12/4(水)、幼稚部・小学部で「もちつき会」が行われました。今年で49回目を迎える、保護者主催の伝統行事の一つです。
子どもたちはこの日を心待ちにしていました。
幼稚部の子どもたちもお手伝いしてくれました。
もちをつく場所には、このような展示もあります。
この春、小学部の5年生が田植えをし、もち米を育て、このたび無事収穫を終えました。その収穫を祝って皆で食するという体験を通じて、「食」や「命の尊さ」について学びます。
お手伝いくださった保護者の皆さまは、なんと朝の5時から(!)準備を開始してくださいました。ありがとうございます。
もち米を研いで…
この釜(!)で炊いていきます。炊飯器で米を炊くことしか知らない子どもたちにとっては、初めて目にする光景です。
そして、炊き上がったもち米を杵と臼でついていきます。保護者の皆さまと職員とが協力して。
私も少しお手伝いしました(汗)。
「これが杵。重いでしょ? これから先生がつくから大きな声で応援してね!」
子どもたち、大きな声で「ヨイショ!」と応援してくれました。おかげで力一杯つくことができました(汗汗)。
澤本園長・校長先生も。
つきあがったもちは、このように丸めていきます。ここでも保護者の皆さまが大活躍。
最後にパックに詰めて全工程が終了。
多くの保護者の皆さまのお力添えで、大成功のうちに終えることができました。朝早くから準備していただき、また遅くまで片付けなどの作業を行っていただき、大変感謝しております。
最後は子どもたちからお礼。「ありがとうございました!」
これが全工程「手作業」で作られた完成品です。早速いただいたところ、弾力が大変強く、噛むごとにもち米の良い香りが口一杯に広がる、昔ながらの本当においしいおもちでした。何もつけずに、そのままいただくことができます。
子どもたちに伝えていきたい伝統文化の一つです。