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こどもの本総選挙、結果発表!

 昨年度に、好きな本を1冊はがきに書いて、図書室の応募箱に出してもらいました。覚えているでしょうか。その、「第2回 小学生がえらぶ! こどもの本 総選挙」の結果が“”発表されました!今回の1位は、いったいどの本になったのでしょうか?先生は結果をみてとても驚きました!まさかそうなるとは !驚きのその結果はこちら! 時間がある人……は動画も見てみてね!

特設サイト
https://kodomonohon-sousenkyo.jp/

Youtube結果発表動画
https://www.youtube.com/watch?v=hBbgacwSIGU

自分の選んだ本は入っていたかな?

 

面白い動画がいっぱい!「おうち授業」の紹介

 Yahoo!Japanのページに、「Stay Home」という特設サイトができています。そこでは家で過ごすための情報がたくさんあるのですが、その中のおうち授業のコンテンツが小学生のみなさんにとっても役に立ちます!
 シンフォニーホールでもサイエンスショーをしてくださったでんじろう先生やプロの芸人さん、アナウンサーの方などがそれぞれの専門のことを動画にしています。ぜひ興味のあるものを見てみてください!
 そして、今日、7日は読書の授業も公開されています。この記事を書いている時点ではまだ未公開なので、内容はまだわかりませんが 。文学……YouTuberベル先生という方が本の面白いところを紹介してくれるみたいです。先生も見てみますので、みなさんもぜひ!

Stay Home 毎日開校 おうち授業
https://ouchi.yahoo.co.jp/study/

 

小学図書館ニュース

 GWの連休が終わりましたね。今年は外出できないGWでしたが、おうちでの時間を充実させられたかな?
 みんなは自宅で過ごすことがほとんどだと思いますが、世の中は仕事をしている人もいます。郵便や配送、食料を扱うお店や電気や水道、電話などの人が生きていくうえで必要なものを扱う仕事の人です。そうした人は、この新型コロナウイルスさわぎの中でも大変な思いをしながら仕事をしてくれています。また、新型コロナウイルスの騒ぎがなくてもそうした人たちはいつもの年のGWなどの時も働いています。みんながお休みやこうした自宅での時間を過ごす裏にはたくさんの人の努力があるんですね。
 なので、学校には今も郵便物が届きますし、学校から送ったものがみんなの手元にも届いています。郵便局の人たちが持ってきてくれているからです。ありがたいことですね。

 今日、そんな郵便物の中からみなさんに一枚ご紹介です。いつもは図書室前に貼られている小学図書館ニュースです。今回、ポスターを作っている会社の人に特別に許可をもらって公開させてもらいました。

 去年授業があった学年の人は、図書室の本の番号のお話をしましたね。その説明のポスターです。全部を覚えなくてもいいけど、そんなきまりがあるんだ、くらいに思ってみてくれたらうれしいです。できる人は自分の興味のある番号だけでも覚えておくと便利ですよ!

 

先生インタビュー②

今日は先生インタビュー、第2回です。
今日は、渡部先生へのインタビューです。国語の先生で、本が大好きだそうです。どんな本が出てくるか、楽しみですね!渡部先生は高学年の国語の担当なので、高学年にお勧めの本を中心に紹介してくれます!

<先生へインタビュー!>
Q1 名前、担当教科や学年を教えてください。

渡部 彩子(わたなべ あやこ)
3年副担任
3年パソコン 5・6年国語

Q2 先生のマイブーム、趣味は何ですか?

●読書=小説と漫画が好きです。小説は、読んでいてドキドキする話、続きが気になって読むのがとまらない話が好きです。人間の深層心理がうかがえるような作品をよく読みます。小説を読んでいると、毎回自分の知らない「人間」の一面を知ることができて、とてもおもしろい!漫画は、少年漫画も少女漫画も、面白ければなんでも読みます。最近は『鬼滅の刃』と『約束のネバーランド』を読みました。
●音楽=聴くことも演奏することも好きです。特に「モーニング娘。」が好きで、よくライブにも行きます。好きすぎて話しだすと止まらなくなります。

Q3 小学生のころに読んで好きだった本は?

●青い鳥文庫の「パスワード」シリーズ(松原秀行作)と「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズ(はやみねかおる作)
特に、『いつも心に好奇心!名探偵夢水清志郎VSパソコン通信探偵団』はこの二つがコラボした作品だったので、何度も読みました!謎解きが入っている作品が、自分も登場人物になって一緒に謎解きしているような気持ちになれて、とても好きでした。
最近読んだ角川文庫の『きみが見つける物語 スクール編』という短編集にはやみねかおるさんの作品が入っていたのですが、読んでいてとてもなつかしい気持ちになりました!
(もちろん謎が盛り込まれた作品でした^^)

Q4 最近読んだ本で面白かった本は?

