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1 2025年1月11日 みらとび代表発表会(高校2年・中等5年)
2 2025年1月8日 高校ラグビー部 優勝報告会
3 2025年1月7日 高校ラグビー部 花園全国大会2連覇
 
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みらとび代表発表会(高校2年・中等5年)

1/11(土)、「みらとび代表発表会」が行われました。

さる11/12(火)、高校2年・中等5年の全生徒が各自の探究テーマに関して中間発表をする「みらとび発表会」が開催されましたが、そのうち各ゼミから推薦され、さらに検討して選抜された代表生徒8名による発表会です。

司会は実行委員の2人が務めてくれました。

関野映理さん(高2)による「確実なおみくじの攪拌方法」。回転のさせ方、容器の大きさ、おみくじの材質等から最も分散しやすい方法について考察しました。

島田 葵さん(高2)による「休日最終日の憂鬱を減らすには」。いわゆるブルーマンデーになりにくい休日の過ごし方について、おもに運動、睡眠の両面から考えました。

高平葵乃さん(高2)による「まぢンコの世界へ」。ミジンコと光の関係についてさまざまな実験を行い、その結果について発表しました。ミジンコへの愛情に溢れた発表でした。

伊藤晴香さん(高2)による「英文に返点は通用するのか?」。文法の構造が似ている英文と漢文を比較し、英文を漢文的に読むことの可能性について考察しました。

前田亜莉紗さん(高2)による「新記録はなぜ出るのか」。水泳において筋力、柔軟性、身長体重の重要性をふまえ、タイムを向上させるのに必要な条件について考察しました。

岩村 昊さん(高2)による「『能登半島地震の現場で見た現実』から考える地震対策」。震災に見舞われた能登半島へ実際に出向き、現地の方々への取材をもとに地震対策について考察しました。

大礒優一さん(等5)による「学校の iPad はどうあるべきか」。1人1台端末における問題点を指摘した上で、生徒が主体となって使い方を議論していくことを提言しました。

山下苺依さん(等5)による「なぜ私たちは”キモイ”に可愛さを見出すのか」。いわゆる「キモ可愛い」と感じる境界線を、主体の年齢とその対象に触れた時間の長さとの関係から考察しました。

それぞれの発表後は、グループワークで議論を深めます。

質疑応答も活発に行われていました。

これからの社会では、自分で問題解決していく力が不可欠です。桐蔭学園の探究(=「未来への扉」~略して「みらとび」)は、「アクティブラーニング型授業」「キャリア教育」とならび、学園が掲げる学びの3つの柱のうちの一つとなっています。

「みらとび」は、自ら設定した課題に対し、情報を整理・分析し、問題を解決する力を身につけることを目的としています。この授業によって、未来への扉を開いてほしいという願いから「未来への扉」と名づけたのです。

まずは身近な関心あるテーマに着眼し、「なぜ」と問いかけることを大切にしています。そのことを実感する機会となりました。

 

高校ラグビー部 優勝報告会

昨日1/7(火)、花園全国大会にて優勝を果たした高校ラグビー部が本日帰校しました。これに合わせ、学校の食堂で優勝報告会を開催しました。

昨年末からずっと大阪に滞在していた選手たち。疲労の色も見えますが、優勝した高揚感から晴れやかな表情をしています。

藤原秀之監督の挨拶から。大会期間中、一戦ごとに成長していった選手たちへの最大限の賛辞が送られました。

次に申驥世キャプテンからの挨拶です。多くの皆さまからのサポートに対する感謝の気持ちを語ってくれました。

溝上慎一理事長からの祝辞。高校ラグビー部の活躍は、近隣の皆さまの注目の的となっていることが述べられました。

私(岡田)からは、高校ラグビー部のスタイルである自分たちで考え、議論し、実践していくことの有効性をお話ししました。

その後、ジュースやお茶で乾杯を交わし、食事をいただきながらの歓談となりました。ここからは選手たちの様子をできるだけ多くの写真でお伝えします。

保護者の皆さんと。今までの集大成が最高の形で結実し、満足げな表情です。

監督とキャプテンの2ショット。

学園関係者と。

私との2ショット。

多くのメディアの方も取材に来てくださいました。

約2週間におよぶ大会期間中は、それこそ闘争心と緊張感とがMAXに高まった状態でしたが、今日はうって変わって皆穏やかな表情。普通の高校生の顔に戻っていたのが印象的でした。

令和になってから行われた6回の花園全国大会のうち、4回目の優勝を果たすという快挙を成し遂げてくれた選手たち。改めて彼らの健闘を讃えます。

 

高校ラグビー部 花園全国大会2連覇

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年の桐蔭学園は、今年も高校ラグビー部の活躍で始動。1月7日(火)、東大阪市花園ラグビー場で行われた全国高校ラグビー大会決勝戦に臨み、40-17で地元大阪代表の強豪・東海大仰星高校に勝利し、優勝することができました。2大会連続5度目の優勝です。

