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卒業式(高校女子部)

3/12(土)、高校女子部の卒業式が行われました。心躍らせながら臨んだ中学入学式と同じシンフォニーホールが会場です。あれから6年、時の経つのは早いものです。

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卒業証書の授与。担任の先生が一人ひとりの氏名を丁寧に読み上げ、その場で起立、最後にクラス代表が全員分の証書を受け取ります。

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続いて皆勤賞・精勤賞の授与です。桐蔭学園小学部から12年間皆勤の3名(倉増怜さん、伊藤里紗さん、髙本英恵さん)。本当に立派です。

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中学校からの6年間皆勤(代表・坂井結さん)、高校での3年間皆勤(代表・菅原もえさん)、3年間精勤(代表・亀田真優さん)の表彰です。皆さんよく頑張りました。

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私(岡田)からの告辞です。

「この世界には、君以外に、誰も歩むことのできない道があります。その道は君の夢へとつながる、たった一つの道です。行き着く先を見失わないよう、君の夢を語り続けよう。夢を語れる情熱を持ち続けよう。桐蔭学園はいつまでも皆さんを応援しています」

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溝上理事長からの祝辞です。

「皆さんが大学に進み、さらに社会に出た時に大切なものは『言葉』に他なりません。自身の思考を言葉によってアウトプットすることによって、それが相手にしっかりと伝わって相互理解につながりますし、何よりも自身の思考を強化することにつながるのです」

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在校生送辞は、三須萌花さん(2年)が務めてくれました。

中学校入学以来、さまざまな場面において先輩方の背中を見て成長してきたこと、そして今後は自分たちがその役目を果たしていく決意であることが語られました。

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最後は卒業生謝辞です。代表は鈴木理紗子さん。

6年間をふり返りながら、思い出とともにそれぞれの場面で学んだことが語られました。6年間を1冊の本に譬え、途中苦しいことや落ち込むことはあっても、「終わりよければすべて良し」というハッピーエンドの人生でありたい、との言葉が印象的でした。

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卒業生の皆さん、人生は日の当たる場所ばかりではありません。日の当たらない場所にいる時こそ、その人の真価が問われます。そんな時には、どうか桐蔭学園での日々を思い出してください。いっぱい笑い合った39期生の仲間を思い出してください。きっと皆さんの心の炎を燃やす燃料となってくれるはず。

皆さんの人生が素晴らしいものになることを願っています。

 

忘れない

本日は3/11、あの震災から11年が経ちました。

昨年は10年という節目の年だったこともあり、各報道機関も大きく取り上げました。しかし、今年はそれほどでもなく、また東京で実施されてきた政府主催の追悼式も行われないようです。

あの震災での犠牲者1万5千人以上の方々、行方不明者2千5百人以上の方々の「想い」というものは、もはや私たちには知るよしもありません。だからこそ、その方々が私たちに伝えたいはずの「想い」というものを想像しなければならないのだと思います。「絶対に油断してはいけない。自分だけは大丈夫などと考えてはいけない」という「想い」を私たちが汲み取って、肝に銘じること。これが、震災で犠牲になった方々に報いる道だと信じています。

衝撃をもって目に焼きつけたはずの光景も、時間とともに確実に薄れていきます。だからこそ記念日を設けて、忘れない努力をすることが必要なのです。

忘れない──この一心で14:46に黙とうを捧げます。犠牲になられた方々の「想い」を想像し、噛みしめながら。

 

新入学予定者登校日(高校)──生徒会による歓迎イベント

3/5(土)は、高校の新入学予定者登校日です。集合会場となったシンフォニーホールでは、高校生徒会による歓迎イベントが行われました。

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開始に先立ち、高校紹介のPVが上映されていました。

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13:30、いよいよスタートです。進行を担当してくれた2人。

