月別アーカイブ: 2019年8月

中等1年のリーフレット制作チームからインタビューを受けました

現在、入試広報部と中等1年の生徒チームがコラボして、中等教育学校のリーフレットを制作しています。配布する対象は小学校5年生の女子児童です。

このたび、制作チームの生徒から「校長先生にインタビューしてそれを掲載してみたい」とのアイデアが寄せられ、8/30(金)の放課後、校長室にてインタビューを受けました。

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「なぜ桐蔭学園の先生になったのですか」「先生が大切にしていることは」といったことから、「休日はどのようにすごしていますか」「趣味は何ですか」といったプライベートなことまで、多岐にわたる質問を受けました。

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「桐蔭学園の良いところは?」という質問には、逆に「あなた方はどう思っていますか」と聞き返してみました。

いわく、「男子と女子の仲が良い」「iPadを使ってクラス全員の意見が瞬時に聞けたり、授業内容が理解しやすく、学習内容に対して深く納得できるところが良い」。クラブ活動については、「先輩たちがとても優しく、また高い技術を持っているところがすごい」と答えていました。

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今回制作するリーフレットは、いわばイメージパンフレット。女子生徒の感覚をふんだんに活かした、柔らかなものを目指しています。

完成が楽しみです。

 

8月のカレーランチ会

8/28(水)および29(木)の両日、中等1年でカレーランチ会を行いました。その様子をお伝えします。

毎月、その月に誕生日を迎える中等1年生を昼休みに校長室へと招待し、一緒にカレーライスをいただくのがこの企画です。28日は12名、29日には11名がやってきました。

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写真のように、各自が好きなだけライスをよそい、私(岡田)がカレールーをかけていきます。今月の生徒たちはライスの「盛り」がちょっと控えめですね。

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桐蔭学園では皆で食事をいただく際、必ず黙想をしてから「いただきます」をします。この黙想は、毎授業の始まりと終わりにも行います。学園創立以来、伝統となっている習慣です。

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「いただきます」の後は、桐蔭学園食堂部特製のカレーライスを楽しみます。そして一人ひとり自己紹介をしながら、いろんなことを話しました。「面白い友だちが多くて楽しい」「先輩たちが優しくてほっとした」等々、充実した生活を送っているようです。

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今回は夏休み明けということで、この夏に何をしたかが主な話題となりました。家族旅行をしたりおじいちゃんおばあちゃんのお家に行ったり。あるいはクラブ活動に明け暮れていたり。中等入学後初めての夏休みを満喫したようです。

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中学生は、最初の夏休みを経てぐっと大人っぽくなるものです。多少大きめだった制服が体にフィットし、ぎこちなかった通学カバンを背負う姿が板についてきます。そしてそれ以上に、内面的な成長が見られるようになってくるのがこの時期です。

そういう意味では、本当の中等生としての生活はこれから始まるといってもよいのかもしれません。

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フロンティアセミナー for juniors

8/24(土)、「フロンティアセミナー for juniors」が開催されました。中学2、3年(男子部・女子部)および中等2、3年を対象に、各界で活躍する社会人卒業生の皆さんが講演してくださるキャリア企画です。全38講座。生徒たちは、自分の興味関心に応じて選択した1講座に参加しました。

こちらは、前田恵理子氏(女子13期)による「リアル・ラジエーションハウス~現代医療の基盤としての画像診断~」です。

前田氏は桐蔭学園在学中、重症喘息により16回の入退院を繰り返しながら東大理三に進学。学生時代に解剖学の教科書を執筆し東京大学総長賞を受賞しました。現在は東大病院放射線科の特任助教として活躍しています。

4年半前よりご自身で発見した肺癌と闘病しており、この6月には波瀾万丈の半生を記した『Passion~受難を情熱に変えて~』(医学と看護社)を出版されました。

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こちらは、相川雅紀氏(男子22期)による「目の前で見えているものと見えていないもの~都合よく未来を見通せたら苦労はないが、何か考えておかないと苦労はする~」です。

