2022年」カテゴリーアーカイブ

卒業生ガイダンス(高校1年・2年)

10/21(土)、高校1年・2年では卒業生ガイダンスを行いました。同じ桐蔭学園で高校時代を過ごした先輩方のお話を聴いて、ありたい自分の姿を目指す一助とすることをねらいとした、キャリア教育の一環としての企画です。

ここでは高校2年の様子を取り上げます。

高2のこの時期、大学受験に向けての具体的なアドバイスがほしいところ。ということで、講師として来てくれたのは全員が現役の大学生です。

学習とクラブ活動の両立、自分の将来について、志望校・学部の選定、具体的な学習の進め方、そして大学での生活や学問のことなど、高2の生徒たちが参考にしたい内容が盛りだくさん。

「受験と直接関係のない教科・科目であっても、それが思わぬところで役に立つことがある。授業にはしっかりと臨むことが大切」──卒業生ならではのアドバイスですね。

生徒も真剣に聴き入っていました。このようは話は、私たち教員がするよりもずっと説得力があります。

高校生たちにとって有意義な時間になったことはもちろんのこと、今回話し手となった大学生たちにとっても、自分の高校時代をふりかえって改めて考えをまとめるという点で、大きな学びになったのではないでしょうか。

そういった意味では、桐蔭学園卒業生にとってのキャリア教育にもなった企画といえるかもしれません。

【終了後、控室で昼食。ホッとした様子】

 

父母会・保護者会(高校3年・中等6年)

10/14(土)、高校3年・中等6年の父母会・保護者会を実施しました。春と秋の年2回、桐蔭学園での学びについてご理解いただき、保護者の皆さまと学校との連携を図る目的で行っているものです。今回は最終学年の2回目、最後の父母会・保護者会となります。

共通テストまであと3か月。一般受験に挑む生徒たちにとっては文字通り「追い込み」の時期です。各クラスでの懇談会も、大学受験に向けての説明が中心となりました。

【学年共通の動画視聴】

【クラス担任からの説明】

この後、一般受験に向けて、ますますご家庭との連携が大切になります。お子さまが次のステージに向かってしっかりと羽ばたいていけるよう、桐蔭学園は最後まで寄り添っていきます。

 

キャリアデザインワーク(高校1年)

桐蔭学園では「アクティブラーニング型授業」「探究」「キャリア教育」の3本柱のもとで学びを展開しています。

その一つである「キャリア教育」については、高校では「キャリアデザインワーク」と「ジョブシャドウイング・研究室シャドウイング」を大きな柱としています。前者はロングホームルームにて月1回程度、後者は夏休みなどを利用して実施するものです。

10/7(土)は、高校1年で「社会で求められる人材とは?」というテーマでキャリアデザインワークを行いました。

4月に配布した『学びの手引き』という桐蔭独自のキャリアパスポート冊子にもとづいて、各クラスで約40分間のプログラムを展開します。

教室では学年共通の動画を視聴しながら、ワークシートを進めていきます。

途中、各自で考える「個」の場面があったり…

意見を交換・共有し合う「ペアワーク」「グループワーク」の場面があったりして…

最後にまた「個」に落とし込んで理解を深めます。アクティブラーニング型授業ですね。

就職活動の際、大学生が企業に自己アピールした項目と、実際に企業が採用時に重視する能力との「ズレ」をもとに、自分たちはどのような力を向上させていくべきか、そして今後具体的にどのような取り組みをしていくかについて考える時間となりました。

高校1年でのキャリア教育のテーマは「社会とつながる」──自分の力で自らの人生を切り拓く力を身につけ、変化の激しい次の時代をしっかりと歩んでいってほしいと願っています。

 

避難訓練を実施しました

10/3(水)、避難訓練を実施しました。毎年、春と秋にそれぞれ1回ずつ、大地震を想定して行っているものです。

桐蔭学園では大地震発生時のガイドラインを次のように定めています。

机の下にもぐる→身体を丸くして頭を保護する→揺れがおさまったらドア・カーテンを開放する→「お・か・し・も」(さない、けない、ゃべらない、どらない)の約束のもとで避難開始→校舎外に出たら小走りで集合場所へ→集合・点呼

【「地震発生」の放送時】

【校舎外に出て集合場所へ】

【集合場所での点呼】

私たちは「いつどこで大きな地震が起きてもおかしくない」と言われる国で生活しています。現在の高校生たちは、12年前の東日本大震災時、まだ就学前だった世代です。

だからこそ、生徒たちには「想像力」を働かせて訓練に臨んでほしいし、同時に「自然に対する謙虚さ」を持ってほしいと望んでいます。

過去の災害を風化させない──口で言うのは簡単ですが、それは私たちが真剣に「備え」をしておくことでこそ成し得るものなのだと思います。

【香川教頭からの講評】

 

