2/29(木)、高校男子部および中等教育学校の卒業式がそれぞれ行われました。ここでは高校男子部の様子をお伝えします。
今から6年前、中学入学式の会場でもあったシンフォニーホールでの開催です。
会場は厳粛な空気。
卒業証書の授与です。卒業生一人ひとりに、私(岡田)から手渡ししていきます。
「おめでとう」「がんばってね」──179名に一言ずつ声をかけながら。
続いて皆勤賞・精勤賞の授与です。小学部からの12年間皆勤1名、中学校からの6年間皆勤12名、高校3年間皆勤13名、高校3年間精勤8名を表彰しました。
代表・山田晃生さん(小学部からの皆勤)。
私からの校長告辞です。
「桐蔭学園高校の男子部は、皆さんの代をもってその歴史に終止符を打ちます。これまで培ってきた伝統と学びの理念は、共学の中等教育学校および高等学校にしっかりと受け継がれていきます。どうか男子部最後の卒業生としての誇りを持って、社会に羽ばたいていってください。目的に向かって、夢へ向かって。いつまでも応援しています」
続いて、溝上慎一理事長からの祝辞です。
「桐蔭学園の校訓、これは本当によくできていると思います。すべてのことに『まこと』をつくそう。最後までやり抜く『強い意志』を養おう──この2つをもってすれば、社会に出てからどんなことにも対応できるはずです。どうかこの桐蔭学園で培った資質・能力で、豊かな人生を切り拓いていってください。皆さんの未来に期待しています」
最後は、卒業生による謝辞です。代表・井吹勇吾さん。
6年間におよぶ桐蔭生活のさまざまな思い出、またそれらから得たかけがえのないものについて熱く語ってくれました。これまで支えてくれた友人たち、教職員、そして家族への感謝を伝えて締めくくってくれました。立派な謝辞でした。
卒業生退場──彼らはこれで桐蔭学園を卒業することになります。同時に、桐蔭学園同窓生の仲間入りを果たしたことにもなります。
今や6万人にもおよぶ桐蔭同窓生が、皆さんを歓迎してくれます。どうか地に足をつけて、しっかりと歩んでいってください。