投稿者「toin-ekl02」のアーカイブ

昔話のお話 その3

 昔話のお話、第三弾です。昔話シリーズ最終回です。(多分)

 さて、「昔話」、と言われるとよくイメージされるのがグリム童話、イソップ物語、アンデルセン童話です。この中には一つ、昔話でないとはっきりしているものがありますが、どれかわかりますか?
 正解は、「アンデルセン童話」、です。簡単に説明しましょう。
 グリム童話はヨーロッパの昔話を集めてグリム兄弟という人たちが本にまとめたものです。まとめたグリム兄弟の名前がついていますが、中身は昔話。
 イソップは古代ギリシアの人といわれています。その人がつくったお話をまとめたものと言われています。そのため昔話かどうかは微妙なところですが、ただ、あまりに昔のことでそれが本当にイソップの書いたものなのかどうかがはっきりわからないので、昔話の仲間に入っているようです。
 最後のアンデルセン童話は、デンマークという国のアンデルセンが書いたお話です。書いた人がはっきりわかっているので、これはあまり昔話とはいいませんが、書かれたのが200年近く前なので、昔話グループと一緒に紹介されていることも多く、紛らわしいですね。

 アンデルセンが書いたお話は「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」「人魚姫」などのお話があります。どれも有名なので、聞いたことがある人も多いでしょう。
 昔話ではありませんが、心に残るお話がたくさんあるので、ぜひ、こちらも特に高学年の人は読んでみてくださいね!

 それでは、また次の記事で!

 

昔話のお話 その2

 前回に引き続き、昔話のお話です。今日は「昔話ってなに?」というお話。

 木曜日の動画でも少し言いましたが、昔話(民話とも言います)とは、人々の間で語られながら今に伝わった物語です。特定の誰かが書いたことが分かっているお話や、昔のことを最近になって書いたお話などはあまり昔話とはいいません。
 「むかしむかしあるところに」、で始まる、いつのことか、どこのことかもわからないようなお話を昔話、ということが多いです。
 反対に、これはおそらくこの時代のここで本当に起きたことだろう、というものは伝説と言います。詳しく話すと長―いお話になるので、興味がある人は違いを調べてみるのもよい自由研究になりますよ!

 さて、前回の記事のクイズですが、「世界五大昔話とは?」、という質問でした。予想はできましたか?それでは発表します!

 三匹の子ぶた
 ヘンゼルとグレーテル
 あかずきんちゃん
 おおかみと七匹の子やぎ
 ブレーメンのおんがくたい

 この五つでした!実はこれは童心社、という会社から出ていた紙芝居のセット、「世界五大ばなし」に入っているものです。世界五大昔話ははっきりときまっているものがあるわけではないので、出版社や人によっていろいろ違います。こちらも自分のおススメ五大話を考えても楽しいですね!

 ところで、上に書いた五つのお話は、ほとんどがグリム童話です。じゃあグリム童話って何?イソップ童話とかもあるよね?というふしぎがわいてきますね。
 それについては、また明日!

 

電子図書館に新しい本が増えました!

本日、40冊の本が追加されました。
15日にも新しく英語の本や空想科学読本などが読めるようになっています。
今日は青い鳥文庫やつばさ文庫などもたくさん入りましたので、ぜひ見てみてくださいね!
家から出ずに新しい本が読める!使わないと損ですよ!

※上のメニューの「特集」から「小学校の本棚」を選ぶと、小学生向けの本がすべて見られます。使ってみてね!

