11/18(金)、「第4回 みらとび発表会」を開催しました。
「みらとび」とは桐蔭学園の探究の授業「未来への扉」の省略形。高校1年・2年、中等1年~5年で行っています。桐蔭学園では「①課題の設定→②情報の収集→③整理・分析・④まとめ・発表」という探究のプロセスにしたがって各自が研究を進めていきますが、今回の発表会はこの最後のところにあたります。
中等1年は「偉人探究」がテーマ。各自が取り上げた偉人について書物で調べ、発表しました。中等2年は「社会探究」。未来をひも解くワード20から各自がテーマ選び、「課題の設定→自分の結論」と進めてきました。
中等3年は「15歳のグローバルチャレンジ」。4月以降、学年全員が模擬国連活動を通じてグローバルな課題の解決にチャレンジしてきました。今回の発表会は、いよいよ「国連総会」となります。学年全員が体育館に集まって議論を重ね、全会一致を目指します。
3年ぶりに保護者の皆さまにもご覧いただきました。
高校・中等後期では、各自が希望するゼミに入って個人・グループ研究を進めてきました。発表会は、高校2年・中等5年全員が発表し、それを高校1年・中等4年が聴講するスタイルです。このあと、年度末までに発表者全員が論文を執筆して一連のプログラムが終了します。
高校・中等後期では、発表後の質疑応答前にグループワークを行っていました。
発表後は、聴講者が発表者へのコメントシートを記入。温かいメッセージの数々に、今までの努力が報われた想いがします。
今回は「探究実行委員」の生徒たちの活躍がひときわ目立ちました。おつかれさま!
「DEEP SEARCH」──今回の「みらとび発表会」のスローガンです。「発表に至るまで、深く掘り下げられた調査・研究を行い、発表をする側も聴く側も素晴らしいと思える良い発表に繋げていきたい」との思いが込められています。
「みらとび」を通じて「自ら学び続ける力を身につけてほしい」──これが私たち桐蔭学園の願いです。