10/29(木)、「探究・みらとび発表会」が行われました。昨年度に続き、2回目となります。
桐蔭学園には「アクティブラーニング型授業」「探究(未来への扉)」「キャリア教育」という学びの3本柱があります。このうち、「未来への扉」(略して「みらとび」)の各ゼミで探究してきた成果を、各自がプレゼンテーションするのがこの発表会です。
昨年度は保護者の皆さまにもお越しいただいたのですが、今回は残念ながら生徒・教員のみによる開催です。
「みらとび」では、①課題の設定⇒②情報の収集⇒③整理・分析⇒④まとめ・発表という探究の手順をふまえ、各ゼミ単位での活動を行ってきました。今回の発表では、高校2年・中等5年(高校1年・中等4年が聴講)、中学女子3年、中等1・2年が全員プレゼンテーションを、中学男子3年は代表者による発表、そして中等3年はポスターセッションを行いました。
プレゼン後は質疑応答も。
各プレゼンに対してコメントシートを記入します。
中等3年は体育館でのポスターセッションです。
真剣に聴講して…
終わったら盛大に拍手!
今回は撮影クルーも入りました。
「みらとび」についての詳細は「みらとび特設ページ」をご覧ください。
https://www.miratobi.jp/
また、学園Facebookにも発表会の記事が掲載されております。
https://m.facebook.com/toingakuen/
終了後、発表を終えた生徒6名に座談会形式でのインタビューを行いました。
発表を終えた感想を尋ねると、一様に「ホッとしました」「こんなに緊張するとは思いませんでした」とのこと。
「探究・みらとび」を続けてきて大変だったこと、一方でこの活動を通じて得たものについて、皆熱く語ってくれました。
今回の発表会を通じて、問を立てること、そしてその問に即したデータを収集することがいかに難しいかを実感したようです。また、発表に向けていかに周到な準備が大切であるかも身に沁みて感じたとのことでした。
しかし、この経験は将来生きていく上で必ず役に立つものになることも確信したようです。それだけ今回の発表に向けて真剣に取り組んできたということなのでしょう。何より、彼ら彼女らの充実した表情からもそのことが十分にうかがえます。
桐蔭学園の生徒たちには、学ぶことの楽しさを、そして生涯学び続ける姿勢を得てほしいと願ってやみません。