18日から新しく読めるようになった本

「星の王子さま」サン=テグジュペリ著
「オズの魔法使い」L.フランク・ボーム作
「あらしのよるに」木村裕一作
「電池が切れるまで」宮本雅史作
「ごんぎつね・てぶくろを買いに」新美南吉作
「小公子セドリック」バーネット作
「バッテリー1」あさのあつこ著
「長ぐつをはいた猫」シャルル・ペロー原作
「リンカーン」越水利江子作
「あさひやま動物記1オオカミの森とホッキョクグマ@旭山動物園」小菅正夫作
「注文の多い料理店セロひきのゴーシュ」宮沢賢治作
「アルプスの少女ハイジ」ヨハンナ・シュピリ作
「トム・ソーヤーの冒険」マーク・トウェイン作
「赤毛のアン新装版」L.M.モンゴメリ作
「大どろぼうブラブラ氏」角野栄子作
「卵の緒」瀬尾まいこ著
「クレヨン王国の十二か月新装版」福永令三作
「源氏物語新装版」紫式部作
「竹取物語」時海結以文
「平家物語」時海結以文
「クリスマス・キャロル」ディケンズ作
「ぼくらの心霊スポット1うわさの幽霊屋敷」あさのあつこ作
「ラストラン」角野栄子作
「怪談」小泉八雲作
「時をかける少女」筒井康隆作
「小公女セーラ」バーネット作
「若草物語」L.M.オルコット作
「南総里見八犬伝」滝沢馬琴作
「秘密の花園」バーネット作
「坊っちゃん」夏目漱石作
「自信の育て方電子書籍版(学校では教えてくれない大切なこと)」藤美沖マンガ
「失敗図鑑」大野正人著
「くもの糸・杜子春新装版」芥川龍之介作
「TheMANZAI上つきおうてくれ」あさのあつこ著
「古事記」斉藤洋文
「怪盗道化師」はやみねかおる作
「獣の奏者1」上橋菜穂子作
「物語ること、生きること」上橋菜穂子著
「白旗の少女」比嘉富子著
「呉書三国志」斉藤洋著

 

昔話のお話 その1

 昨日は各学年に読書の動画が配信されました。全学年、同じ内容を配信しています。1分間の昔話勝負、みなさん、どれくらい思いついたでしょうか?
 さて、動画でもお話した日本五大昔話。一般的には「ももたろう」「さるかに」「はなさかじい」「したきりすずめ」「かちかちやま」とされています。実はこれらのお話は、全部同じパターンが含まれています。なんだかわかりますか?
 それは、「悪いことをしたものが痛い目を見る」ということです。オニ、サル、いじわるじいさんやばあさん、たぬきなど、みんな悪いことをして罰を受けています。何百年も昔から人々が楽しんできたのは、正義が勝つお話、というのは面白いですね。
 これは日本だけではありません。外国の昔話も、こうした正義が勝つお話がたくさんあります。水曜日に紹介した記事の「NHKforSchool」や「Yahoo!きっず」のところで、昔話の動画がたくさん見られますので、興味がある人はぜひ見てみてくださいね。もちろん、
五大昔話も見られますよ!

 ところで、この五大昔話ですが、だれがいつ決めたのかははっきりしていません。なので、人によっては違うお話を入れることもあるようですし、三大昔話や七大昔話、なんてものもあるようです。自分なりの五大昔話を決めてみても面白いですね。
 さらに、日本だけではなく、世界五大昔話なんてものもあります。何が入っていると思いますか?
 ……長くなってしまったので、今日はここまでにします。世界五大昔話は次回の記事でご紹介します!予想してみてくださいね!

 

今日は何の日?

 学校が始まるまであと何日だろうと毎日指折り数えている人もいるのではないでしょうか。過ぎ去っていく1日1日にも「今日は〇〇の日」というものがあります。
 4月16日は、今から32年前にあのジブリの名作「となりのトトロ」が公開された日です。実は、「となりのトトロ」の主人公は当初は、サツキとメイではなく、1人の女の子の設定だったようです。しかし、上映時間が延びることになったので、1人の女の子からサツキとメイの2人に変更し、役割を分割したと言われています。

 そんな皆さんも観たり、読んだりしたことのあるジブリのおすすめ作品をいくつか紹介します。
 

『魔女の宅急便』
 魔女として決意した13歳の少女キキ。魔女の修行をするために、コリコの街に定住することに決めた。その街で出会った、パン屋のおソノさんや馴れ馴れしいトンボという男の子・・。
 ある日突然キキは魔法の力を失い、空もうまく飛べず、相方の黒猫のジジとの会話ができなくなります。魔法が使えなくなってキキは果たしてどうなってしまうのでしょうか。

『借りぐらしのアリエッティ』
 メアリー・ノートンの著書『床の下の小人たち』を原作として作られた作品。主人公は14歳の小人の少女アリエッティ。「人間に見られてはいけない」という掟の下古い屋敷の床下で人間生活品を借りて、密かに暮らしていたが、「借り」をしようとしていたある日の夜。翔という人間の男の子に見つかってしまう。翔は心臓の病を抱えていた。小人のアリエッティと病を抱えた翔のお互いに伝えたかったこととは・・・。