海外のデータマーケティングの基盤となるデータやシステムの開発プロジェクトをリードする氏は、「変化のスピードが速くなっている現代社会で、誰も未来を見通すことはできない。さまざまな軸で考えること、自分の頭で考えること、そして自分の意思で行動することが大切である」と強調されていました。

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終了後、多くの質問も出されました。

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こちらは、岡田祐子氏(女子5期)による「思ってもみなかった『起業家』というお仕事~新しいことにチャレンジする楽しさ」です。

氏は大学卒業後、印刷会社に入社。10年目で社内ベンチャー制度に応募し、国内初のポイントサービスのコンサルティング事業で株式会社エムズコミュニケイトを設立、同社グループ初の女性かつ最年少社長となりました。

「ガイアの夜明け」等にも出演されています。

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こちらは、本池高大氏(男子42期)による「社会が求める人材=”結果にコミットする人材”になる為の考え方~ビジネスで成功者になる為に今から準備しておく事」です。

桐蔭学園在学中、中学では野球部、高校ではソフトボール部で活躍。進学した東京理科大でもソフトボール部に入部し、全国大会でベスト8に入る成績を残されました。現在は総合商社にて、世界を舞台に活躍されています。

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「言い訳を語るな、戦略を語れ」「凡事徹底=当たり前の事を誰も真似できないほど徹底的に行う」「苦しい時は成長している時」などなど、成功に導くさまざまなパワーフレーズを披露してくださいました。

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岩田智雄氏(男子18期)は「外国特派員の仕事 新聞記者の現場」というタイトルで講演してくださいました。産経新聞外信部次長である氏は、ご自身の豊富な海外特派員経験を紹介しながら、新聞社の仕事とはどのようなものかについてわかりやすく説明してくださいました。

8/25(日)の同紙社会面にて、その様子が紹介されています。

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今回の「フロンティアセミナー for juniors」も、社会人としての「熱い思い」を伝えるという形で、卒業生と現役の桐蔭生をつなぐきっかけとなりました。

きっと多くの生徒たちの心に残るものとなったことでしょう。

 

山の講習 視察&激励に行ってきました

8/1(木)から3日間、山の講習の視察&激励に行ってきました。英数国の3教科について授業を行い、それ以外に各自が1日6時間~7時間の自習をする、桐蔭学園恒例の行事です。

まずは中等教育学校が行っている栂池高原へ。

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長年お世話になっている宿舎の一つ、リゾート・イン・ヤマイチさんのロビー。私もこの講習で授業を担当していた頃は、幾度となく泊まらせていただきました。

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開校式。松行部長先生からのお話です。

「グループによっては11泊12日という長丁場となります。体調管理を万全にして、意味のある講習にしよう」──生徒たちは真剣に聞いていました。

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2日目から、いよいよ授業が始まりました。

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続いて、高校が行っている志賀高原へと移動しました。

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中等でも行いましたが、高校でもすべての宿舎を回って生徒たちを激励してきました。

ホワイトホテルさんにて。

「今の自分を一段階レベルアップさせるためには、多少の負荷が必要です。ただし、決して無茶してはいけません。睡眠時間をしっかり取って、最大限のパフォーマンスが発揮できるようにしてください」

石川

こちらは喜楽ホテルさんにて。

「山の講習の意味というものは、やっている最中にはわからないものです。やり終えた後で、ようやくわかるもの。そしてその意味は、皆さん自身が作り出すものです。どうか主体的に取り組んでください」

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女子部の講習の様子です。

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こちらは男子部。

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そして共学1年。

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こちらは共学2年の様子です。

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この講習には、現役大学生・大学院生の先輩がチューターとして参加してくれています。わからないところの質問に答えてくれることはもちろん、学習全般や進路についての相談、大学生活についての質問などを気軽にすることができます。

昨年からは、チューターの先輩たちと車座になって語り合うイベントを行っています。こんなことができるのも宿泊講習のメリットですね。

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最後に、各グループごとにどのような話をしたのかを代表者が発表して終了です。なかなか有意義な時間となったようです。

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桐蔭学園の長い伝統となっている山の講習。多くの先輩方がこの講習を通じて成長してきました。生徒一人ひとりがこの講習の意味を見つけ出し、自分をレベルアップさせる機会としてくれることを期待しています。