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ロイロノート、みんなの感想公開は明日まで!

 以前読書の時間にみんなに書いてもらった感想、現在ロイロノートで公開中です!明日まで同じクラスのみんなの感想やおススメ本が見られますので、まだ見ていない人はぜひ見てみてくださいね!

 1、ロイロノートを開く
 2、読書(5,6年生は国語)のノートを開く
 3、左側の「提出」アイコンをクリックする
 4、「読書の感想提出箱」をクリックする

この手順で見られます。面白そう!と思った本があったら、ぜひ読んでみてくださいね!そして、もしも誰かの紹介した本を読んだら、ぜひその人に自分の感想も伝えてあげてください。きっと、楽しい会話ができると思いますよ!

 

みんなが作ったクラゲクイズ 解答編

 昨日の問題、みなさん、解けましたか?
 まだ昨日の記事を見ていない人は先に昨日の記事を読んでから今日のものを見てくださいね!それでは、解答の発表です。

 どうでしたか?予想は当たっていましたか?
 面白いクイズを思いついたら、ぜひまた先生にも教えてくださいね!

 

みんなが作ったクラゲクイズ

 読書のオンラインプログラムで、先生から「クラゲクイズ」という問題を出しました。
 クラゲの足(正しくは足ではありませんが……)にヒントが書かれていて、そのヒントから、頭に書かれているお話の題名を考える、というものでした。
 4年生に提出してくれた人がたくさんいたので、先生が出してくれたものを見ることができました。どれもよくできていて、なるほど、と思わされるものがたくさんありました。中には足を書き足して20本以上の足のクラゲにしてくれた人もいました。
 今日は、それらの中から、いくつかをご紹介します。頭の部分は隠してありますので、何のお話なのか、考えてみてください。明日の記事で正解を発表します!

 

先生インタビュー④

 先生インタビューも、4回目になりました。今日は、高学年の国語の授業をしてくれる、薩川先生へのインタビューです!
 みんなが聞いたことがある本も出てくると思いますよ!読んでいない本があれば、ぜひ読んでみてくださいね!

<先生へインタビュー!>
Q1 名前、担当教科や学年を教えてください。

薩川 浩平(さつかわ こうへい)
6年2組担任
5・6年国語担当

Q2 先生のマイブーム、趣味は何ですか?

スポーツ観戦です。サッカー、野球、バスケットボールなど、いろんなスポーツを観ます。ただ、最近は、どのスポーツも開催されておらず、見ることができないのが残念です。

Q3 小学生のころに読んで好きだった本は?

昨年映画にもなった『ぼくらの七日間戦争』です。色々なキャラクターが、それぞれの個性を発揮しながら目の前の問題に立ち向かっていく姿が好きで、このシリーズの小説をたくさん読んでいました。

Q4 最近読んだ本で面白かった本は?

『実践! ペップトーク』という本です。ペップトークとは、もともとアメリカのスポーツ界から生まれた言葉で、相手を励ましたり、やる気にさせたりするための言葉の使い方や話し方です。自分が使う言葉を見つめ直すために、とても参考になりました。

Q5 各テーマのおススメの本は?

 読んだら元気が出る本・友達を大事にしたくなる本
『くちぶえ番長』重松 清
小学生が主人公の作品です。主人公のマコトの行動や言葉から、元気をもらえますし、それに応えようとするツヨシの姿から、友だちの大切さを感じました。

 おいしそうな食べ物が出てくる本
『からすのパンやさん』かこ さとし
おいしそうなパンがたくさん出てくるので、このパン屋さんに行ってみたくなります。

 体を動かしたくなる本
『スラムダンク』
バスケットボールの漫画です。先生は中学・高校とバスケットボールをしていたので、読むとバスケットボールがしたくなります。

 絵や音楽に触れたくなる本
『くちびるに歌を』中田 永一
合唱をテーマにした作品です。合唱に向き合うことで、登場人物が色々な思いをめぐらせ、成長していく様子がいいな、と思いました。