『ハウルの動く城』
 ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『魔法使いハウルと火の悪魔』を映画化。こちらが1巻で、2巻に『アブダラと空飛ぶ絨毯』があります。映画と本とでは、かなりイメージが違うかもしれません。映画を観てから読むか読んでから観るか、悩みどころ。ちなみに魔法使いハウルは有名なタレントさんが声優をされています(最近は有名なあのハンバーガーチェーンのCMに出ている人です)。きっとみんなも知っている人だと思いますよ。

 他にも、ジブリの作品はたくさんあります。この機会にジブリの世界を映像でも本でも楽しんで見てください。
 

~おまけ~ 
 「今日は何の日?」という本はいくつも出版されています。何気なく過ごす1日がどんな日なのか考えながら過ごすのもいいかもしれませんね。

 

家庭で楽しく学習

 自宅学習中、家でのんびり過ごしているのもいいけれど、学習ももっとしたいなぁ。そう思っている人はいませんか?
 普段から学習が好きな人はもちろん、普段はあまり進んでやらない、という人も、これだけ家にいる時間が長いとちょっとやりたくなってきますよね。
 そこで、今日は、家にいる今だからこそできる、オンラインで使える学習をご紹介します!
 いろいろあるので、自分が興味が持てそうなものを探してみてね!
 

Benesse
 登録など不要で、無料で使えるプリントや動画がたくさんあります。特に「きょうの時間割」というコンテンツは9時から12時ごろまで毎日違う動画を配信しています。読書や化学実験などもあり、飽きずに毎日楽しめます。幼稚園向けにオンライン幼稚園もあります。

Yahoo!きっず おうち学校
 動画コンテンツやプログラミング、塗り絵などの息抜きも豊富。昔話の動画は低学年にもぴったりです。以前から公開されていたものをまとめているので、コンテンツ量がとても多いです。

NHK for Schoolおうちで学ぼう!
 たくさんのコンテンツを教科などにわけて見やすくまとめています。プログラミング的思考を学べる「テキシコー」や様々な大スケールの実験を行う「大科学実験」、昔話を役者さんが演じる「おはなしのくに」など、大人も楽しめる動画が盛りだくさんです。

文部科学省 子供の学び応援サイト
 ここで紹介してきたもののほかにも、たくさんのサイトが紹介されています。今までに紹介してきたものでは足りない!という人は、ぜひこちらも見てみてくださいね!

 

 

映画がある本の話

 本をじっくり読む時間、とても素敵な時間ですね。多くの人の心を動かす本は、本以外にもいろいろなメディア化されているものがあります。今日は、そんな中から映画化されている本をご紹介します。自宅の環境によっては、サブスクなどで家で映像を見ることが出来る人も多いと思います。良ければ見てみてくださいね。

 

<絵本から>
『グラファロ』
 ネズミが食べられそうになるたびに、グラファロと約束がある、といってその場を逃げ出します。森のみんなが怖がるグラファロとはいったい・・・?

『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』
 こちらも食べられそうになるネズミが出てきます。クマのアーネストおじさんはセレスティーヌと暮らすうちに情が移ってしまい・・・・・・。映画を絵本化した作品です。

『ピーターラビット』
 かわいい絵を見たことはあるかもしれませんが、意外と読んだことがある人は少ないかも?原作もそうですが、映画もちょっと過激な展開が多いので、高学年向けかもしれません。

 

<読み物から>
『忍たま乱太郎』
 朝日小学生新聞で長寿連載されていた忍たま乱太郎は、実写映画があります。アニメとはまた違う乱太郎たちの活躍が見られます。

『ルドルフとイッパイアッテナ』
 ひょんなことから遠くの町へ来てしまったルドルフ。飼い主のもとに戻るため、東京で出会ったイッパイアッテナに協力してもらい・・・・・・。

『パディントン』
 イギリスの町でくらすことになったクマのパディントンのお話。かわいらしいけどたくさんのトラブルを巻き起こすパディントンから目が離せません!2もあります。

『リトルプリンス 星の王子さまと私』
 原作をもとに映画オリジナルストーリーになっています。本を読んでから見た方がきっと楽しめると思います。

 

 今回は割と新しめの映画を中心に紹介しました。昔ながらの名作を映画化したものもたくさんあるので、機会があればそちらもご紹介します!

