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フロンティアセミナー(高2男子部・女子部)

1/11(土)、高2(男子部・女子部)の生徒を対象に「フロンティア・セミナー」を実施しました。社会の第一線で活躍する卒業生、保護者の方、桐蔭横浜大学の先生を講師にお招きし、生徒たちに進路について考える機会を提供しようという企画です。

こちらは中川敦寛氏(東北大学病院臨床研究推進センター特任教授 25期OB)による「医師免許の可能性 無限大(∞) これから進路を考えるみなさんへのメッセージ」です。一人ひとりの生徒に質問を投げかけながら講義が進んでいきます。将来の日本の姿を明らかにしながら、今の高校生が今後解決しなければならない課題をわかりやすく提示してくださいました。生徒たち、どんどん引き込まれていきます。

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こちらの講座は、能瀬泰行氏(日本旅行勤務 48期OB)による「好きを仕事に。」です。中・高・大とサッカーに打ち込んできた能瀬氏が、どうして旅行会社への就職を決めたのか。それは、旅行という人生のワンシーンに携わり、人々に感動を与えたいとの純粋な思いからだったそうです。そしてその原点は、高校時代の経験にあるとのこと。高校生活での無数にある「きっかけ」を大切にしてほしいとのメッセージが語られました。

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そして近藤雅一氏(㈱なごみコーポレーション取締役 18期OB)による「夢をいつまでも~夢に大小なんてないんです! 夢をカタチに~」 。サービス業一筋に歩んでこられた氏が、「夢をカタチにしていく」ことの大切さ、熱い想いを商品化していくことについて語ってくださいました。また、サービス業ならではのシチュエーション別でのロールプレイングも行ってくださいました。「夢を諦めないこと」━━生徒たちに伝わったことと思います。

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キャリア教育の一環として実施しているのがこの企画です。

ここでご紹介できたのはごく一部の講座にすぎませんが、高2の生徒たちにとって大変貴重なレクチャーとなりました。講師の皆さまに感謝いたします。

 

高校ラグビー部 花園全国大会優勝!

やりました! 高校ラグビー部、悲願の花園単独優勝です!

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1/7(火)、大阪・花園ラグビー場で行われた全国大会決勝戦に出場した高校ラグビー部は見事勝利を収め、9大会ぶり2度目の優勝を飾りました。初優勝は東福岡高校さんとの両校優勝でしたので、今回は初の単独優勝となります。

私(岡田)が花園ラグビー場に到着した時はかなりの降雨。プレーへの影響が心配されました。

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サブグラウンドでアップする選手たち。一段と気合が入っているように見えます。

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相手は強豪・御所実業高校さんです。

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試合前の挨拶を終え…

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いよいよキックオフです!

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前半は完全に相手のペース。桐蔭学園らしいラグビーをさせてもらえません。御所実業さん、本当に鍛えられた素晴らしいチームです。

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前半終了。2トライを奪われ、3-14と劣勢です。「らしくない」展開に焦りが募ります。

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いよいよ後半。ここからは完全に切り替えることができ、桐蔭学園らしい「つなぐ」ラグビーを展開することができました。いつの間にか雨も止み、スタンドも大いに盛り上がります。

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そしてついにノーサイド!

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後半に20点を取り、23-14と大逆転勝利です。

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閉会式後のスタンドへの挨拶。割れんばかりの歓声と拍手で健闘を讃えます。

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藤原監督の胴上げです。

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伊藤大祐キャプテンも。

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春の選抜大会、夏の7人制大会、そして今回の花園大会と、見事3冠を達成した高校ラグビー部。選手たちは本当によくやりました。一戦ごとに強くなっていく彼らの姿は、間違いなく見ている私たちに勇気を与えてくれました。選手たちに感謝します。胸を張って帰ってきてください。

全国ラグビーフットボール大会に向け、多くの皆さまから厚いご声援をいただきました。この場をお借りしまして、心より御礼申し上げます。引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

高校ラグビー部 花園準決勝 勝利!

1/5(日)、高校ラグビー部は全国高校ラグビー大会準決勝戦に臨み、見事勝利を収めました!

私(岡田)も大阪・花園ラグビー場へと駆けつけました。

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相手は強豪・東福岡高校さんです。

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今から9年前となる第90回大会では決勝戦で同校と引き分け、両校優勝となりました。今回こそは単独優勝を果たすべく、因縁の相手に挑みます。

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時計の針は14:30、いよいよキックオフです。

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前半、相当な気迫で迫ってくる相手から3トライを奪う猛攻。スタンドからは、桐蔭学園の選手たち、落ち着いているように見えました。

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21-7で折り返しです。

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後半も攻撃の手を緩めず、また固い守備で相手の得点を許しません。

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そしてノーサイド。34-7で勝利しました!