学園祭2日目

9/24(日)、桐蔭学園学園祭は2日目を迎えました。今回も高校鵬翔祭の様子を中心に取り上げていきます。

初日には大変多くの皆さまにお越しいただき、このブログには「あくまでも肌感覚ですが、4年前よりも多くのご来場があったように感じました」と記したほどでしたが、今日はそれ以上のご来場があったように感じました(これも肌感覚なのですが…)。

クラス企画では相変わらず体験型のものが人気です。

桐蔭生たちも最高の笑顔でお客様をもてなしていました。

今回の鵬翔祭では、高校生徒会が「出張放送室」という企画を行いました。校舎4階のスペースに放送ブースを設置し、そこからさまざまな番組を放送するというものです。

今日は「校長×会長ラジオ」という番組があり、生徒会長である脇田幹さん(2年)と30分ほど対談しました。

前半は私(岡田)個人にフォーカス、後半は校長としての私にフォーカスしたインタビューとなりました。高校時代についての質問ではかなりきわどいものもあり、ドキッとする瞬間も(汗)。また、脇田さん自身についてのセンシティブな相談などもありました(汗汗)。

【生徒会長・脇田さんと】

後半は私の教育信条や桐蔭生へのメッセージ、そして今後の桐蔭学園のあり方についても語りました。楽しい時間でした。

【生徒会スタッフと】

さて、今日も何人かの桐蔭生(卒業生も含む)と一緒に写真を撮りました。紹介しましょう。

鵬翔祭自体は15:00に終了するのですが、その後、桐蔭生だけで「後夜祭」が行われました。大変な盛り上がりです。

その中の企画に「けん玉ギネス世界記録に挑戦」というものがありました。総勢142人の参加者が、スタート地点の4階からゴールとなる2階マルチパーパスまで並び、順々にけん玉を成功させていくというもの。

いよいよゴール間近。

141人目は香川教頭。あっ…

最後142人目は私。やった、成功!

今年の高校鵬翔祭のテーマは「重見天日(ちょうけんてんじつ」──悪い状態から脱却し、再び良い方向に向かうこと──でした。実行委員たちはこのテーマを「コロナを脱した今、鵬翔祭を太陽と見立て、それを再び自分たちで活気のあるものにしていこう、という思いから立案しました」と説明しています。

このテーマのもと、実行委員長を務めた吉村絆さん(2年)は、自分たちが「コロナ世代」と呼ばれる世代であることをふまえた上で、「(多くの困難に)向き合うことを恐れず、立ち向かい続けた私たちにしかできない最高の文化祭を、みなさんが持つ様々な想いと伴に体験し、心に刻んでいただけたら嬉しいです」と生徒たちに呼びかけてきました。

今回の鵬翔祭が「コロナ世代」と呼ばれる桐蔭生たちの心に刻まれたものとなったのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

桐蔭生の皆さん、おつかれさまでした。この2日間、皆さんのバイタリティー、そして多くの笑顔に触れ、本当に誇らしい気持ちになりました。どうか「コロナ世代」である皆さんにしかできない素晴らしい体験を重ね、皆さんにしか語れない言葉を語っていってください。

【後夜祭の最後を飾った和太鼓部の圧倒的なパフォーマンス】

 

学園祭初日

9/23(土・祝)は、桐蔭学園学園祭(高校:鵬翔祭 中等:鸞鳳祭)の初日。一般の方をお迎えしての通常開催は実に4年ぶりとなります。

4年前までは2日間で1万人以上の皆さまにお越しいただいて華々しく開催してきた学園祭。コロナ禍を挟んで、どれくらいの方にお越しいただけるか少々心配していましたが…。

予想をはるかに上回る皆さまにご来場いただきました。あくまでも肌感覚ですが、4年前よりも多くのご来場があったように感じました。

A・B・C棟の鵬翔祭(高校)を中心に、この日のために頑張って準備をしてきた桐蔭生たちの姿を、ほんの少しですがご紹介します。

クラス企画では縁日、アトラクション、ミニゲームなど、やはり体験型のものが人気ですね。どの企画の部屋も盛況です。

メリーゴーランド(人力)。よくできていました。

衛生面で細心の注意を払いながら、模擬店(食販)も復活です。

なんと、こちらも「復活」です(卒業生ならわかりますよね! 相変わらず長蛇の列でした)。

私(岡田)が歩いていると、生徒たちから「一緒に写真撮ってください!」と声をかけられることがあるのですが、そんなときはもちろん、喜んで一緒に撮っています。この場で出来る限り紹介していきます。

見学に訪れた高3生も。

こちらは卒業生。右の写真は、4年前の桐蔭在学当時に学園祭で撮ったものだそう。今でも持っていてくれるのは嬉しいですね。

いい笑顔です。

無事、学園祭初日が終了しました。本日お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。

桐蔭生の皆さん、明日2日目も頑張りましょう。最高の笑顔でお客様をもてなし、そして自分自身が楽しんで!