さる2/28(火)、高等学校男子部および中等教育学校の卒業証書授与式が行われました。ここでは高校の様子をお伝えします。
各クラス、担任の先生が卒業生一人ひとりの氏名を心を込めて読み上げたのち、代表者に証書を手渡していきます。
皆勤賞・精勤賞の授与。よく頑張りました。
私(岡田)からの告辞です。
「皆さんはコロナ禍の影響を最も強く受けた世代です。しかし、被害者意識を持っていると、まさにこの過去と未来との分岐点で過去に飲み込まれてしまいます。どうか未来を見据えて、次の時代を切り拓いてください」
溝上理事長からの祝辞です。
「桐蔭学園には二つの校訓があります。すべてのことに『まこと』をつくそう。最後までやり抜く『強い意志』を養おう。この気持ちをもって進んでいけば、必ず道は開けていくはずです。皆さんの今後の活躍に期待します」
在校生からの送辞。山本光太郎さん(2年生)から、卒業生のさまざまな場面での活躍が自分たちの良いお手本となったことが語られました。
最後は卒業生を代表して、宮本紘太さんからの謝辞です。この3年間、さまざまな行事が中止となる中でも常に前向きに学校生活に取り組んできたことで、自分たちがいかに成長できたかが語られました。すばらしい謝辞でした。
この学年は、異例尽くしの高校生活を過ごしてきました。しかし、そんな中でも彼らが常に前を向き、楽しもうとしてきた姿を私は見てきました。「気の毒」などと憐憫を垂れるのは彼らに失礼とさえ思っています。
次の新しい時代を創っていけるのは、この時期に高校生活を送ってきた彼らの世代だと信じています。彼らの今までの頑張りに、そしてこれからの活躍に、心からの拍手を送ります。