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両校の選手たち、本当に素晴らしい活躍を見せてくれました。

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1/7(火)はいよいよ決勝戦。相手は御所実業高校さんです。

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桐蔭学園は昨年に続いての決勝進出となりました。悲願の単独優勝まであと1勝。ここまできたら、自分たちが今までやってきたこと、それによって獲得した力を信じてぶつかるのみです。良い試合を期待します。

 

あけましておめでとうございます

皆さま、あけましておめでとうございます。

2020年がスタートしました。今年も桐蔭学園は「初日の出&元旦の大学図書館学習」で幕開けとなりました。今年も高校3年生&中等6年生を中心に、100名以上が集まりました。

初日の出を見るのは大学中央棟の屋上です。しかし、若干雲が多めなのが気になります…。

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横浜の初日の出時刻は6:50頃。生徒たちは6:20頃からぞくぞくと集まり始めました。何ともいえない高揚感がありますね。

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そして6:50! やはり雲が多めだった去年はこのタイミングで切れ間から奇跡的に太陽が顔を出してくれたのですが…。

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残念ながら今年は初日の出を拝むことはできませんでした。すると、どこからともなく「受験頑張るぞ!」の声が。日の出は拝めずとも、受験に向けての気持ちは間違いなく高まったようです。

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その後、大学図書館へと移動し、各自学習します。普段は9:00に開館する大学図書館ですが、元日は7:00から開館しています。ちなみに大学図書館は年末年始を含めて年中無休で開館しており、受験生たちにとっての貴重な自習場所となっています。

元日の7:00開館と当時に入館する生徒たちは、特別に一人ひとりがクラスと名前を記帳していきます。

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センター試験はいよいよ1/18(土)・19(日)に迫っています。年が明け、大学図書館も一層緊張感が高まってきました。受験生の皆さん、頑張ってください!

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こちらのブログでは、今年も桐蔭学園の様子や私(岡田)が日々感じたことなどを発信していきます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

合唱コンクール(中学女子部・中等1年)

12/19(木)、中学女子部・中等1年の合唱コンクールが開催されました。従来は中学女子部単独で行ってきましたが、今年度は男女共学化した中等1年が同じ校舎で生活しているため、共同での開催となりました。

中学女子部は従来通りコンクール形式です。クラスごとにその表現力と技術力を競います。

中2のテーマは「合唱曲の名曲に挑戦し、歌詞や曲に込められているメッセージを表現できるように歌います」。

中2の優秀賞は「はじまり」を歌ったB組です。指揮をした佐治奈那子さんは指揮者賞にも輝きました。おめでとうございます。

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中3は全クラス共通課題曲「青い鳥」と自由曲の2曲を歌います。テーマは「ミュージカル、映画音楽など永遠に歌い継がれていく名曲を英語の歌詞で歌います」。

課題曲優秀賞を受賞した1組です。見事な声量とまとまりでした。

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そして自由曲優秀賞は「Dancing Queen」を歌ったB組です。ダンスを交えてのノリのよい演奏で、観客を魅了していました。

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表彰式の様子です。中学女子部長・岩橋先生から賞状が贈られました。

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中等1年は順位をつけない、いわゆる「エキシビジョン」としての参加です。どのクラスも初めてとは思えない堂々とした歌いぶり。混声合唱として力強く、伸び伸びとした演奏を披露してくれました。今後が楽しみです。

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共学中等副校長・玉田先生より講評です。

「自分の個性を安心して出せるホームルームであること。すばらしい合唱をするための条件はここにあります。今日はそのことをあらためて認識できました」

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最後は岩橋先生からの講評です。

「心を一つにすること。合唱の意義はここにあります。異なる個性が決して馴れ合うことなく調和した時に、素晴らしい合唱が実現します。クラスの絆が深まったことでしょう」

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合唱を聴いていると、音楽で人を感動させるのは決して技術のみによるわけではないことをあらためて感じます。技術的には劣っていても、人の心を揺さぶる演奏をすることができます。この日に向けてさまざまな葛藤があったとしても、それを含めて演奏者がいかに「想い」を表現することができるかにかかっているのです。

生徒の皆さん、感動をありがとうございました。

 

合唱コンクール(中等2年・3年・4年)

12/17(火)、中等教育学校2年・3年・4年で「合唱コンクール」が開催されました。それぞれの学年の各クラスが、その技術力と表現力を競うのがこのコンクールです。クラスの団結力が試されます。

私(岡田)はプログラムの途中、3年生の演奏から観賞しました。3年生ともなるとまさに「男性合唱」。迫力ある演奏が続きます。

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そして、4年生の音楽授業選択者(後期課程になると、芸術科目は美術、音楽、書道の中から1つ選択することになります)による演奏です。「全員で合わせる練習はほとんどできなかった」とのことですが、なかなか見事な演奏でした。

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いよいよ審査結果の発表です。

1位は2クラス。RADWIMPSの「正解」を歌った3-Aと、レミオロメンの「3月9日」を歌った3-Dです。3-Aは「インパクト賞」にも輝きました。おめでとうございます!

【写真左は3-A、右は3-D】

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3位も2クラスとなりました。SEKAI NO OWARIの「サザンカ」を歌った3-Bと、同じく「プレゼント」を歌った3-Cです。

【写真左は3-B、右は3-C】

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全ての演奏終了後、中等教育学校部長・松行先生より講評がありました。すると…

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なんと、最後にギターを持ち出し、弾き語りをしてくれました! 完全なサプライズ。会場は拍手喝采です。

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音楽の良し悪しは単に「技術」だけでは語れません。しかし、ある程度の技術を伴っていなければ「思い」を届けることはできません。今回の合唱コンクールは「技術」と「思い」両方を備えた素晴らしいものであったと感じました。

生徒たち、頑張りました。