桐蔭学園では、現在23名の教育実習生が実習に励んでいます。実習が2週間目を迎えたところで、今までに個々が抱いた問題点を共有し、次につながる一手を見つけるサポートをする場として中間報告会を実施しました。
まずは一人ひとりが現在抱いている心配ごとや困っている点などについて、グループ内で共有します。皆さん相当な「思い」があったようで、活発な話し合いとなりました。
つづいて各グループで出た意見を、代表者がまとめて発表していきます。このあたりは皆さん手慣れたもの。大変スムーズに進行していきました。
共感できる意見が多いためか、頷きながら聞いている方が目立ちます。
ポイントを書き出してみるとこんな感じになりました。
「授業のおもしろさをどうつくり出すか」「伝えることのむずかしさ」「授業づくり──軸の設定がむずかしい」「生徒との心の距離」……教員である以上、「永遠の課題」といえるものばかりですね。
ベテラン教員からの熱いアドバイスも。
最後は「ふり返りシート」を記入して終了。お疲れさまでした。
「他教科の実習生の悩みを聞き、共通点が多いと感じた」「不安を抱えている実習生は自分だけではないとわかり、正直少し安心しました」「生徒を元気にするために…小さなことでも生徒に話しかける姿勢が大切だと学びました」「今回の会を通じて、生徒の目線に立ち返ることができた気がした」「実習を終える頃には、実習のはじめよりも成長できているように、毎日を大切にしていきたい」……ふり返りシートのほんの一部です。
実習生の皆さんが、気持ちを新たに後半の実習に取り組んでいくことを期待します。