科学のおもしろさを、身近なものを用いて 楽しく教えてくださるマッキーこと、松木 和也先生。
何度も参加している子どもたちは、先生の名前はもちろんのこと、以前 学んだ内容まで覚えていて、その吸収力にはマッキーもびっくり☆
さぁ、今回は「空気の力と風船の不思議」です。
ここに1本の竹串があります。これで風船を突いてみよう。風船はどうなるかな?
「刺すところにテープを貼れば割れないんだよね!」
得意気に話す子どもたちにマッキーが一言。
『テープは貼らないよ。』
「え…?(割れちゃうよ…)」
テープを貼らずに、風船の縛り口から串を刺して、ヘソを通せば…
風船が割れずに、串が通った!!!
目の前で起こる不思議に、開いた口がふさがりません。
次は巨大風船で挑戦!
勇気のある子が、アシスタントを名乗り出てくれました。
いつ割れるか…と、ドキドキ!
実験とは関係ないけれど、自分たちよりも大きい風船の前で、記念撮影。
たくさんの空気が詰まった巨大風船って、重いのかな?
一人で持ってみよう!
さて、実験に戻りましょう。
風船のヘソにテープを貼り、そこにぷすりと針を刺すと、割れません…。
近くでみると、針を刺した場所が少しずつ大きな穴になっていることを発見!
小さな穴がじわじわと大きくなっていて、もういつ割れてもおかしくない状態。
マッキーも、この実験は毎回ドキドキするそう。
子どもたちの気持ちも最高潮!!
「こわいー!いつ割れるのー!!」
パ~ンッ!!!
と、大きな音を立てて割れた巨大風船。
ゴムの戻ろうとする性質を、間近で目にした瞬間でした。
次は、紙とストローの実験。
息を吸った時と、吐いた時、どちらが紙を持ち上げられるか?
正解は、どちらも成功!
でも、息を吐いても 持ち上げられるってどういうこと…?
紙では成功したけれど、大きくて重いアルミの板ではどうなるかな?
しかも、「吸う」ではなく、「吐く」強力な空気で実験です。
「持ち上がらなくて、落ちちゃうんじゃない?」
「どこかに飛んで行っちゃう!」
いろいろな予想が上がりました。
ブロア―を使って、大量の空気を送り込むと…
「わぁ~!!!吸い付いてる!」
吸う力でなくても、空気の流れができると、物を持ち上げられる不思議を発見です。
次は同じくブロア―を使っての実験。
「T」の形をした筒。左端の穴から空気を吹き入れると、下の筒から発砲球がどんどん吸い込まれていく不思議!!
たくさん吸い込まれて、右端の穴からぽんぽん飛んでいく発砲球に大興奮!
もう一度、巨大風船の実験。
ブロア―を使わずにふくらますことが出来るか挑戦!
頑張ってみたものの…く、苦しい。
遠く離れたところからブロア―で風を送り、「空気の道」を作ります。
手を放して風船を浮かせることができるか!?
子どもたちにはちょっぴり重たいブロア―、しっかり支えていてね。
マッキーの支えがなくても、空気の力で風船が浮きました☆
魔法がかかったような浮いている風船を見て、「すごーい!!」と大喜び。
たくさん目で見てきた空気実験の最後は、プラスチックカップと輪ゴムを使ったおもちゃ作りです。
底をはりあわせたプラカップに連結輪ゴムをぐるんぐるんと巻いて…
プラカップをはなすと、ふんわりくるりんと飛んでいく不思議。
これも空気の力なんだね。
飛ばし方が少し難しいので、お家で練習してみてね。
盛り沢山のスペシャルプログラムでした☆