年別アーカイブ: 2019年

高校男子部 卒業証書授与式

3/1(金)、高校男子部の卒業証書授与式が行われました。この3年間、さまざまな芸術公演を鑑賞してきたシンフォニーホールが会場です。今日は、まさに自分たちが主役となる「ハレの日」です。

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全522名の卒業生氏名を、クラスごとに担任の先生が読み上げていきます。そして、クラス代表が登壇して、クラス全員の卒業証書を受け取ります。緊張の瞬間です。

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続いて、皆勤賞、精勤賞の授与。賞状と記念品が贈られます。

桐蔭学園中学校からの6年間皆勤は28名。代表の久保嶋真也君です。

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3年間皆勤は58名です。代表の永尾陽君。

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そして3年間精勤は32名。代表は吉澤雅樹君です。

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私(岡田)からの告辞です。

「いよいよ新しいステージへの門出です。最初の一歩を踏み出すことは誰しも不安です。失敗したらどうしよう、という気持ちにもなるでしょう。でも、本当にそれは失敗でしょうか。本当の失敗とは、やり直しがきかないこと。皆さんの年齢で、本当の意味での失敗などありません。全ての経験が必ず自分の肥やしになります」。

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理事長(平岩敬一)からの祝辞です。

「ますますグローバル化が進む世界において、自ら考え判断し行動できる資質は不可欠です。桐蔭学園のアクティブラーニング型授業を通じ、皆さんはこの資質を身につけてきました。どうかこのことを自信として、物事を多角的に捉え、主体的に生きていくことを心がけてください」。

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在校生による送辞です。生徒会長(高2)である吉原正博君がその大役を務めました。クラブ活動や委員会活動において優れた実績を残してきた先輩たちを讃え、自分たちもそれに続いていくとの決意を表明しました。

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花束贈呈。小学部1年生の生野智子さんから、村尾三四郎君(柔道部)へ花束が贈られました。村尾君からはお菓子の「お返し」が。厳粛な式の中、ホッと空気が和むコーナーです。

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そして卒業生による謝辞へと進み、式はクライマックスへ。代表は須澤律君です。桐蔭学園で培った力をもって社会で活躍したいとの願い、そして今まで支えてくださった方々への感謝の思いをしっかりと伝えてくれました。保護者の皆さまから、割れんばかりの大きな拍手をいただきました。

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卒業生の皆さん、桐蔭学園での生活を振り返ってみて「面白かった」と感じていますか。

そもそも「面白さ」とはどういう時に感じるものでしょうか。私は、自分の成長を感じられる時にこそ「面白さ」を感じます。自分の成長を感じられる時──それは人生の節目です。

皆さんにとっての人生の節目とは──まさしく「今日の、この瞬間」のことです。

私は、ことあるごとに「夢の大切さ」を話してきました。それは、皆さんに人生の「面白さ」を味わってほしいからなのです。節目節目で、自分の成長を感じてほしいからなのです。「夢」があってこその成長です。

どうか新しいステージでも頑張ってください。

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中等教育学校 卒業証書授与式

2/28(木)、中等教育学校の卒業証書授与式が挙行されました。6年間通い馴れた校舎とも今日でお別れです。

会場はシンフォニーホール。6年前の入学式もこの場所でした。6年間で本当に成長しましたね。

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各クラスの担任の先生が一人ひとりの名前を呼び、その場で起立していきます。そしてクラス代表が卒業証書を受け取ります。緊張しているのが手にとるようにわかります。

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続いて、皆勤賞・精勤賞の授与。まずは小学部からの12年間皆勤、片田晃太君です。ひときわ大きな拍手が送られました。

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次に、6年間皆勤・3年間皆勤・3年間精勤です。それぞれの代表である島本寛太君、津久井嶺君、平塚優人君。よく頑張りました。

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私(岡田)からの告辞です。

「この世界には、君以外に誰も歩むことのできない道があります。その道は、君の夢へとつながるたった一つの道です。ひたすら進んでいこう。そして、行き着く先を見失わないよう、君の夢を語っていこう。 夢を語れる情熱を持ち続けよう!」。

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理事長(平岩敬一)からの祝辞です。

「桐蔭学園は、創立50周年を機に、次の時代を見据えた新しい教育に取り組んでいます。この教育を通じて培った主体性をもって、ますます多様化する変化の激しい社会に出てからも、力強く活躍してください」。

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在校生からの送辞。代表は5年生・中村政陽君です。先輩たちへの敬意溢れる、素晴らしい送辞でした。

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続いて、1年生(長又隆智君)から卒業生(中村健君)への花束贈呈です。

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そして、式のハイライトとなる卒業生謝辞。代表は雨森大君です。新しいステージに向けての決意、そして保護者の皆さまをはじめ、今まで支えてくださった方々への感謝の気持ちを立派に伝えました。

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本日、中等教育学校13期生の皆さんは、晴れて卒業の日を迎えました。教職員一同、皆さんをずっと応援しています。ぜひ母校に顔を出してください。

同時に、皆さんは桐蔭学園の卒業生の仲間入りを果たしたことになります。5万人を超える卒業生は、皆さんを心から歓迎してくれているはずです。

新しいステージでのご活躍、心から応援しています。

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カレーランチ会(中学女子部1年、中学男子部1年)

