最新の投稿
1 2025年6月10日 教育実習生 中間報告会
2 2025年5月31日 授業参観&高3保護者会
3 2025年5月17日 第1回 保護者会(高校1年・2年)
 
記事一覧

教育実習生 中間報告会

桐蔭学園では6/2(月)から教育実習生の実習が始まっています。今年度は31名が参加、全員が卒業生です。生徒から見れば先生は「先輩」、実習生から見れば生徒は「後輩」になりますね。

1週間が経過した6/9(月)の放課後、中間報告会を行いました。実習生全員が揃って、1週間のふり返りと今後へ向けての思いを共有する貴重な機会です。

まずは一人ひとりが、授業見学や教壇実習を経験した中での気づきについて整理します。「個」と向き合う時間ですね。

次に、自身の気づきをグループ内で発表・共有します。「協働」の場面です。このあたりはさすが桐蔭卒業生、アクティブラーニングには馴れています。どのグループも活発に議論できていました。

最後は各グループの代表者1名が、グループ内での議論を総括して発表していきます。

報告会終了後のふり返りシートから。

「同じ悩みや思いを抱える実習生たちと、いろいろなことを共有できる機会はとてもありがたかった」

「生徒全員が授業に参加し、ポイントを持って帰ってもらえるような工夫を考えていきます」

「生徒を知ったうえで、その生徒たちに合った授業のやり方や、伝え方を考えることができるようになりたい」

「授業を構築する時は生徒が抱く疑問は何なのか、考えながら取り組みたい」

「生徒に学んでもらうだけでなく、教師も共に成長できるような授業を行いたい」

「教師は科目だけではなく、科目とは別にひとりの人間として『何か』を伝えることも大切である──自分の人生を通して、伝えたい『何か』を生徒へ届ける」

頼もしい実習生たちです。あと2週間、自分の「言葉」を生徒に届けられるようになることを目指して頑張ってください。

 

授業参観&高3保護者会

5/31(土)、高校授業参観(午前)&高校3年の保護者会(午後)が行われました。あいにくの雨模様でしたが、多くの皆さまにご来校いただきました。

14時より行われた高校3年保護者会はシンフォニーホールからスタート。

私(岡田)からの説明です。

「今の高校生が活躍する30年後の社会を見据えると、『予測が難しい事態に対応できる力』『社会の変革に対応・参画できる力』が求められます。桐蔭学園での最後の1年は、このような力を身につける総仕上げの1年。最大の目標である大学入試に向け、最後までお子さまに寄り添っていきます」

シンフォニーホールでの説明のあとは、各ホームルームクラスでの説明・懇談となりました。高校3年ということで、大学入試に関する内容が中心です。3月の修学旅行や5月初旬に行われた鳳舞祭(=体育祭)の様子を多くの写真で紹介するクラスも。

懇談の場面では、受験生の保護者としてどのようにお子さまに接したらよいかなど、共通の関心事が話題になっていました。このようなことを保護者の方どうしで共有できるところも、保護者会の意義の一つですね。

大学受験において、結果が大切であることはいうまでもありません。ただ、結果がすべてであるかというとそういうわけでもありません。大学受験の経験を通して得た数々のスキルや生き抜く力は、変化の激しい社会に出て自立した人として生きていくために必ず役に立つものだからです。

桐蔭学園では卒業式を迎えるその日まで、生徒たちにしっかりと寄り添っていきます。

 

第1回 保護者会(高校1年・2年)

5/17(土)、今年度1回目となる高校1年・2年の保護者会を実施しました。年に2回、保護者の皆さまにお越しいただき、学校の指導方針や学びの様子についてご理解いただく機会となっています。

