区域の説明を頂いたうえで、「どのような街をつくっていきたいのか」住んでいる人の合意形成を図りながら景観がつくられていくという説明で、思考が深まっていきます。

生徒レポート学校周辺②

学校周辺は、東急沿線で、田園風景が残る最後の地域の一つです。

子どもたちは、自分の視点で街を語ったことについて、東急社員の方から、視点を拾いながらフィードバックをもらったことが、本当にうれしかったようです。

東急と考える街づくり

グループワークの後、再び1つの教室に集まって、情報共有

自分が街について語ることが、「街づくりにかかわることだ」という感覚を得たようでした。

アドバイザー泉様

子どもたちとの会話が「楽しい!」との言葉に励まされました(東急アドバイザー泉様)

「これまでの街づくりは、利便性、経済性、効率性が重視されてきました。これからは人間中心の街づくりです。街の回遊性、歩きやすさなど、人間の視点からすると失われてしまったものをどうやって取り戻すか。街の心地よさ、活気(コミュニティー)をどうのように実現していくか。」

アドバイザー岡本様

子どもたちの発想と街づくりの仕組みをつなげて下さいました(東急アドバイザー岡本様)

「道路の陥没や街灯の整備など、自分たちが気づいたことや発想が街づくりに生かされていくんだ」と気づかせていただきました。

アドバイザー西野様

東急アドバイザー西野様。桐蔭学園OBで、企画の実現に奔走して下さいました

西野様は、桐蔭学園OBです。前回、2年生全体に講演いただきました。今回は、セッション全体を通してのアドバイスをいただきました。「まちづくりは、「自分の街が好きだ」「自分の街を誇れる」ということがスタートです。例えば、「アジサイの街」開成町について、アジサイが咲く時期以外にどうやって人に来てもらえたらいいのだろうという視点など良かったです。自分の街のいいところをいかに伸ばしていけるか。考えを分解して、もう一回、組み立てていくような発想が求められています。」

ラップアップの様子

ラップアップセッションの様子

生徒のふり返りの紹介です。
「実際に仕事をしている人と話してみると、すごく掘り下げてくれたり、違う視点からまた考えてくれるので、とても貴重な機会だったと思います。もっと自分の街を観察し、街をより良くするためにいい意見を言えたらいいと思います。」
「この企画を実現してくれてありがとうございました!凄く楽しかったです。社員さん達が僕の意見に一生懸命コメントしてくれて、とても嬉しかったです。あと、社員さん達の知識にすごく驚きました。ありがとうございました!」
「(僕が住んでいる街は)もう開発が終わった街なのに話を真摯に聞いてくれて、(街づくりに、広く)関心を持っていらっしゃることに驚きました。」

生徒プレゼンの様子2

2年生10名、1年生5名の参加でした

「自分の街について、よく考える機会を与えてくださってありがとうございました。自分の街について説明した時、東急の方に別の視点でアドバイスをいただき、考えさせられました。」
「まちづくりのプロからの意見。どれも自分にはないものばかりでした。」
「まちづくりは住民同士のつながりや気分の高揚も大切だと理解しました。まちづくりについて詳しくお話ししていただいて、とても面白かったです。」
教室の様子最後
「東急の社員の皆様とディスカッションすることを通し、まちづくりには住みやすさ・楽しさなどのたくさんの要素があり、それを全て考慮した上で行わなければならないということが分かりました。また、たくさんの必要な要素を全て取り入れた政策を編み出すのはとても難しいことだということが身をもって分かりました。これから、身近なところから発想を広げていき、様々な視点から物事を捉えられるようにしたいと思います。」

###Posted at 2021-02-25 17:01:05. Edited at 2021-02-26 17:28:49.###

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