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生徒会長による挨拶。

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歓迎イベントは、左右前後に座っている人と3~4人のグループを作るところからスタート。次に、ステージ上で巨大サイコロを転がし、出た面に書かれている内容について、グループ内で自己紹介をしていきます。

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サイコロの面には、たとえばこんな言葉が。これ以外には「今年の抱負」「自分を動物にたとえると?」などがありました。

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これは大変盛り上がり、グループごとにすぐに打ち解けていました。

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次はクイズ大会です。桐蔭学園に関するさまざまなクイズが、事前に撮影した動画から出題されます。「桐蔭学園に入学するための最終試験」(?)だそうです(笑)。

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最後は高校生徒会と学園祭実行委員会が制作した動画を上映し、桐蔭学園での1日やイベントの様子を紹介しました。上質な出来栄えに、新入学予定者の皆さんは画面にくぎ付けになっていました。

今回のイベントを企画・運営してくれた生徒会メンバー。大きな拍手をいただきました。

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この日の登校日で、新入学予定者の皆さんは新しい生活への期待に胸が膨らんだことでしょう。4月から始まる桐蔭学園での生活を楽しみにしていてください。在校生ともども、皆さんを歓迎します。

【大活躍してくれた高校生徒会メンバーと(シンフォニーホール楽屋にて)】

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卒業式(中等教育学校、高校男子部)

2/28(月)、中等教育学校と高校男子部の卒業式が行われました。中等131名、高校183名の門出をシンフォニーホールで祝福しました。

まずは10:00より始まった中等の様子です。感染防止のため、座席は1つ空けにし、保護者の方のご列席は各家庭1名様までとさせていただきました。

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担任の先生が一人ひとりの氏名を丁寧に読み上げ、最後にクラス代表が卒業証書を受け取ります。

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皆勤賞・精勤賞の授与。小学部からの12年間皆勤2名、6年間皆勤12名、3年間皆勤8名、3年間精勤9名です。よくかんばりました(写真は12年間皆勤の岩淵一輝さんと廣瀬春希さん)。

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私(岡田)からの校長告辞。

「この2年間、コロナに翻弄された皆さん。どうか自分たちを不運な被害者と思い込まないでください。コロナ後の新しい時代に向かって羽ばたいていくために」

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溝上理事長からの祝辞です。

「桐蔭学園の2つの校訓。これをもってすれば皆さんは力強く歩んでいくことができます。どうかこの6年間で培った力を社会で存分に発揮してください」

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最後は卒業生謝辞。代表の泉諒さんです。今まで自分たちを見守ってくれた方々への感謝の気持ちが溢れ出た、素晴らしいことばを紡いでくれました。

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午後1:30からは高校です。

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卒業証書の授与。感染防止のため、担任の先生からの呼名に返事をすることはありませんが、卒業生たちは立派な態度で応えてくれました。

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続いて皆勤賞・精勤賞の授与です。小学部からの12年間皆勤2名、中学校からの6年間皆勤22名、高校での3年間皆勤27名、3年間精勤14名、おめでとうございます。代表は12年間皆勤の青木智熙さんです。

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私からの校長告辞です。

「桐蔭学園での生活をふり返ったとき、皆さんの脳裏に真っ先に浮かんだ光景は何でしたか。その光景こそが、皆さんが苦しいときに心の炎を燃やす燃料となってくれるはずです」

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溝上理事長からの祝辞です。

「皆さんは今日から桐蔭学園卒業生の一員となります。学園を巣立っていっても、どうか何らかの形で学園との関りを持ち続けてください。心の拠り所として、皆さんをサポートしていきます」

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在校生からの送辞。代表は計良崇弘さん(2年)です。何もわからない中1入学時から現在にいたるまで、さまざまな場面で多くのありがたい指南を受けてきたことを回想してくれました。

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最後は卒業生代表・小堀蓮太郎さんによる謝辞です。6年間の思い出を時にユーモアを交えてふり返り、それをふまえて次の時代へと羽ばたいていく決意を述べてくれました。

