2/3(水)、中等入試(第3回)を実施しました。今年はコロナ禍の中ということで、さまざまな点で例年と異なる対応となりました。
校舎に入る際には体温の計測(手首による非接触)を行ったり…
いたるところに消毒液を設置して、こまめな手指消毒をお願いしたり…
入口付近が「密」になるのを避けるため、「本日のご案内」(ご案内プリント)をお配りすることはせず、公式サイトからご確認いただくようにしたりと…
受験していただいた皆様には多くのご不便をおかけいたしました。そしてご協力、誠にありがとうございました。
【臨時駐車場を設け、送迎にお車をご利用いただいたり、車内でお子様をお待ちできるようにもしました】
中学受験をすると決めたその日から、お子様は今日までさぞかし頑張ってきたことと思います。
模試が思うようにいかず、ふがいなさに落ち込んだこともあるかもしれません。思いっきりスポーツや習い事に打ち込む友だちを羨ましい思いで、時にはうっすらと目に涙をためて眺めていたこともあるかもしれません。しかし、そのような姿を決してお父さんお母さんには見せることなく、気丈にふるまっていたかもしれません。
その中学受験も間もなく終わります。「結果」が出ることになります。
保護者の皆様、今一度思い出してください。なぜ中学受験を志したのでしょうか。その理由は各ご家庭でさまざまだとは思いますが、究極的には「お子様の幸せのため」だったのではないでしょうか。
「お子様の幸せ」とは、お子様がさまざまな経験を重ねながら、将来力強く歩んでいける力を獲得すること。決して受験の結果だけで幸せに結びつくわけではありません。受験の結果だけで幸せになれるのなら、それはゲームと同じ。受験はゲームではありません。
受験を終えたお子様にどんな言葉をかけますか? お子様の成長を願うのなら、そしてお子様の幸せを願うのなら、どうか自己肯定感を醸成するような言葉をかけてあげてください。
「よく頑張ったね!」「頼もしいよ!」
お子様の頑張りを一番近くで見ていたお父さんお母さんであれば、この一言で十分です。この一言がお子様の自己肯定感を醸成し、力強い成長へとつながるのです。
4月になると、桐蔭学園は満開の桜で包まれます。この桜の下で、皆様とお会いできることを心待ちにしています。
桐蔭学園を受験してくださった皆様、本当にありがとうごさいました。
※受験会場でご挨拶をしていると、実に多くの方から「ブログ見てます!」と声をかけられます。あわせて感謝いたします。