12/5(木)、中学女子部で「コミュニケーション上手になる! 一歩先を行くマナー講座」が行われました。キャリア教育の一環として行われているこの講座、彼女たちは中1次より受講しています。
講師は、㈱J-Laboの前田泰子先生(本校卒業生)です。
3年生のテーマは「他者目線から『私の印象』を知る」━━人前での挨拶やスピーチを行う際、聴く人の立場になって話せるようになることが目標です。
「挨拶・名乗り⇒テーマ・本題⇒名乗り・挨拶」という話の構成を心がけると説得力が増します。また、話すときの目線にも気をつけて━━的確なアドバイスが続きます。
アドバイス後のスピーチは大変素晴らしいものになっていました。
講座では「人間関係をスムーズに築くための基本スキル」として、「姿勢」「身だしなみ」「あいさつ」「笑顔」「態度」「言葉づかい」が協調されます。
2年生のテーマは「伝える技術・聴く技術」━━上手な話し方のポイントおよび温かな聴き方のポイントを学びます。聴き方では、相づちやうなずきで、話を理解していることを示す態度が大切であるとも。桐蔭学園が重視している「傾聴と承認」の姿勢ですね。
写真は、人に書類を渡す際のマナーを習得するペアワークの様子です。
最後は学年全員の前で今日学んだ成果を発表します。上手にできました。
講座終了時、全員で「礼」。始まりの時よりもずっとしっかりとした「礼」になっていたように感じました。
桐蔭学園の教育の柱となっている「アクティブラーニング型授業」では、対話を重視しています。対話を有効に行うためには、相手に対する思いやりや気遣いを伝えるためのマナーというものがいかに大切であるか、生徒たちにも伝わったことでしょう。