今日は1/27(木)、中等教育学校の入試まであと5日と迫りました。
中学受験をすると心に決めたその日から、皆さんは大変な努力を続けてきたことでしょう。
大好きなスポーツや習い事を封印したり、夜遅くまで塾で勉強し、家族と別々に夕飯をとったり。 思うように成績が伸びず、悔しい思いをしたことがあったかもしれません。
泣いても笑っても、いよいよその結果が出ます。
皆さん、ぜひ一つ覚えておいてください。
それは結果がどうであれ、受験の合否は決して「勝ち負け」ではないということです。
皆さんはなぜ中学受験をするのですか?──もちろん進学したい中学に合格するためでしょう。
では、何のために合格したいのですか?──理由は人それぞれでしょうが、究極的には「幸せになるため」といえるでしょう。
でも、合格したというだけで果たして幸せになれるのでしょうか?──もし「幸せになれる」というのであれば、それはゲームと同じです。人生はゲームなどではありません。
人生の幸せとは、節目節目で自分の成長を確かめた時にこそ実感できるものなのです。
まずは全力で受験に向かってください。そしてすべてが終わったところで、自分がどれだけ成長したのかをふり返ってください。もちろん合格するに越したことはありません。しかしそれ以上に、結果はどうであれ、そこには必ず成長した自分がいるはず。中学受験をすると心に決めたその日よりも、すっと「強く」「しなやかに」なれた自分がいるはず。そのことをぜひ確かめてほしいのです。それが皆さんの次の成長へのステップになるものと信じています。
4月、桐蔭学園は新入生の皆さんを歓迎するムード一色になります。
そして、私自慢の桐蔭学園の在校生たち。彼ら彼女らも皆さんの入学を心待ちにしています。今よりも一段成長した「先輩」として、皆さんを迎えてくれることでしょう。
お知らせしてあるとおり、当日は検温の実施、不織布マスク着用のお願い、消毒液の設置、受験教室の人数を例年の半数程度として座席の間隔を空ける、換気を十分に行う等、万全の対策をとります。体調を整えて、どうか安心して元気にお越しください。
がんばってください!