12/8(火)、2学期終了にあわせて朝会を行いました。
従来はシンフォニーホールに集まり、私(岡田)からの講話、成果をあげたクラブ活動の表彰、さらには全国大会に出場するクラブ活動の壮行会というプログラムで行っていましたが、コロナ禍の中でそれは避け、私からの講話を各教室のスクリーンで視聴するスタイルとなりました。
「コロナに負けない──これは自分がウイルスに感染しないように、そして他人に感染させないように万全を尽くすことだけを言うのではありません。ウイルス感染に関わる人を遠ざけたり、差別するなどどいった行為をしないように心がけることもこれに該当します」
「差別はなぜいけないのか。それは私たち人類が長い歴史の中でようやく築き上げてきた人間尊重の精神に反することだからです。先人たちが多くの困難を乗り越えて、ようやく手に入れたこの精神を決して私たちが手放してはいけないのです」
「私たちは試されているのかもしれません。コロナ禍の中でも人間尊重の精神を貫くことができるかということを。あらためて『コロナに負けない』という言葉の意味をかみしめてみてください」
──現在の「第3波」といわれるコロナ感染状況をふまえ、生徒たちに気持ちを新たにしてほしいという思いで語りました。心に刻んてくれたでしょうか。
3学期が始まります。そして、あと3週間あまりで新しい年がやってきます。
どんな未来になるか、いや、どんな未来を作っていくか、生徒の皆さんにかかっています。