学園内の桜、「定点観測」です。
下の写真は、さる4月13日にこのブログにアップした時のものです。美しく咲き誇っていますね。
こちらはその約1か月後、5月11日にアップした時の様子です。青々とした葉桜となっています。
そしてこちらは本日(11/9)の様子です。葉が枯れ落ちはじめていることがおわかりいただけると思います。秋の深まりを感じますね。
以前も記したのですが、いわゆる「桜の名所」の桜はたしかに美しいものです。ただ、私は普段見慣れているところに咲く桜にこそ魅力を感じます。その桜の、他の季節における「顔」を知っているからです。
美しい花をつけているのはわずかな間、その後花は散り、葉桜となります。やがて葉が枯れ落ち、冬にはごつごつした枝だけの姿となります。この周期を見ているからこそ、満開の桜がひときわ美しく感じられるのです。
このように四季それぞれで「定点観測」をしてみることで、来春の桜の花がひときわ美しく感じられるかもしれません。
クラブ活動の大会や課外活動で成果をあげた生徒たち、あるいは大学受験で希望を叶えた生徒たちは本当に輝いています。私たち教員は、彼ら彼女らがそこに至るまでにどれだけ努力を重ねてきたかを知っています。いわば「定点観測」をしてきているのです。
だからこそ感じることのできる輝きなのだと思います。