今週の月曜日（4/16）から、中学女子部の生徒会では「朝の挨拶運動」に取り組んでいます。

女子部校舎エントランスのところで、生徒会役員３名が声をそろえて「おはようございます！」と挨拶しています。通り過ぎる生徒たちも挨拶を返したり、会釈をしたり。私（岡田）も彼女たちと一緒に挨拶しましたが、実にさわやかな気持ちになりました。

 

桐蔭では、「他者の承認」を学校生活の基本に置いています。他者を承認することで、はじめて正しいコミュニケーションを図ることができるからです。そして他者から承認されることで、自己肯定感を得ることにもつながります。こうしてお互いが成長していけると考えているのです。

挨拶は「他者の承認」の第一歩。さわやかな挨拶は、何より気持ちの良いもの。 しっかりと根付いてほしい文化です。

挨拶運動は金曜日（4/20)まで続けます！

中学男子部では、現在２年生による「清掃指南」が行われています。これは、放課後の清掃時間に、２年生数名ずつが１年生の教室に出向いて清掃のやり方を教えたり、一緒に清掃したりするものです。

黒板の拭き方も見本を見せながら…。

昨年は「指南」を受ける立場だった２年生も、今年は「指南役」に。

トイレ掃除では、私たち教員よりも段取りよくコツを説明する場面も。

桐蔭では、清掃活動を学校生活における大切な一場面として捉えています。ともすれば「汚い」「面倒」といったイメージを持ちがちな清掃に、前向きに取り組む姿勢を見せてくれた２年生。１年生からお礼の言葉を受け、誇らしげな様子でした。一方、１年生は清掃の要領がつかめただけでなく、２年生たちの「一日の長」を感じ取ったはずです。双方にとって学びとなったことでしょう。

4/14に行われた新入生歓迎会。今回は、高校（男子部、女子部、共学）の様子です。

男子部・女子部として上がってきた内進生、そして共学化した外進生を迎えた高校。今年は、男子部・女子部合同での実施です。

まずはシンフォニーホールにて、各クラブや委員会によるパフォーマンスです。

左は吹奏楽部による力強いパフォーマンス。一方、右は箏曲部による落ち着いた演奏です。どちらも魅力的でした。

 

こちらは応援指導委員会（左）です。夏の野球応援、秋から冬にかけてのサッカー応援で活躍します。新入生の皆さんも、ぜひ現地で応援してください！

右はグリークラブです。共学校にはあまり存在しないクラブかもしれません。独特の音色は、多くの新入生にとって新鮮に聴こえたことでしょう。

 

続いて、室内楽同好会（左）と弦楽部（右）による演奏です。新入生たちは、そのレベルの高さに驚いていました。

 

こちらはダンス部によるパフォーマンス（左）と、混成合唱部による演奏（右）の様子です。どちらも大会で好成績を収めた実績のあるクラブです。

 

終了後は高校校舎へと移動して、いよいよ各クラブのブースで新入生の勧誘がスタートしました。マルチパーパスは、さながら大学のサークル勧誘のような雰囲気です。

 

在校生たちも楽しそうですね（いや、在校生の方が楽しんでいたかもしれません笑）。

 

今回、在校生たちがしっかりと企画・準備を進めてくれた結果、盛大なイベントとなりました。何よりも「新入生たちを温かく迎えよう！」との思いが強く表れていました。新入生の皆さんには、この先輩たちの思いを受け止め、桐蔭生の一人として前向きに生活してほしいと願っています。

新たに共学化した新入生を迎えた桐蔭学園高校。「新しい風」が吹いています！

本日（4/14）は、中等前期・中学男子部および高校（男子部、女子部、共学）で、新入生歓迎会が行われました。今回は、中等前期・中学男子部の様子をお伝えします。

まずは１年生が体育館に集合、各クラブ活動の先輩による「クラブ紹介」から。運動部は迫真のパフォーマンスがあったり、または細かい技術を紹介する場面があったり。中にはコント仕立てのものもあり、新入生を飽きさせません。

 

音楽系のクラブは、見事な演奏を披露してくれました。写真はグリークラブです。

クラブ紹介後は、いよいよ新入生が興味あるクラブのブースへと出向きます。どのクラブも新入部員獲得に必死です。

 

自分（岡田）が４０年前、桐蔭中に入学した頃のことを思い出しました。小学校を卒業したばかりの中１にとって、３年生は本当に大人っぽく見えました。そしてクラブ活動を始め、上級生たちと深く付き合うにつれて、その思いはますます強くなっていったものです。「自分が３年生になった時、こんなに大人っぽくなれるのかな」といったところです。

中・高時代のクラブ活動は、その後の人生に大きな影響を与えます。新入生の皆さんには、先輩たちの背中を見ながら、ぜひとも大きく成長してほしいものです。

次回は、高校（男子部、女子部、共学）の様子をお伝えします。

この４月より、高校から入学した新入生は男女共学化しました。そして、新しく「未来への扉」という授業がスタートしています。

「未来への扉」とは、「探究」授業の桐蔭版の呼称で、生徒たちが一生涯、主体的・能動的に学び続ける力を獲得することを目的としています。社会につながる「新しい進学校」を目指して改革を進めている桐蔭が、アクティブラーニング型授業、キャリア教育とともに３本柱と位置づけているものです。

写真は、あるクラスの「未来への扉」初回の様子です。桐蔭ではお馴染みになったグループワークの場面です。今までは男子部・女子部と分かれて授業を行ってきたため、男女が混ざった形でのワークは、私たち教員にとって大変新鮮に映ります（共学校出身の生徒たちにとっては当たり前の光景なのでしょうが 笑）。

多様性を理解し、協働性を育むアクティブラーニング型授業を展開していく中で、よりそれらを伸ばしやすい環境を生み出そうとの思いから、今回の男女共学化が実現しました。生徒たちには、どんなに変化の激しい社会の中でも、しなやかに、力強く進んでいけるように成長してほしいと願っています。

先週で入学式が全て終わり、4/9（月）はいよいよ始業式です。

私（岡田）からの講話。

「自分が何に向いているのかがわかっている人はそう多くはいません。食わず嫌いをせず、何事も積極的にやってみてください。失敗など恐れずに。その積み重ねから、自分の夢というものが形成されていくのです」。

こちらは、中等教育学校の対面式の様子です。新入生（前方）と在校生とが向かい合い、「よろしくお願いします！」。

その様子を２階席からカメラに収める私。黄色い ↑ のところにいます。

こんな感じで撮れました…。

続いて、模擬国連部の壮行会です。来月、ニューヨークで行われる世界大会に出場します。４年連続となります。

こちらは女子部対面式の様子です。新入生代表によるスピーチ（左）の後、在校生代表による歓迎のスピーチが行われました。

次に、中学校男子部の対面式の様子です。新入生代表による堂々とした挨拶。

最後は高校の様子です。高２学年での対面式。男子部内進の新入生（左）に続き、共学の新入生によるスピーチです。

終わった後で声をかけたところ、「めっちゃ緊張しました！」とのこと。

そして、さる4/8（日）に全国高校選抜大会において見事優勝に輝いた、高校ラグビー部の報告会を行いました。２年連続優勝の快挙です。惜しみない拍手が送られました。

春は新しい生活が始まる季節。真新しい制服に身を包んだ新入生たち、新学年の授業が始まる在校生たちには、きっと多くの出会いがあることでしょう。一方、私たち教員にとっても、新しい生徒たちや保護者の方々との出会いがある楽しみな季節です。私はこのワクワクする感じが大好きです。