2022年」カテゴリーアーカイブ

「高嶋ちさ子&加羽沢美濃 カジュアルクラシックス meets ゆかいな音楽会」公演を行いました

1/18(水)、シンフォニーホールにて「高嶋ちさ子&加羽沢美濃 カジュアルクラシックス meets ゆかいな音楽会」の公演を行いました。今回は60分あまりのステージを2回、高校2年・中等5年の全生徒と高校3年・中等6年の希望者およびシンフォニーホール友の会の皆さんが対象です。

コンサートは「フィガロの結婚」序曲/モーツァルトで開幕。テレビ等でおなじみの高嶋さんによる軽妙なトークと客席を飽きさせない趣向、エンターテインメント性豊かなステージとなりました。

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また、「お楽しみ」のコーナーも。ヴァイオリン、ビオラ、チェロの楽器紹介では、思わず笑ってしまう「スゴ技パフォーマンス」を披露してくださいました。

写真はヴァイオリン「二人羽織」。生徒たち、身を乗り出して見入っていました。

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後半では、加羽沢さんがその場で生徒から受け付けた複数のリクエスト曲を即興でメドレー曲に仕上げ、披露してくださいました。私(岡田)もピアノを嗜むのですが、その卓越した音楽性にただただ圧倒されました。

「めっちゃよかった!」──終演後、教室へ戻る生徒たちは口々にこのような感想を言い合っていました。一方、終演後の演奏者の第一声は「今日のステージ楽しかったわー」というものでした。

素晴らしい演奏会とはこういうものなのでしょう。

 

スイス柔道ナショナルチーム来校

現在、スイスの柔道ナショナルチームの選手とコーチが桐蔭学園に滞在しています。本校柔道部の生徒たちとともに練習し、技術・精神両面での向上を図ることが目的です。

1/17(火)の昼休みには、F棟のグローバルラウンジで生徒たちとゲームをしたりしながら交流しました。もちろん、スイスについての質問なども大歓迎です。

このような交流に英語が上手いかどうかは関係ありません。どれだけ積極的にコミュニケーションを図ろうとするかが大切です。

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今回訪問してくれたのは、皆20歳前後の若き柔道家たち。来年(2024年)のパリオリンピックでの活躍を期待しています。

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帰国生入試を実施しました

1/11(水)、高校・中等の帰国生入試を実施しました。いよいよ桐蔭学園の一連の入試がスタートです。

今朝の学園の様子。空と雲のコントラストが美しい清冽な朝を迎えています。

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受験生と保護者の皆さまを万全の態勢でお迎えします。

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試験場への入り口では手首での検温をお願いしました。ご協力ありがとうございます。

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受付となるシンフォニーホール前。ここを通過すると、受験生は試験教室へと進みます。保護者の方とはここでしばしお別れです。

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保護者の皆さまの控室はこちらです。お子さまを心配なさる「思い」がひしひしと伝わってきます。

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この後、2月1日、2日、5日には中等教育学校の一般入試が、また同11日には高等学校の一般入試が行われます。私たち桐蔭学園では、この日に向けて頑張ってきた受験生が存分に力を発揮できるような環境を整えて皆さまをお待ちしております。これから入試を迎える受験生の皆さん、どうか安心して桐蔭学園へお越しください。

本日受験してくださった皆さま、本当にお疲れさまでした。

 

新年初登校日

新しい年を迎えました。本ブログをご覧の皆さま、本年もよろしくお願いいたします。

さて、1/10(火)は生徒たちの新年初登校日です。高校共学1年では放送による朝会、そして学年で作成した「新年挨拶動画」を各クラスのスクリーンで視聴しました。

その後、コースによってはコース集会を、またクラスによっては生徒一人ひとりが新年の抱負をスピーチするところも。

写真はプログレスコースのコース集会の様子です。新年らしいピリッと引き締まった雰囲気ですね。

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彦由先生からは、自身の経験に基づいた「エジプトを掘ると世界が見える」というお話が。

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まだまだコロナ禍は終息する気配がありませんが、桐蔭学園では今年もしっかりとした感染防止対策の上、すべての行事を予定通り実施する方向で進めています。

 

「受験生スタート集会」(高校2年共学)

年内最終登校日となった12/24(土)、各学年で集会が行われました。

高校2年共学では、学級委員たちが企画した「受験生スタート集会」をシンフォニーホールで開催。

Xmasイブということで、ホールではマライア・キャリーが流れる中、こんな演出で生徒たちの入場を待ちます。

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いよいよスタートです。まずは関谷学年主任のお話から。

「つらいときは、無理しないように。先生たちに相談してください。自分も他人も大切に」──温かいメッセージです。

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続いて「知って得する⁉ 受験生豆知識クイズ」。生徒の司会によるクイズ大会です。

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「集中力を上げるためにすると良いことはどっち? ①きりの良いところで切り上げて休憩をはさむ ②ガムを噛む」、「『書きながら音読は記憶に定着しやすい』は〇か✕か?」、「どちらのチョコの方が勉強に効果的? ①ビターチョコレート ②ミルクチョコレート」──皆さん、正解わかりますか?

