青葉区(横浜市)との連携事業 学生たちが企画・運営した「寺家ふるさとウォーク~私のちいさな秋探し~」を開催しました

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平成30年11月23日(金・祝)に本学と横浜市青葉区との連携事業の一環として、寺家ふるさと村を巡るコース(約5.0km、約6,800歩)で、「寺家ふるさとウォーク~私のちいさな秋探し~」を開催しました。青葉区との連携ウォークとしては6回目となります。毎回、学生がコースを考えて実施しており、今回は、本学をスタートし、鶴見川沿いを歩き、四季の家を休憩ポイントとしました。後半は、寺家ふるさと村内を歩き、ゴールは鴨志田公園でした。当日は快晴で、気持ちよく歩くことができました。参加者は34名で、中には親子で参加してくれた方もいらっしゃいました。

学生たちがコースの下見を始めたのは7月中旬で、何度も下見をしながら、コースの設定を行いました。当日を想定して、時間を計測しながら歩いたり、天候の悪い日に下見をしたときは、足元が悪くなっている箇所の確認をしながら歩いたりと参加者の視点から考えました。
今回は体力レベルに応じてコースが選べるように途中で2コース(高強度コース・低強度コース)に分かれる箇所を設けました。特に高強度コースは階段があったり、足元が悪い場所があったりしたので、当日、参加者には注意するように声をかけていくことや手を貸してあげることなどを全員で共有しました。そして、2コースとも同じ時間にゴールができるようにコースの長さを調整する工夫も行いました。
また、イベントの宣伝として、チラシの作成やFMサルースのラジオ出演(田園都市沿線向けの「あおバリューRadio」)も行い、学生たちにとっては貴重な経験になったと思います。

当日は、本学で体力チェックを行い、参加者の皆さんにご自身の体力を確認していただき、開会式後は、より歩きやすいようにウォーミングアップを入念に行いました。その後、学生が引率や誘導をしながら、ゴールの鴨志田公園を目指しました。学生から参加者に積極的に話しかけることを事前に打合せしたおかげで、参加者と学生との交流が幾度も見られました。そして、寺家ふるさと村四季の家で休憩を取り、ほぼ予定通りの時間に全員がゴールしました。
【写真1:学生による体力チェック】【写真2:尾山助教によるウォーミングアップ】【写真3:学生による誘導】【写真4:参加者と学生との交流】

ただ、休憩ポイントで予定よりも時間が遅れていたため、2コースに分かれることは断念し、全員が低強度コースを歩きました。準備をしてきたコースを歩けなかったのは非常に残念でしたが、当日の様子を見ながら、臨機応変に対応できたのはよかったと思います。

ゴールの鴨志田公園に着いてからは、学生の声掛けでクーリングダウンを行い、ウォーキングで疲労した身体をほぐしていただきました。そして、最後に全員で集合写真を撮りました。
【写真5:学生によるクーリングダウン】【写真6:スタッフの学生諸君】

参加者からは、「青葉区の知らないところを歩けて楽しかったです」「若い学生さんとの触れ合いも楽しかったです」「紅葉が見れてよかったです」といった感想をいただきました。一方で「歩く距離が短く、物足りなかったです」「高強度コースが歩けなくて残念でした」といった声もありましたので、次回に生かしたいと思います。

今回も、青葉区役所の皆様、地域の皆様には、多大なご協力をいただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。
(地域連携・生涯学習センター運営委員会委員 尾山裕介:スポーツ健康政策学部 助教)

学生による体力チェック
学生による体力チェック

尾山助教によるウォーミングアップ
尾山助教によるウォーミングアップ

学生による誘導
学生による誘導

参加者と学生との交流
参加者と学生との交流

学生によるクーリングダウン
学生によるクーリングダウン

スタッフの学生諸君
スタッフの学生諸君


スポーツ健康政策学部

地域連携・生涯学習センター
(https://toin.ac.jp/sgc/)