保護者会総会はシンフォニーホールにて。お足元の悪い中、ご来校ありがとうございました。

私(岡田)からのご挨拶。桐蔭学園が目指す教育、日常の学びについてご説明しました。また、コース主任からは、より具体的な説明がありました。

こちらは各教室でのクラス懇談会の様子です。担任からクラスの様子や指導方針などの説明がなされていました。

後半は、保護者の皆さま同士の懇談となるクラスが多くありました。ご家庭でのお子さまの様子や保護者として困っていることなど、活発に話し合っておられました。

桐蔭学園では保護者の皆さまとの連携を大切にしています。

年2回の保護者会をはじめ、クラス懇談会や個人面談、保護者授業参観など、学校とご家庭双方向のコミュニケーションを密にするための機会を多く設けています。

お子さまをしっかりとサポートしていくためには、学校とご家庭が同じ方向を向いて、しっかりと連携していくことが不可欠です。どうか今後ともご協力のほどお願いいたします。

本日ご出席いただいた保護者の皆さま、本当にありがとうございました。

 

第3回鳳舞祭(高校体育祭)

5/9(金)、第3回鳳舞祭を開催しました。鳳舞祭とは高校体育祭の呼称。桐蔭学園高校では、長い間、全体での体育祭というものは行われてきませんでしたが、今から2年前、生徒たちの強い要望によって実現したのがこの鳳舞祭です。

もともとは5/2(金)に実施する予定でしたが、雨天のためこの日に順延になっていたものです。

できるだけたくさんの写真を載せて、その場の雰囲気が伝わるようにしてみますね。

【今年の「岡田賞」(ベスト応援団賞)を受賞した黄色組】

午前中は2会場に分かれて熱戦が繰り広げられました。暑くもなく寒くもない、ちょうどよいコンディションです。

【1年男子・綱引き】

【3年女子・障害物リレー】

競技の前に円陣を組んで気合を入れたり…

勝利に向けて必死に応援したり。大変な盛り上がりです。

ローハイド(3年男子)という競技もありました。騎馬を作って移動し、玉をかごに向かって3球投げ、入った玉の数とゴールした着順で得点を競うものです。玉入れがなかなか難しい!

午後の部は全校生徒がサッカー場に集合し、応援団パフォーマンスからスタート。各組とも、今までの練習の成果を存分に発揮してくれました。冒頭写真で紹介した黄色組(岡田賞)は、ここでのパフォーマンスが特に素晴らしかったということです。ただ、今年はどこの組も本当に見事な出来栄えで、選ぶのに苦労しました…。

最後はリレーです。色別リレーはいやが上にも盛り上がります。

歓喜のゴール!

次はクラブ対抗リレー。最初はパフォーマンス部門です。こちらは順位を競うものではなく、クラブとしてのパフォーマンスを披露する「リレー」ですね。どれだけ観客にウケるかがカギになります。

【時計回りに、和太鼓部、水泳部、化学部、アウトドア部】

そしていよいよ「ガチ」の戦い──桐蔭最強最速クラブ決定戦です。女子の部の出場チームは、インターアクトクラブ、弓道部、書道部、和太鼓部、軽音部、サッカー部、剣道部、柔道部、ラクロス部です。

クラブの名誉のために、応援にも力が入ります。

熱い予選を経て…

見事優勝を果たしたのはサッカー部でした。おめでとうございます。ちなみに女子サッカー部は、5/6(火祝)に行われたインターハイ神奈川県予選会で初優勝を果たしています。

こちらは桐蔭最強最速クラブ決定戦・男子の部です。サッカー部、バドミントン部、軽音部、軟式野球部、インターアクトクラブ、ラグビー部、硬式野球部、硬式テニス部、ソフトボール部、模擬国連部、和太鼓部、数楽研究会が出場しました。

優勝は軟式野球部。いやー、速かった。おめでとうございます。

すべての競技が終了し、閉会式です。

優勝は緑組。おめでとうございます。第2位・青組、第3位・白組まで表彰しました。

今年の実行委員長を務めてくれた猿田杏夏さん(3年)からの挨拶です。

「今年の目標の一つに、予定した時間通りにプログラムを進めるというものがありました。皆さんのご協力のおかげで、この目標を達成することができました。このように進行することができれば、来年はもう少し競技数を増やせるかもしれません。来年スタッフを希望する人は、ぜひ工夫して頑張ってください」