昼休み、その月に誕生日を迎える1年生とともにカレーライスをいただくのがこの企画です。2/22(金)は中学女子部1年で、2/25(月)は中学男子部1年で、それぞれ行いました。

まずは女子部の様子から。2月生まれの5名を校長室へと招待しました。

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全員で「いただきます!」をして。

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最初は緊張気味でしたが、一人ひとりに自己紹介をしてもらううち、すっかりリラックスムードに。カレーをいただきながら、クラブ活動のことや趣味のこと、将来の目標などいろいろなことが話題に上ります。

お代わりをする生徒も。

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カレーをいただいた後は、平岡先生(女子部統括部長)が差し入れてくださったケーキです。やはりお誕生日にはケーキですよね。

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今回も、皆楽しんでくれたようです。私(岡田)も大いに楽しみました。

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続いて男子部の様子です。11名が校長室へとやってきました。

各自がライスをよそい、私がカレールーをかけていきます。

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中学生活も早11ヶ月が過ぎようとしています。皆、しっかりと受け答えができるようになってきました。自己紹介もそつなくこなしますね。感心しました。

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クラブ活動や様々な学校行事、もちろん日常の学習など、各自が桐蔭学園での生活を楽しんでいるようです。心身ともに大きく成長するのが中学生活。いろいろなことに挑戦し、体験し、心と体で多くのことを学んでください。

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吉田勝明先生による保護者対象講演会

2/23(土)、校医である吉田勝明先生(横浜相原病院 院長)による保護者対象の講演会が行われました。吉田先生は、本校で長年にわたりカウンセリングを担当してくださっています。452名の保護者の皆さまと、多くの教職員が参加しました。

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テーマは「思春期、こころの風景~10000件のカウンセリングから診えたこと~」。

「思春期の心とは」といったところから、不登校やいじめの問題、ひいては思春期の子どもとどのように接したらよいかにいたるまで、保護者の皆さまにとって大変有益な内容でした。

学問的な観点からではなく、すべて吉田先生ご自身の長年のカウンセリング経験を基にしたお話。具体的でわかりやすく、そのソフトな語り口とユーモアを交えたお話に、いつの間にか引き込まれていきました。

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『子どもは親や教師の「いう通り」にならない。「する通り」になるもの』━━この言葉に大きく頷く保護者の方が多くいらっしゃいました。

私たち教員は、保護者の皆さまから「子どもが言うことを聞かない」「どう言ったら言うことを聞くのか」といったご相談を受けることが多くあります。

『伝えるのに言葉はいらない、ただ背中を魅せればよい』という吉田先生のお話に、スッと心が軽くなった方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

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カレーランチ会(中等1年)

中等1年生を対象としたカレーランチ会。1月に誕生日を迎える生徒たちとは1/21(月)に行う予定でしたが、インフルエンザ流行による学級閉鎖で急遽順延となってしまいました。

2/15(金)、その順延になっていたランチ会を開催しました。

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いや、大変な食欲でした。いくら食べ盛りとはいえ…。ものすごい勢いでお腹の中へと吸い込まれていきます。

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多くの生徒がお代わりをしていました。最後の一粒まで(笑)。

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満腹になってリラックスしています。

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今回も楽しいランチ会となりました。

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また2/20(水)には、2月に誕生日に迎える10名を校長室へと招待し、カレーランチ会を行いました。

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桐蔭学園では、授業開始時と終了時には「黙想」をして心を落ち着けています。これは自分自身と向き合う時間でもあります。

皆で食事をともにするときも同じ。「姿勢を正して、黙想」。

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「いただきます!」。

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あとは会話を楽しみながら。一人ひとり自己紹介していきます。

中学してから1年近くとなりますが、充実した学校生活を楽しんでいる様子がうかがえ、私(岡田)も安心しました。

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毎月、その月に誕生日を迎える1年生を校長室へと招待し、カレーライスをともにいただくこの企画。生徒たちは楽しみにしてくれているようですが、私にとっても生徒たちとふれあえる楽しみな場となっています。

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絶品うまいもん甲子園 準優勝メニュー販売(女子部)

昨年の11月、農林水産省と一般社団法人全国食の甲子園協会の主催で行われた「第7回 ご当地! うまいもん甲子園」で、高1女子部の3名(鈴木華子さん、柴崎怜奈さん、渡久山栞さん)が見事準優勝を果たしました。

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本日2/21(木)はその準優勝メニュー「神奈川の幸凝縮焼売」を、女子部食堂で販売しました。

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横浜の小松菜、三崎のマグロ、三浦の大根、相模湾のシラス、湘南のミカンといった神奈川の特産品を使った焼売です。

今回、販売実現にあたっては、食堂部職員の全面協力がありました。

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用意した100個(1個¥70)は、昼休みが始まってものの15分ほどで完売。大変な人気でした。

「友だちや先生方にも、ぜひ味わってほしい」という3人の願いが叶いましたね。

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いただいた生徒たちは口々に「おいしい!」を連発。3名にとっては、準優勝受賞と同じくらい嬉しかったことでしょう。