12/14(火)、「第3回 みらとび発表会」を開催しました。本来であれば10月に開催する予定だったのですが、夏休み明けから1か月間オンライン授業となった関係で、この日に延期されたものです。
桐蔭学園では探究の授業を「未来への扉」と呼んでおり、その省略形が「みらとび」。高校3年・中等6年以外の全学年で行っている授業です。この探究のプロセスの最後の部分となる「まとめ・表現」にあたるのが今回の発表会です。
中等1年は「個人探究」(調べ学習)、同2年は「社会探究」(課題発見∔自分の結論)のもと、各自が研究を進めてきました。
中等3年になると「15歳のグローバルチャレンジ」。学年全員が、模擬国連活動を通じてグローバルな課題の解決にチャレンジします。1年、2年で学んだ探究スキルやさまざまな知識を活かして取り組んできました。この発表会はいよいよ「国連総会」(国連弁当会議)となります。70か国が参加する、大規模なものです。
途中、理念や政策が一致する国同士でグループを作っていくことを繰り返し……
最後は見事、全会一致で国連弁当の決議に至りました。
高校・中等後期では、はじめに探究の基本スキルを学んだ後、自分の興味関心のあるゼミに入って活動。自分でテーマを設定し、研究を進めてきました。発表は高校2年・中等5年、聴衆は高校1年・中等4年です。
これからの時代、私たちが経験したことのないスピードで変化が起こり続けます。そんな社会では、あふれる情報を自ら整理し、体系立てて知識を組み、世界を分析して問いを立て、解決することが求められます。
「なぜ?」から出発して「一生学び続ける力」へ──「みらとび」を通じての私たち桐蔭学園の願いです。