本日は3/11、あの震災から11年が経ちました。
昨年は10年という節目の年だったこともあり、各報道機関も大きく取り上げました。しかし、今年はそれほどでもなく、また東京で実施されてきた政府主催の追悼式も行われないようです。
あの震災での犠牲者1万5千人以上の方々、行方不明者2千5百人以上の方々の「想い」というものは、もはや私たちには知るよしもありません。だからこそ、その方々が私たちに伝えたいはずの「想い」というものを想像しなければならないのだと思います。「絶対に油断してはいけない。自分だけは大丈夫などと考えてはいけない」という「想い」を私たちが汲み取って、肝に銘じること。これが、震災で犠牲になった方々に報いる道だと信じています。
衝撃をもって目に焼きつけたはずの光景も、時間とともに確実に薄れていきます。だからこそ記念日を設けて、忘れない努力をすることが必要なのです。
忘れない──この一心で14:46に黙とうを捧げます。犠牲になられた方々の「想い」を想像し、噛みしめながら。