●『ぶたぶた日記』
ぶたのぬいぐるみが主人公の物語です。この主人公のぶたのぬいぐるみ、見た目はとってもかわいいのに、中身はおじさん!しかもそれが、とっても素敵で優しいおじさんなんです!読んだら誰もがぶたぶたのとりこになること間違いなし!読んでいて本当に癒されるし、優しい気持ちになります。31冊もシリーズがあるので、ぜひ読んでみてください!
●『嫌われる勇気』
人におすすめされて読んだ本です。自分の生き方について深く考えられる本でした。二人の登場人物が対話する形式で話が進むのですが、読んでいて心に刺さる言葉がたくさんあり、自分を見つめ直すきっかけをたくさんもらいました。読んでいる日の心理状態によっても受け取り方が変わりそうで、何度読んでもおもしろいと思います。そして、単純に登場人物のキャラクターとセリフまわしがシュールでちょっと嫌味っぽいところがおもしろくて、お気に入りのセリフをたくさんみつけました。

Q5 各テーマのおススメの本は?

 知識をたくさん得られる本
『植物図鑑』
まるで少女漫画を読んでいるかのような恋愛小説。植物がたくさん出てくるので、植物について詳しくなれます。

 友達を大事にしたくなる本
『かがみの孤城』
泣きました。途中胸が苦しくなる部分もあったけど、読み終わって一言、「よかった」。本当にこの言葉が全てを表していると思います。ハードカバーでとても分厚かったですが、一気に読みました。

『ワンピース』
これは言わずもがなですね。いろんな場面で泣きました、感動して。私もルフィと友達になりたいし、ルフィのために体を張りたい。

 おいしそうな食べ物が出てくる本
『和菓子のアン』
読み終わったら絶対に和菓子屋さんへ直行すると思います。食べ物の描写が、もう、本当においしそう。これを書いている今も、あんこがぎっしり入っているお饅頭が食べたくなってきました。

 続きが気になる本
『銃とチョコレート』
続きがある本ではないのですが、ページをめくる手が止まらないという意味で選びました。少年リンツの冒険小説。子ども向け冒険小説と侮るなかれ。大人が読んでも夢中になる展開に、あっとう言う間に読み終わること間違いなしです!

 絵や音楽に触れたくなる本
『のだめカンタービレ』
高校生の時に読んで、音楽大学への進学を一瞬考えたほど、とにかく音楽がしたくなる漫画です!好きすぎてドラマもアニメも見ました!

 ちょっと怖い本
『暗いところで待ち合わせ』
表紙がちょっぴり怖いですが、中身は心が温まる作品です。タイトルの意味は作品を読んでみたらきっとわかるはず!

文字が少ない本
『Good Luck』
あっという間に読み終わるのに、心にぐっとくる作品です。実は、特装版の赤い表紙のものを持っていて、とてもお気に入りです。

 考えさせられるテーマの本
『きよしこ』
どの年代の人が読んでも、その時々で考えさせられる作品だと思います。短編連作なところも、考えさせられる理由の一つなのかもしれません。

『こころ』
高校の授業で読んでから今まで、何度も何度も読みました。登場人物の「先生」と自分を重ねてしまって、読んでいて本当に苦しくなります。それでも、何かを得たいと読まざるをえない。この作品を読むと、自分の勝手な部分を本当に反省します。歳を重ねるほど、読んでいて苦しくなるけれど、それだけ成長もしているのかなと思えます。この作品は小学生にはまだ早いけれど、人生で一度は絶対に読んでほしい。そんな作品です。そして、これだけ経ってもそう思わせる表現ができる夏目漱石が、すごい。

Q6 みんなに向けて一言をお願いします

こんな時だからこそ、本を読もう!
なかなか難しい本も多く紹介してしまいましたが、自分で読んで本当におもしろかったものばかり紹介しました!
本は普段自分が行けない世界へ連れていってくれるステキなものです。
この機会に、いろいろな世界へ旅しよう!

 

今だからできること(保護者向け)

 今日は保護者の方向けの記事です。
 自分たちで見ている小学校の皆さんは、おうちの方にぜひ「今日はおうちの人向けだよ」と教えてあげてくださいね!

