月別アーカイブ: 2020年8月

メンターを見つけよう(中等1年・2年)

8/29(土)、中等1年・2年の合同企画として「メンターを見つけよう」が実施されました。「メンター」とは「安心していろいろな相談ができる頼りになる人」という意味で捉えています。ちなみに、相談する側の人は「メンティー」。この企画では2年生が「メンター」、1年生が「メンティー」にあたります。

2年生の教室エリアには、このようなホワイトボードがありました━━「今日は本当に先輩になる!」━━2年生の立場からすると、「メンターになろう」という企画なのですね。

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1年生と2年生が4名ずつ8名程度のグループになり、ペアトークを5分ずつ、相手を替えながら計4回行う形式です。グループは男子・女子別です。

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1年生は、あらかじめ「先輩に聞きたいこと」をiPad内のロイロノートにまとめてあります。この質問事項をもとに、先輩たちから話を引き出していきます。

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「部活と勉強を両立するには?」「テスト勉強はいつごろから?」「先輩たちの間で流行っていることは?」などなど。質問力が問われます。なるほど、「メンティーは質問することで成長する」のですね。

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「帰宅後はテレビを見たり、スマホを見たりとダラダラしちゃうから、予定を立てておいたことを最初に実行するよ」━━2年生、去年とくらべて確実に成長しています。「メンターは説明することで成長する」ことがわかります。

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いい表情。傾聴と承認の姿勢、大切ですね。

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中等教育学校が新たに男女共学となって2年目、「先輩━後輩」の関係ができました。今回の企画をきっかけにして縦のつながりを強め、新しい歴史を作っていきましょう。

下の写真は、教室の様子を撮影する私。いつの間にか教員に撮られていました…(笑)。

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コロナの中でもALを止めない

桐蔭学園では8/20(木)から2学期の授業が始まっています。1学期は新型コロナウイルス感染防止のため、6月までオンライン授業を継続してきました。「コロナの中でも学びを止めない」ことを目指してきたのです。

2学期は「学びを止めない」ことはもちろん、「AL(アクティブラーニング)を止めない」ことを目指しています。

写真(左:高校1年、右:中等1年)はペアワークの様子です。全員がしっかりとマスクを着用し、机をつけずに行います。

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こちらはiPadを使ってのグループワークの様子です(中等1年)。

グループワーク(等1)

「まなボード」を使ってのワーク(中等1年)。

まなボード(等1)

そしてクラス全体に向けての発表です(高校1年)。

高1発表② 

このように、コロナ感染予防のための対策を万全に行った上で、AL活動を行っています。

コロナ禍はまだまだ終息する気配はありません。このような中、どうしても「一方通行型」の授業になってしまいがちです。しかし、それでは生徒たちの学びに向かう力や人間性といった資質・能力を伸ばしていく機会は失われてしまいます。

「コロナの中でもALを止めない」━━桐蔭学園では、そのためのさまざまな方法を模索しています。

 

2学期が始まりました

8/20(木)、いよいよ2学期が始まりました。新型コロナウイルスの問題で、例年よりも1週間ほど早いスタートです。夏休み明けの初日ということで、1・2時間目はロングホームルーム、授業は3時間目からとなりました。

中等1年のロングホームルームでは、「ありたい姿」と2学期の「目標」、そして「そのために何をするか」を言語化するワークを行いました。

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将来の自分をイメージして「そのために何をするか」というマインドセットを作っていくことは大切なキャリア教育です。明日から1分間スピーチが始まりますが、「2学期の目標。そのために何をするか」をテーマに進めていきます。

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また、中等1年生は待ちに待ったクラブ活動への仮入部もスタート。放課後はさっそく見学に出向く姿が見られました。

コロナ禍が続きますが、生徒たちの充実した学校生活を実現していきたいと思います。