晴天に恵まれたものの、風が強く寒さが身に染みる花園ラグビー場。

溝上理事長と。

2連覇への期待が高まる桐蔭の応援席です。

いよいよkickoff。

前半1トライを決めたものの、その後しばらくは拮抗状態。ようやく前半終了間際に2つ目のトライを挙げることができました。

12-0で折り返し。まだまだ先はわかりません。さすが東海大仰星さん、手強い相手です。

後半がスタート。早々にトライを奪われて心配しましたが、その後は4トライを挙げて突き放すことができました。この間の選手たちの躍動は本当に見事でした。

 

そして遂にノーサイド。2連覇達成です。

昨年の花園全国優勝以来、周囲からは2連覇への期待が寄せられてきました。ラグビー部の生徒たちはそのプレッシャーをはねのけて、とういうかむしろそのプレッシャーをエネルギーに変えて、快挙を成し遂げてくれました。

自分たちで徹底的に考え、話し合い、それを丁寧に実践していく桐蔭のスタイルが、チームとして無類の強さを発揮すること、そしてそれがまた個人の成長にもつながるということを改めて実感する試合となりました。

私は今大会を通じ、生徒たちから多くのことを教わりました。そして、勇気をもらいました。生徒たちに感謝しています。

桐蔭学園高校ラグビー部を応援してくださった皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

2024年 最終登校日

12/24(火)、桐蔭学園では2024年の最終登校日を迎えました。

【桐蔭生の皆さんへ】

チャンスはどのように巡ってくるのでしょうか。

風をいっぱいに受けて進むヨットは、せっかく風が吹いていても、帆を張らなければそれを掴むことはできず、進むこともできません。

チャンスというものは、私たちの周りに平等に流れていると思っています。これが風です。要は、それを掴めるかどうか。帆を張ることができるか、ということなのです。チャンスとは、待つものではなく、自分から掴みにいくものなのです。

皆さん、生きるにあたって多くの選択肢を手に入れたいと思うでしょう。だったらそれは、どれだけ多くのチャンスを掴めたかにかかっています。どうか、迷うことなく帆を張ってください。

今年1年をふり返って、あなたはどれだけ成長しましたか。どれだけ多くのことにチャレンジできましたか。結果はどうであれ、チャレンジした回数だけあなたは成長できたはず。

今年も残すところあと1週間ほど。あるイギリスの政治家はこのように言っています。

「他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」

皆さん、素敵な冬休みを過ごしてくださいね。

【A棟マルチパーパスのXmasツリー】

 

卒業生パネルディスカッション「がんばれ!! 桐蔭学園!!」

12/19(木)、桐蔭学園の卒業生によるパネルディスカッション「がんばれ!! 桐蔭学園!!」を開催しました。今から12年前、卒業生であるやくみつるさんの「現役の桐蔭生にエールを送りたい」との発案でスタートしたのがこの企画です。

今回のパネリストは、やくみつるさん、デーモン閣下さん、椿鬼奴さん、ゆきりぬさん、そして森敬斗さんといった錚々たる桐蔭学園卒業生5名。参加した高校2年・中等5年生徒たちは、「画面の向こうの存在」である著名人の皆さんから、在学時の思いがけないエピソードや人生の貴重なアドバイスの数々をもらいました。

これから受験期を迎える生徒たちにとって、前向きに進んでいく活力につながったことと思います。

会の詳細については、後日あらためて報告します。

 

入試体験会&入試説明会(中等教育学校)

12/14(土)、中等教育学校の入試体験会&入試説明会が行われました。入試体験会とは、文字通り桐蔭学園中等教育学校の入試を「体感」できる機会です。小学校6年の受験生約500名が参加してくれました。

寒い中、保護者の皆さまとともに元気に到着。まずはシンフォニーホール前の受付へ。

ここから先は保護者の方と別れて受験生受付へと向かいます。

各受験教室では玉田校長から直接メッセージが。

「中学校に入学するのが楽しみな人?」との問いかけに、ほとんどの受験生がうなずいていました。

保護者の方はシンフォニーホールで行われる入試説明会にご参加いただきます。

ホールでは最初に玉田校長からご挨拶です。

「中学入試を、どうかお子さまの成功体験としてあげてください。4月の入学式で『この学校に入ってよかった』と思えるような体験とすること。それがお子さまの成長へとつながります」

次に各教科の教員から、本校入試問題のねらいや気をつける点、入学後の授業について説明がありました。

毎年、この入試体験会&入試説明会を迎えると、いよいよ入試の本番が近づいてきたことを実感します。受験生・保護者の皆さまにとって有意義な疑似体験であるのと同時に、私たち教職員にとっても入試に向けてさまざまな事項を確認・点検する大切な機会となっているのです。

受験生の皆さん、本番まであと2か月を切りました。どうか体調に気をつけて、最終コーナーを走り抜けてください。応援しています。