 さて、先日、映画を見ました。映画といっても、映画館で見たわけではもちろんなく、かといってDVDになっていたりするものを見たわけでもなく、最新作、公開からまだ一週間もたっていない映画です。
 それは、行定勲監督の『きょうのできごと a day in the home』というYouTubeで公開されている映画です。まるでオンライン飲み会のような画面で進行する、リモート撮影で作成した映画だそうです。
 とある情報番組で紹介されていて知ったのですが、そこで監督は「(画面の向こうへの演技指導などができないので)映画としては不完全なものだが、見てくれた人に何かが伝われば」といったコメントをされていました。
 私はこの現状の中、どうしても今までのような完全なものを目指そうと思ってしまいがちなのですが、不完全でもいいから今できることを見つけて実行していこう、という思いにさせてくれる作品でした。
 家にいる時間も長く、お子様とずっと一緒にいる生活、それらはよい面もありつつ、今までとは違う生活に気持ちが下がることもあるかもしれません。そんな時には息抜きに、42分ほどの短めの映画ですので、お時間があれば、ぜひ見てみてください。そして、今だからできることをお子さんとぜひ試してみていただきたいと思います。

きょうのできごと a day in the home
https://www.youtube.com/watch?v=pc8u9n3HTTA

 

作家さん(木村研さん)のこと

 去年、4年生(現5年生)に絵本作家の木村研さんが出前授業をしに来てくれました。そこで木村さんにたくさんのお話をしてもらい、自分たちで一冊の本をつくりました。お話づくりがニガテと思っていた人もあっという間にお話を思いついて楽しそうにしていましたね。
 さて、そんな木村研さん、今はたくさんの短いお話をインターネットにアップしています。毎日の音読にもピッタリの長さです。リンクをのせますので、ぜひ見てみてくださいね!

https://note.com/yomuyonde

 また、家で過ごす時間も長くなってヒマな時間がふえてきた人は、木村さんの書いたこんな本もあります。

いつもならいそがしくて作れないようなおもちゃ作りにもチャレンジしてみてくださいね!

 

先生たちのおススメ本紹介 その2

昨日に続いて、今日も小学校の先生たちが自分のお子さんに読み聞かせている本のご紹介です。さあ、どの先生のおススメか、分かりますか?

『もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう』
土屋 富士夫(つちや ふじお)作・絵 徳間書店

ひでくんに次々に襲い掛かるピンチ!色々な人(?)が見たことのないような個性的なトイレに誘ってくれるのですが…。ひでくんの必死な様子を応援しつつ、こんなピンチもあるかもね、と笑ってしまいます。「もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう」のリズムに乗って楽しく読み進められます。

あれ?あそこに とっても あわてている おとこのこが いるよ。もっちゃうもっちゃうもうもっちゃうって…
おしっこに いきたいの?それなら ちょうど いくところだから いっしょに いってあげよう。
え?ぼくの トイレでは できない?じゃあ しかたがないなあ…。
あのこは ぶじに トイレに いけたかな?

 

『おまえうまそうだな』
宮西達也(みやにしたつや)作・絵 ポプラ社

するどい目つきをした肉食恐竜ティラノサウルス。赤ちゃん恐竜を食べようと、よだれをたらしながら「お前うまそうだな」と近づきます。一方ひとりで生れてきた、小さく弱い草食恐竜アンキロサウルスの赤ちゃん「ウマソウ」。「ウマソウ」には純粋な心とやさしさしかありません。ティラノサウルスとウマソウの突然始まった共同生活。素敵な親心を感じられるお話です。

ぼくのなまえは、「ウマソウ」なんでしょ。ここからはじまる、ものがたり。「くさよりも、にくのほうが・・・。い、いや おとうさん おなかすいていないから、おまえ、ぜんぶたべろ。」「ぼく、おとうさんみたいになりたいんだ。おとうさんとぜったいいっしょにいる!」とつぜんおとうさんになってしまったティラノサウルスとおとうさんとしんじているウマソウ。さいごはどうなってしまうのでしょう・・・。

読み聞かせにおススメの本なので、ぜひ、おうちの人に読んでもらったり、弟や妹に読んであげてみてくださいね!

 

先生たちのおススメ本紹介 その1

 今日は、小学校の先生たちからのおススメの本のご紹介です。今回紹介した本は、先生たちが家で自分のお子さんに読み聞かせをしている本です。どの本がどの先生の紹介かな?なんてことを想像してみても楽しいですね!今日は、2冊をご紹介します!

