桐蔭学園では7/19(月)で1学期が終了、朝会を実施しました。
通常はシンフォニーホールで朝会を行うのですが、コロナ禍においては私(岡田)のメッセージ動画を各教室で視聴する形をとっています。
高校3年・中等6年に対しては、受験生としてこの夏をどのように過ごすか──明確な目標設定をした上で「逆算の発想」で取り組むこと──について強調しました。
それ以外の学年に対しては、自分の職業について考える際のヒント──自分が一番好きなものは仕事にしない方がよい、仕事にすべきは「使命感」を抱けるもの──について話をしました。
生徒たち、よく聴いてくれたようです。
哲学者である森信三は次のようなことを言っています。
「人は生まれ落ちた瞬間に、全員が天から封書をもらってきている。その封書を開けたら、あなたはこういう生き方をしなさいと、その使命が書いてある。しかし、多くの人がその封書に気付かず、1回も開けないまま人生を過ごしている」
なぜ気付かないのでしょう。私は、広く多くのことを経験していないからだと考えています。自分の使命。人生をかけてやりたいこと。決して食わず嫌いをせずにいろいろなことを経験し、自分の使命を見つけ出してほしいと願っています。
桐蔭生の皆さん。夏休みが終わり、一回りも二回りも成長した皆さんとお会いできることを楽しみにしています。