【桐蔭生の皆さんへ】

今日は鳳舞祭おつかれさまでした。楽しめましたか。

閉会式でもお話ししましたが、「祭」とは「ハレ」と「ケ」の「ハレ」、つまり非日常です。古来、祭は日常から離れ、非日常に身を置くことで活力を得る場として機能してきました。この非日常と日常との落差が大きければ大きいほど非日常性が高まり、より大きな活力を得ることができるといえます。「メリハリをつける」ということなのかもしれません。

明日は土曜日、通常授業です。ここでしっかりと日常へと切り替えることができれば、今回の鳳舞祭は成功です。今日の非日常で得た活力をもとに、明日からまた頑張りましょう。

私も皆さんの頑張りとたくさんの笑顔から、大きな活力をもらいました。

 

神奈川私立中学相談会

4/29(火祝)、パシフィコ横浜にて「神奈川私立中学相談会」が開催されました。例年この日に行われる相談会も20回目を迎えました。県内全57校の私立中学校が一堂に会して、その魅力をアピールします。

桐蔭学園中等教育学校のブースはこんな感じです。お客さまをお迎えする準備万端整いました。

いよいよ開場。さっそく多くの皆さまにお越しいただきました。一時はご相談の列が長くなり、ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。

ご相談をお待ちいただく間、在校生たちがさまざまなご質問にお答えします。

相談コーナーでは生徒と教員のペアが対応させていただきました。常に笑顔を心がけて。

今回、鉄道研究部の生徒たちも協力してくれました。桐蔭学園までの「通学時間マップ」を作成。こんな感じです。

この「マップ」を使って、ご自宅の最寄り駅から桐蔭学園までの通学経路と所要時間を部員たちが詳しく説明していました。これがなかなか好評で、常にお客さまがいらしていました。何よりも、部員たちが楽しそうに説明している姿が印象的です。

会場内では全校のスピーチリレーも行われていました。各校約5分間で、その魅力をアピールしていきます。午前の部、桐蔭学園からは橋本教頭が登壇。自然豊かな桐蔭学園は「探究の宝庫」。生徒たちが竹の安全な切り方を研究しながら学びを深めていく例を挙げて、探究の環境に恵まれている点を強調していました。

こちらも大変多くの方にお越しいただきました。ありがとうございます。

本日のご来場数は、10,511人(主催者発表)とのこと。神奈川私立中学校への大きな期待を感じました。

また、桐蔭学園の生徒たちのお客さまへの対応ぶりを見て、実に頼もしく、ちょっぴり誇らしい気持ちにもなった1日でした。

 

避難訓練を実施しました

4/21(月)の2校時、避難訓練を行いました。桐蔭学園では春と秋の年2回、全校で避難訓練を実施しており、今回は今年度の1回目です。

大地震が発生したとの想定。桐蔭学園では「お・か・し・も」(=さない、けない、ゃべらない、どらない)を徹底しています。

緊急放送の指示により、まずは机の下にもぐって身体の安全を確保。

揺れがおさまったら、放送にしたがって避難を開始します。各エリアごとに定められた避難経路を確認しながら落ち着いて行動。危険回避のため、校舎内では走らないよう徹底しています。よく守れていますね。

高1・高2が生活するA・B棟の避難場所はラグビー場です。ここからは小走りで集合場所へと向かいます。私語もなく、真剣にできています。

点呼を行い、全員が無事であることを確認したのち、関谷教頭から講評がありました。

「高1の皆さんは校舎の構造を把握していますか。今自分がどこにいるのかを掴むことは防災の基本です。地震はいつどこで起きるかわかりません。登校中かもしれないし、下校中かもしれない。交通機関がストップするかもしれない。そのことをイメージしておくことが大切です。そして、万が一のときの行動について、ご家族と共有しておいてください」

この避難訓練は、生徒の安全に関わるきわめて重要な行事です。生徒一人ひとりが主体的に取り組めるよう促していきます。