「へんてこもりシリーズ」
高楼 方子(たかどの ほうこ)作・絵 偕成社

『ヘンテ・コスタのもり』
「へんてこもり」と呼ばれるようになった森では、本当にへんてこなことが起こります。しりとりの続きが思いつかなくて「まるぼ!」と適当に言ったら、本当に「まるぼ」という名前のヤカンの形をした生き物が出て来たり、歌を歌ってスキップしないと「コドロボー」につかまってしまったり 読んでいて、次は何が起きる…のかな、とわくわくどきどきします。また、文章全体にユーモアが散りばめられていて、どの場面を読んでもくすっと笑いがこみあげます。
登場人物の会話や歌が面白いので、友だちと再現して楽しむのもよいと思います。

やあ、ぼくはまるぼ!ヤカンもく、マルヤカンか、マルボというのが、どうぶつがくしゃによる わたしのぶんるい。だから、みたかんじ、ヤカンににているかも。ぼくがいるのは、へんてこもり。へんてこもりでは、まいにち、おもしろい へんてこなことが おきるんだ。みんなも、あそびにおいでよ。たのしいなかまが、たくさんいるよ。よくきてくれるのは、そらいろようちえんの4人のともだちなんだ。このまえも、その4人と、しりとりをしてあそんだばかり。こんどは、なにをしようかな。
 

『そらまめくんのベッド ≪こどものとも≫傑作集』
中屋 美和(なかや みわ)作・絵 福音館書店

自分のベッド(殻)が一番大好きなそらまめくん。たくさんのお友だちがそのふわふわのベッドに寝かせてよ、とお願いしにくるのですが、色々と理由をつけて貸してあげられません。
そんなある日、そらまめくんの大事なベッドがなくなってしまって…。
自分のことしか考えられなかったそらまめくんですが、大事なベッドがなくなって、友だちに優しくすることの良さに気づきます。お友だちに優しくなれる本です。
このお話はシリーズになっており、続きの話もあります。

みんなの たからものは なに?ぼくの たからものは ベッド。くものように ふわふわで わたのように やわらかい。よく ねむれるから、あさも すっきり おきられるよ。たからものだから、だれにも かしてあげない。ぼくだけの ベッドだもの。でも、その たいせつな ベッドが、なくなっちゃったんだ!!みつからなかったら どうしよう… 。
 

 さあ、どの先生の紹介か分かったかな?明日ももう2冊ご紹介します。お楽しみに!

 

「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」1巻無料公開中!

 大人気シリーズ、「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」の1巻が、現在偕成社のホームページで無料公開中です。
 悩みを抱えた人のところに現れる銭天堂。そこで売られている不思議な駄菓子の力で、人々の悩みが解決していきます。でも、駄菓子の力に頼りすぎたり、約束を守らなかったりすると……。
 ちょっと怖いお話もあるけど、短くてスラスラ読める、小学生に大人気のシリーズです。まだ読んだことがない人はぜひ読んでみて!期間限定なので、読みたい人はお早めに!

偕成社 https://www.kaiseisha.co.jp/

 

ベートーヴェン

 今日は、ある先生からの文章を載せています。音楽と本に関することを書いてくれました。さあ、だれ先生が書いた文章か、わかるかな?


 先生は、小学生の時に「ベートーヴェン」という漫画形式になっている伝記の本を読みました。読書が苦手であった先生にでも漫画になっていることでとても読みやすく楽しく読むことが出来ました。その時に一番覚えているのがベートーヴェンは耳が聴こえなくなった作曲家であったということです。音楽家にとって音が聴こえないというのは最も辛いことです。それは音楽を続けることさえ難しくなってしまう大きな問題です。しかしベートーヴェンは聴こえなくなってからも曲を書き続け、今に残る偉大な曲を残しているということを知りました。

 本当の驚きは大人になってからです!!

 桐蔭小学校では、音楽会で「よろこびのうた」を全員で歌っています。これは、ベートーヴェンの「交響曲第9番(通称だいく)」の一部を歌っています。実際の曲は、オーケストラで編成されており時間は約74分の壮大な曲です。ベートーヴェンは、その曲を全く耳が聴こえない状態で書き上げました。先生が本を読んだ頃はそこまでの大曲ということは知りませんでした。大人になって第九の全てを聴いたとき、小学生の時に知ったことと、実際の曲の結びつきは想像を超える驚きと大きな感動を感じました。
 是非、皆さんも時間がある今こそ伝記を読んでみてもいいかもしれませんね。そしてベートーヴェンの第九も是非聴いてみて下さい。

おまけ
 一説によるとCDの時間(74:42)は第九がすべて入るために決まった。とも言われています。耳が聴こえない中でそれだけの影響を与える曲を作った「ベートーヴェン」。
 すごいですねー!
 この長い曲を全部聞いてみたい人は、リンクを貼っておきます。実はこの楽団には先生の友達もいますよ。ぜひ聞いてみてくださいね。

https://www.youtube.com/watch?v=b7SrTczS3uY