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中等教育学校16期生、高等学校男子部56期生の皆さん、あらためてご卒業おめでとうございます。

卒業という節目において、自分の成長を確認・実感することは本当に大切なことです。その実感こそが、次の成長へとつながるからです。

卒業生の皆さん、節目節目において自分の成長を実感することは面白いことでもあります。どうか次のステージでも自分の夢に向かって成長し続けてください。桐蔭学園は、すっと皆さんを応援しています。

 

グローバルチャレンジ国連会議(中等3年)

2/21(月)、中等3年で「グローバルチャレンジ国連会議」が開催されました。会場はシンフォニーホール。申し分のない環境のもとでの開催です。

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2021年4月、中等3年では探究授業(=未来への扉)で「15歳のグローバルチャレンジ」を始動しました。学年の生徒全員が、模擬国連活動を通じてグローバルな課題の解決にチャレンジします。3人~4人のグループである国の大使となり、この日の模擬国連会議に向けて1年間かけて諸問題の解決に取り組んできました。

この日の会議は69か国が参加するものとなりました。午前中は「気候変動枠組条約締約国会議」、午後は「水会議」です。

「15歳のグローバルチャレンジ」の詳細はこちら⇒https://toin.ac.jp/ses/miratobi/15globalchallenge/

過去の探究授業レポートの「まとめサイト」はこちら⇒https://toin.ac.jp/timeline/tag/g_challenge/

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途中、理念や政策が一致する国同士が話し合い、グループを作っていくことを繰り返していきます。

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最後の議決の場面。挙手による議決です。

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優秀大使賞の表彰です。左の写真はアメリカ大使、右の写真はキューバ大使です。 賞状を手渡しているのは、本日の議長を務めてくれた片野君(5年・模擬国連部副部長)。

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そして最優秀大使に選ばれたのはエチオピア大使の2人です。おめでとうございます。

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男女共学化した中等教育学校から新たに始まった「15歳のグローバルチャレンジ」。まさに3年間の集大成となるイベントとなりました。

早いもので、前期課程(中学校課程)もいよいよ修了が近づいてきました。

3年前、まだまだ小学生らしさが抜け切らない彼ら彼女らが、大きめの制服に身を包んで登校してきた頃のことを思い出しました。彼ら彼女らの多くはそれこそアルファベットから英語を始めたのですが、今では英語を操って発表ができるまでに成長したのを目の当たりにして、感無量の思いです。本当にしなやかでたくましい生徒たちです。

後期課程(高校課程)でのさらなる飛躍を願っています。

 

みらとび代表発表会(高校男子部・女子部、中等教育学校)

2/12(土)、「みらとび代表発表会」を開催しました。

12月に行われた「みらとび発表会」において特に素晴らしい発表をした生徒たちを代表として選出し、改めて発表をしてもらうことを目的としたのがこの「代表発表会」です。1/29(土)は高校共学の生徒たちの発表でしたが、この日は高校男子部・女子部、中等教育学校(後期)の生徒たちです。

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「みらとび」とは桐蔭学園探究授業の別称「未来への扉」の略称。その名のとおり、自ら「考えられる」「判断できる」「行動できる」力を身につけて、未来に向かって羽ばたいてほしいという願いのもとで展開されている授業です。

この日は中学1年の段階から桐蔭学園で学んでいる生徒6名が登壇。「みらとび」5年目ということもあり、まさに堂に入ったものでした。

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質疑応答も活発です。終了後は盛大に拍手。登壇者を「承認」します。桐蔭学園の「傾聴と承認」の文化が根付いてきたことを実感。

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日常抱く自分の中の「なぜ?」──「みらとび」の出発点はここにあります。「なぜ?」の芽を育て、大きくしていくことがこの授業の目的です。

この授業を通じて、すべての桐蔭生に、一生学び続けることができる力を身につけてほしいと願っています。