 考えさせられるテーマの本
『子どものための哲学対話』永井 均
二人の登場人物が、お互いの考えについて対話をしながら、様々なテーマについて考えを深めていく本です。先生も読みながら色々と考えさせられました。

Q6 みんなに向けて一言をお願いします
 みなさん、家にいる時間が長くなる今だからこそ、本に触れ合ってみるとよいと思います。本を読むのがあまり好きじゃない、という人も、まずは自分が「面白そう」と思ったものに手をのばしてみてはどうでしょうか。思い返すと、先生も小学生のときは本をあまり読むタイプではありませんでした。表紙やタイトルを見て「ちょっと面白そうだな」と感じることが、本を読む入り口になっていたと思います。短い本でも構わないので、自分が気になった本ぜひ手をのばしてみてください。

 

「世界を動かす言葉」の感想―読書の授業から その2

 昨日の続きをご紹介します!


・私自身はあまり記憶がないのですが、幼稚園の時にこの絵本を読んでもらったことがあるそうです。5年生になった今、もう一度読んでみることにしました。コロナが世界中の人々を苦しめていますが、ここで私たち人間も立ち止まって本当に大切なものは何か考えなければならないと思います。

・人は幸せになるために生まれてきた。人は一人では生きていけない。幸せになるためには、誰かの力が必ず必要です。自分も誰かに何かをあたえられるようになるために、勉強や見たり聞いたり体験したりすることが大事なことだと思いました。

・大統領はいろんな経験をして、その経験を生かしていろんな人たちに自分の思いを伝えていたし、その思いが通じた人からまた発信していて、いい循環だな、と思った。

・「すごく贅沢をしていたり、無駄遣いなどをたくさんしていると失われないはずだった命が失われてしまっている」と大統領が言っていたところが印象に残っています。自分たちが意識しないところで自分やほかの人の命を奪ってしまうかもしれない行動をとっていることの恐ろしさを感じました。

・りんごを使って「幸せ=持ち物/欲望」として説明しているところがわかりやすかった。物の価値や幸せとは何かを考えさせられた。僕が思っていた幸せと本当の幸せは全然違っていた。

・大統領のスピーチで主人公の考え方が変わって友達に悪口を言われても、その友達が困っている時には助け合って友情が深くなっていくところがいいと思った。

・人間の生き方が分かるとても良い話でした。今を知ることができ、貧しいとはどういうことかわかります。

・誕生日に自宅のものとは別に自分専用のタブレットかスマートフォンをプレゼントをもらえることになったのですが、本当にそれでいいか考えました。欲しいという気持ちと、物は大切にしないといけないという気持ちが交差しています。だから、誕生日のある7月まで、じっくり考えたいと思いました。

・ユウトとペペは全く同じだと思いました。なぜならユウトは他のクラスメートより圧倒的にペペの話をしっかりと受け止めていたからです。

 まだ紹介しきれなかった人もいますが、どうでしょう、こんなにたくさんの意見がありました!同じ本を読んでも人によって全然感想が違います。26日の記事にもあったように、こうして記録を取ると、その時の思いなどが分かるし、人との違いを感じられたりして面白いですよね。ぜひ、読んだ本は記録を残してくださいね!
 この本、読んでみたいな、と思った人は、明後日までヨメルバ(https://yomeruba.com/)で無料公開されてますよ!

 そして、今日から6月5日までの1週間、みんなが出してくれた提出箱を公開します。クラスの他の人のものも見られるので、ぜひ、みんなのおススメのものを見てみてくださいね!

 

「世界を動かす言葉」の感想―読書の授業から その1

 19日が締め切りだった、読書の感想、全部読みました。どれもとっても面白く、先生が読んだことのない本もたくさんあって、読みたくなりました!みんなのものを以前ご紹介しました。感想の中に、先生が紹介した『世界を動かす言葉』(百瀬しのぶ)を読んで書いてくれたものがたくさんあったのでご紹介します!すごく長く書いてくれている人も多いので、一部分の抜き出しです。つなぎ目など、多少直しているものもあります。
 たくさんあったので、今日と明日の2回に分けてお伝えします。


