5月1日(月)、中等教育学校前期課程の運動会が行われました。「生徒が作り、生徒が運営する」運動会は今回で第3回を迎えました。
生徒会のメンバーが何か月にもわたって計画を立て、当日の運営も生徒中心で行いました。この運動会には、桐蔭学園のAgenda8にも掲げられているPBL(プロジェクト型学習)の理念が具現化されています。
この運動会の特徴は、A組~D組の4つが3学年の縦割りとなってチームを組む点です。当日は、3学年各4クラスがクラスごとに4つのチームに分かれて競いました。
応援の際には3年生が下級生をリードして一緒に声を出すなど、先輩後輩のつながりも随所に見られました。
今回のスローガンは「力」。このスローガンは、生徒会の話し合いの中で「生徒たちが様々な力を合わせて優勝をつかみ取ってほしい!」という意見のもとに決定しました。
その「力」とは、学年を超えて仲間同士が助け合う「協力」、すべてのことにまことを尽くす「全力」、頭を使い答えを導き出す「知力」、そして運動会では最も重要な「体力」の4つです。
競技種目プログラムの中には、円の中心にいる担任の先生に向かって球を投げる「投inボール」、段ボールで作った電車の中に入って走る「二人で協走」など、ユニークな競技がたくさんあります。
過去の大会から行われている競技はもちろん、今回新たに行われた競技もあります。生徒会のメンバーはこの競技プログラムを考えることが一番楽しかったようです。
残念ながら当日はお昼過ぎに雷雨となり、午後の競技は6日(土)に延期となりました。2日がかりの運動会は、生徒たちにとってよい思い出になったことと思います。
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