 

桐蔭電子図書館のお知らせ

桐蔭学園の電子図書館が今年度よりオープンしました。

電子図書館はこちら

小学校のみなさんも利用することが出来ます。
(幼稚園のみなさんは残念ながら利用ができません。)

桐蔭学園図書館のページから左下の電子図書館のバナーをクリック、

 

 

一番最初のLibrariE(ライブラリエ・日本電子図書館サービス)
のアイコンをクリックしてIDとパスワードに身分証の番号を入れると利用ができます。

パスワードは変更できますが、こちらでは確認ができませんので、忘れないものにしてください。
詳しくはURLの先にある使い方を、おうちの人と一緒に読んでください。

 

大学などの人たちも使うので、難しい本も多いですが、小学生のみなさんが楽しめる本もこれから少しずつ増えていきますので、お楽しみに!

<使う時に気を付けて欲しいこと>
・電子図書館の本は貸し出し回数に上限があります。読もうかどうか迷ってとりあえず、で借りてしまうと貸し出し回数が減ってしまい、みんなが困ります。中身を見てみたいときには、「試し読み」にしてください。
・電子図書館の本を読めるのは、学籍番号(身分証の番号)を持っている人だけです。貸し出し回数に限りがあるので、友達に番号を教えてあげて読ませたり、家族の読みたい本を借りたりはしないようにしてください。

 

自宅で読める電子書籍情報

休校期間中にみんなに本を読んでもらいたいということで、出版社が無料で電子書籍などを読めるようにしてくれています。
期間限定ですが、インターネットにつなげればどこでも無料で見ることが出来ます。
人気のあのシリーズや、名作などもたくさん公開されているので、ぜひ見てみてください。

ヨメルバ(KADOKAWA)4月30日まで
30冊の児童書が無料公開!シートン動物記やぼくらシリーズなども読めます。

小学館版日本の歴史全巻無料(小学館)4月12日まで
図書室にも入っている歴史マンガが全巻読めます。

銀の鈴社電子ブックストア(銀の鈴社)4月10日まで
500冊が無料公開中。谷川俊太郎や井上靖、内田麟太郎作品など多数あります。

おうち時間を楽しむコンテンツまとめ(福音館書店)特に期限なし
ぬりえや工作、月刊誌の電子書籍などを公開中。

読売新聞(読売新聞社)5月6日まで
読売KODOMO新聞の中からおすすめの号をピックアップ。

朝日小学生新聞(朝日学生新聞社)4月下旬まで
小学生新聞の人気コンテンツなどを公開。

子供の科学無料公開特設ページ(誠文堂新光社)特に期限なし
学校にも届いている子供の科学からおすすめの号をピックアップして読めます。

 

キリリン図書館ニュース、スタート!

こんにちは!昨年度に引き続き、図書館担当の石故(いしこ)です。
昨年度から知っている人は今年度もよろしくお願いします。
今年度はじめましての人はこれからたくさんお話ししていきましょう!

いよいよ新年度が始まりましたね。
いつもの年とはいろいろ違う日々ですが、このブログでは、そんな時だからこそ役に立つ図書室からのお知らせ、本や家庭でできること、先生たちのおススメの本の紹介などをしていく予定です。
全部読んでもよし、興味のありそうな記事だけ読むもよし。
家にいる間の時間の充実にこのブログを役立ててくださいね!

このWEBページを見るとき、使うときの注意(お家の人と一緒に見てください)
・見る方法や時間などをお家でのルールをしっかり守って使ってください。
・画面を見るときには画面から離れて見るようにしてください。
・情報はどんどん新しくなりますので、すでに変わっていることがあるかもしれません。更新日時をよく見てください。
・外部リンク(学校以外のページ)に行けるリンクを貼りつけることがあります。
・紹介している情報を利用するために、サイトへの登録やアプリのダウンロードが必要なことがあります。その場合は勝手に登録やダウンロードをせず、必ずお家の人に見てもらってください。

<保護者の方へ>
・紹介している情報の利用にサイトへの登録やアプリのダウンロードが必要なことがあります。安全面には配慮して配信しますが、ご家庭でも確認をお願いします。
・あまり難しい漢字は使いませんが、全てひらがなにしてしまうと見づらいため、お子さんが1人で読むのは難しいことがあります。WEBページに振り仮名を付けてくれるサービスがありますので、必要に応じてご利用ください。

ひらひらのひらがなめがね ふりがなつけます

また、Googlechromeをお使いの方は、振り仮名を付けるための拡張機能があります。