・アリシアはペペ大統領のスピーチを聞いたとたんに心が変わったのです。大切なのはお金だと思っていましたが愛に変わったのです。わたしもたしかに大切なのは愛だと思いました。

・ぼくが一番感動したことは、お金がほしい、何かをしたい、という欲が大きくなるとみんな満足できなくて幸せを感じなくなってしまうということです。今は外にいけなかったりいつもできていたことができないけど、家で工作したり弟と庭で遊んだりしています。毎日楽しいと思うことはたくさんあります。幸せは近くにあるんだな、と思いました。

・僕の印象に残ったところは「人生は短くあっという間です。」という言葉だ。なぜなら、僕は今まで「命は長く続くもの」だとおもっていたからだ。でも、たくさん勉強して世界を知り、そして大切な人生をかけてもよいと思える夢を見つければ、時間は早く過ぎるのだと思った。

・自分の欲をおさえて誰かのために行動できるようになれば、世界はもっとよくなると思います。ぼくも自分の欲によって行動するけど、もっと欲をおさえて人のためになるような行動をしたいと思いました。

・ユウトと林のポジティブな考えがすごく良いと思いました。この本をよめば自分の考えを見直すことができるよ!・スピーチから本ができるなんてすごいと思いました。ペペ大統領は「貧困=不幸」ではなくて、「欲望=不幸」と話しています。

・たとえ貧しくても国民のことをよく考えてくれてやさしい人がいた方がいいと思う。戦争にお金を使うより、平和のために使った方がいいと思った。

・「不幸とは少ししかもっていないということではなく、かぎりなく多くのものをほしがり、いつまでも満足しないことだ。」という言葉に感動したと同時に、自分は不幸なのか?と思った。大統領は持っているものは貧しいけど、心はすごく幸せだと思った。

次回に続く→

 

伝記を読んでみよう

 みなさん、伝記を読んだことはありますか?伝記とは、優れたことを成しとげたひとや、みんなが真似をしたくなるような立派な人のことを物語風にまとめたものです。
 そうした伝記になるような人のことを偉人と呼びます。偉大なことをなした人、ということですね。
 とあるテレビ番組で、日本人が好きな偉人ランキングを集計したそうです。その結果は、

 

第3位 エジソン

第2位 坂本龍馬

第1位 織田信長

 

となったそうです。きっとどの人も、名前を聞いたことがあったり、なんとなく、何をした人か知っていたりするんじゃないでしょうか。
  さて、一昨日、おうちの人向けに朝日小学生新聞の号外がメールで送られました。それによると、5月12日がフローレンス・ナイチンゲールの生誕200年だったそうです。
 ナイチンゲールは、感染症の予防に大きな功績を残した人です。新聞記事によると、約200年前にナイチンゲールがみんなに伝えていた感染症の防ぎ方は、今とそう変わらない、ということだそうです。
 こうして、ずっと昔の人の残したことを引継ぎ、より高めていけるのは人間の持つすごい力だと思います。だからこそ、みんなにもぜひ伝記を読んでもらって、偉人たちから多くのことを学んでもらいたいと思います。
 まだこの号外を読んでいない人がいたら、ぜひ読んでみてください。そして、伝記をぜひ読んでみてくださいね!

 ちなみに、偉人はみんな立派なことをした人たちですが、全てが完ぺきだったわけではありません。人間ですから、ダメなところもありました。そんなところが書かれている本が電子図書館にあります。「失敗図鑑」という本で、偉人たちのダメなところを特集しています。こんな本でいろいろな人のことを知って、興味を持った人のことを詳しく書いた本を読んでみるのもいいですね!