生徒たち、楽しそうですね。

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クイズで楽しんだ後は、先生方による「熱い」応援メッセージ動画。大変盛り上がりました。

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さて、いよいよ代表生徒4人による「受験生宣言」です。それぞれが「自分の言葉」で、時にユーモアも交えながら、「自分の夢」と「決意」を語ってくれました。

一人ひとりに、会場の生徒たちから盛大な共感の拍手が送られました。今日一番盛り上がった場面です。

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最後は、香川教頭からの力強いメッセージです。スクリーンには「香川節」の文字が(笑)。

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桐蔭生の皆さんへ。

新しい年がやってきます。勇気をもって、新しい一歩を踏み出してください。

あるイギリスの政治家はこんな言葉を残しています。

「他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」

どうか皆さん、来年は今年の自分よりも一歩成長した自分になってください。夢に向かって。

 

ブルキナファソでの引渡式

この4月、本校で使わなくなったスポーツ用品を、西アフリカのブルキナファソに寄贈させていただきました。桐蔭学園高校の卒業生(12期)である加藤正明在ブルキナファソ大使とのご縁で実現したものです。(記事はこちら)⇒https://toin.ac.jp/principal/?p=8456

その後、5月には寄贈品のうちラグビー用品およびサッカーボールが同国のラグビー、サッカー協会に引き渡されました。(記事はこちら)⇒https://toin.ac.jp/principal/?p=8556

そしてこのたび、残りの野球道具と柔道着が、加藤大使からそれぞれ同国野球・ソフトボール連盟、柔道連盟に引き渡されました。寄贈品は8月には到着していたのですが、9月末に起きた同国の政変により、引渡式が12月18日(日)に延期されていたものです。

野球道具は、同日午前中行われた「2022-2023シーズン開始式」の際に贈与されました。同国の野球・ソフトボール連盟会長より、桐蔭学園からの寄付をはじめ日本の継続的な支援に対して感謝の意が述べられました。また加藤大使からは、この寄付は両国の友情と連帯の象徴であり、ブルキナファソでの野球・ソフトボール普及に貢献できることを期待しているとのお話がありました。

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当日行われたソフトボール大会。かつてブルキナファソで活躍していた元海外青年協力隊員の支援によって日本を訪問したことがある選手も参加していました。

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午後には「『希望の種』杯2022」という子ども柔道大会が開催されました。ブルキナファソでは柔道や空手といった武道が盛んで、小さな子どもたちにも人気のスポーツであるとのこと。同国の柔道連盟会長からは、100着の柔道着の寄付への謝意が述べられ、また日本から持続的に支援が行われていることが紹介されました。加藤大使は、桐蔭学園からの寄付は柔道を通じてお互いへの敬意、公正さ、連帯意識を形成するものであるとし、今後の両国の友好関係強化を期待すると述べられました。

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ブルキナファソではテロリストの脅威により、国土の40%以上が政府によるコントロールが効かない状況に置かれているといいます。テロから逃れるために家を離れざるを得ない人々は180万人にものぼり、食糧や避難所などのニーズは膨らむ一方であるとのこと。

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そのような厳しい生活状況の中でも、人々はスポーツを続けているそうです。いや、むしろ厳しい状況だからこそ、スポーツをする機会を大切にしているのかもしれません。それは、加藤大使の言われる「お互いへの敬意、公正さ、連帯意識」といったものが、スポーツを通じて醸成されるからなのかもしれません。

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今後、桐蔭学園の生徒とブルキナファソの生徒との交流を通じ、グローバルな目を開き、少しでも同国への貢献、そしてアフリカ地域への貢献ができたら、との思いを新たにしました。

ブルキナファソ──「高潔な人々の国」という意味だそうです。

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なお、今回の引渡式の様子は、在ブルキナファソ大使館のTwitterにも掲載されています。あわせてご覧ください。⇒https://twitter.com/AMJBurkinaFaso