こどもの国・青葉区(横浜市)との連携事業 「シニア健康マップ 完成しました!」

このページは5年以上前(2018年5月7日)に掲載された内容です。情報が古い可能性がありますのでご注意ください。

先日発行されたタウンニュース4月12日号に、こどもの国・青葉区(横浜市)及び本学が連携する事業として行なった、「こどもの国自然散策マップ」完成の記事が掲載されました。このような連携事業は、大学の社会貢献ということもありますが、学生が関与することによって、若い学生の感性を吹き込むことができること、地域の方々と接することにより学生は大きく成長していくということ等から、積極的に行なうようにしています。

平成29年9月にこどもの国、横浜市青葉区、本学の各関係者がこどもの国会議室にて会議をもちました。当日から、高齢者(60歳以上とした)を対象として、事前に協議しながら作成したアンケートをとりました。会議では、①木と花を巡るコース、②健脚用のコース、③足に優しいコース、などの提案がありました。更に、シニア用として、活字を大きくすること、そのためにA3サイズで折りたたみ式にすること、等が決定されました。アンケートは、桐蔭横浜大学(学生も含めて)が原案を作成し、青葉区及びこどもの国が意見を出す形をとりました。

アンケートは、10月末まで行い、結局約90枚程度を収集することができました。その結果をベースにして、マップの作成にあたりました。表紙のタイトルには、「高齢者」という言葉を入れませんでした。高齢者に高齢者用として明記したものは拒否されるとの意見があったからです。また、中之条研究を活かして、内周と外周とを合わせて9,000歩ということを強調するとともに、園内に放置されていた健康器具設備を筋力トレーニングに使ってもらえるよう、目立つように配慮しました。健康器具の掲載は学生の意見が強かったために掲載しました。字の大きさを拡大すること、A3サイズの折りたたみ式の方針は変えませんでした。完成に至るまでに、学生諸君の力が大きかったといえます。何度も、こども国に足を運びました。

こどもの国や青葉区役所の皆さんにご指導いただきながら、学生諸君とともにベビーカーマップに引き続いて作成することができました。この事業を通して、学生諸君が大きな成長を遂げたように感じました。

(吉田勝光:スポーツ健康政策学部 特任教授)

測量中にミニSL号が来た!
測量中にミニSL号が来た!

完成した自然散策マップ(シニア向け)
完成した自然散策マップ(シニア向け)


スポーツ健康政策学部

地域連携・生涯学習センター
(https://toin.ac.jp/sgc/)