 

読後の余韻

「この本、ドキドキハラハラするシーンが多くてあっという間に読み終わっちゃったな~」
「主人公が最後に幸せになって、本当に良かった!」
「あれ、ここで終わり?この後主人公は一体どうなったんだろう?」
「登場人物Aが意地悪で途中までモヤモヤしたけど、最後の展開でスッキリした!!」
などなど・・・。読書を終えると、その作品に対する思いがあふれてくるものです。特に、それがステキな作品であればあるほど、あふれんばかりの思いでいっぱいになります。
そんな時、あなたはその「思い」とどのように接していますか?先生は、その思いを忘れないように「記録」しています。
読書とは、たとえ同じ作品を読んだとしても、その日の気分や体調、天気や出来事、また、それを読む年齢によって、得られるものが変わる、一期一会の体験だと思っています。だから、読後にあふれてきた思いも、その瞬間にしか得られない特別なものです。それを忘れてしまうのが「もったいないなー」と思って、一言二言ですが、その時の思いを記録しておくようにしています。同じ作品を読み返した時、過去の思いも共に読んでみると、とても面白いです。
また、自分の思いだけでなく、他の人の思いを共有するのもとても面白いです!今はインターネットやSNSの普及により、手軽に他の人の読後の感想を読むことができます。例えばこのサイト。

読書メーター
https://bookmeter.com/

本をタイトルで検索すると、その本について、いろいろな人の感想を読むことができます。自分と同じ思いを見つけて嬉しくなったり、自分が気づいていなかった伏線を発見したり、自分とは正反対の意見に驚いたり・・・。自分で得た思いをもっともっと深めることができて、読書体験の幅がぐっと広がります。
 なんだかこれって授業で友達と意見を共有する体験と似ていますね。自分で導いた意見はもちろん大切だけど、そこに他の人の視点が加わることで、自分の意見の厚みや深みが一層増して豊かになる。とてもステキな体験です。

 「記録」と「共有」、この2つをぜひ取り入れて、読後の余韻をより一層味わってみてくださいね。

 

横浜市立図書館

 昨年度末から公共図書館も閉まっていて、なかなか本を借りることができませんでしたね。もうすぐ街の図書館で本が借りられるようになるかもしれませんね。楽しみですね。家にある本を読み切ってしまった人は、早く行きたくてたまらない!という人もいるのではないでしょうか。
 横浜の図書館は、家にいる間の時間を有効に使えるように、いろいろな情報を発信しています。読み聞かせ動画などもあるので、これを見てまた図書館に行ける日を楽しみに待ちましょう!ちなみに、この中には横浜に伝わる昔話が紙芝居で紹介されています。
 残念ながら学校がある青葉区の昔話はないのですが、みんなの家の近くのお話はあるかもしれませんよ。横浜に住んでいる人もそうでない人も、ぜひ見てみてくださいね。

横浜市立図書館 おうちで楽しめるコンテンツ(動画、ぬりえなど)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/library/oshirase/douganado.html

 

「伊曽保」って誰のことかわかりますか?

 今年から幼稚園では絵本の時間がはじまりました。小学校は昨年度から読書の時間がはじまっていますね。みんなにたくさんの本を紹介したいので、図書室からもどんどん情報を届けていきたいと思っています。
 さて、小学校も幼稚園もオンラインプログラムが毎日配信されています。先日、幼稚園でも絵本の時間の配信がありました。その時に先生が「ウサギとカメ」のお話を読みました。これは、「イソップ物語(寓話)」のお話です。さて、今日の記事の題名の漢字、分かりましたか? そうです、伊曽保と書いてイソップと読みます。
 以前の記事でも少し紹介しましたが、イソップは約2000年前にいた、アイソポスという人のことです。ただ、現在に伝わるお話の中にはイソップが書いたものではないものも多く混ざっているそうです。なぜそんなことになったかというと、イソップのお話があまりに有名になり、そういったお話はみんなイソップ物語にまとめられたからだそうです。つまり、イソップ物語は「イソップが書いたお話」をまとめたものではなく、「世界の有名な面白いお話」をまとめたもの、ということですね。
 有名どころでは
 ・ウサギとカメ
 ・アリとキリギリス
 ・北風と太陽
 ・王様の耳はロバの耳
 などがありますね。どれもどこかで一度は聞いたことがあるお話なのではないでしょうか?
 2000年も前の子どもたちと今を生きる皆さんが同じお話を聞いて楽しめる……。本の素晴らしさの一つだと思います。知らないお話があったら、ぜひ、読んでみてくださいね!