月別アーカイブ: 2023年12月

「がんばれ!! 桐蔭学園!!」を開催しました(高校2年)

12/21(木)、高校2年を対象として、桐蔭学園卒業生によるパネルディスカッション「がんばれ!! 桐蔭学園!!」を行いました。本来であれば中等5年も参加する予定だったのですが、インフルエンザ感染者の増加による学年閉鎖中のため、残念ながら参加することができませんでした。

通算11回目を迎える今回は、やくみつるさん、デーモン閣下さん、椿鬼奴さん、鈴木大地さん、ゆきりぬさんといった5名の卒業生パネリストをお迎えしました(例年通り、私・岡田も卒業生として司会を務めさせていただきました)。

パネルディスカッションとはいっても、内容的にはトークショーといった大変やわらかいもの。「私はこんな桐蔭生だった」「私は桐蔭の後輩たちにこれを伝えたい」というテーマのもと、終始楽しくトークを展開していきました。

後半はクイズコーナーあり、やくみつるさん直筆の色紙の披露あり、そしてデーモン閣下さんリードによる全員での学園歌斉唱ありと、盛りだくさんの内容。

シンフォニーホール1階を埋め尽くした生徒たちからは、絶えず拍手や歓声・笑い声などが起こり、大変盛り上がった90分となりました。

【終了後、楽屋にて(左から、私、やくみつるさん、デーモン閣下さん、椿鬼奴さん、ゆきりぬさん、鈴木大地さん)】

「ピースの角度は30°」──私の右手が…ピースになってない笑

なお、椿鬼奴さんが、さっそくご自身のインスタグラムで紹介してくださっています。参加できなかった中等5年の生徒たちのことも気遣ってくださり、ありがとうございます。

https://www.instagram.com/tsubakioniyakko/p/C1G6i-HSE4d/

また、この鬼奴さんのインスタグラムがスポーツ報知でも紹介されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/70762ff4d2e5b86b07c4007ba52771863c71024a

当日の詳しいレポートや生徒たちの感想などは、後日あらためてお知らせします。お楽しみに!

 

鳳舞祭(高校体育祭)の色分け抽選会がありました

12/12(火)の放課後、鳳舞祭(高校体育祭)の色分け抽選会が行われました。今年の4月、桐蔭学園高校60年近い歴史の中で、実質初めてとなる体育祭が開催されました。それがこの鳳舞祭です。

1年~3年までの全クラスが6色(赤、青、黄、緑、白、紫)の組に分けられ、優勝を目指して競い合います。ちなみに、第1回の優勝は緑組でした。

第2回鳳舞祭は来年(2024年)春に開催。それまで現高校2年生を中心に、さまざまな準備が進められます。

色分けが決まり、いよいよ盛り上がってきました。

【第1回鳳舞祭当日の記事はこちら】

第1回鳳舞祭(体育祭)を開催しました

 

「産学チャレンジプログラム」最優秀賞受賞(桐蔭横浜大)

先月のこのブログで紹介した「2023 産学チャレンジプログラム」で入賞を果たした桐蔭横浜大の大長チームですが、12/12(火)にパシフィコ横浜で表彰式があり、そこで最優秀賞を受賞したことが発表されました。

明治安田生命保険相互会社様からの課題である「若年層の生命保険離れを解消するため、小・中・高校生へのどのような金融・保険教育を継続的に実施すればよいか、そのアイデアを立案してください」に対して、調査結果をもとに提案をまとめ、プレゼンしたものです。

桐蔭学園の中等教育学校と高等学校の生徒にもアンケート調査を行い、提案をまとめる手がかりにしてくれたこともあり、先月17日(金)、私(岡田)のもとを訪問してくれていました。

【訪問時の記事はこちら】

「産学チャレンジプログラム」入賞チーム(桐蔭横浜大学)

数あるチームが参加した中での最優秀賞は本当に見事。おめでとうございます!

 

みらとび代表発表会 2023

3学期開始の朝会を行った12/11(月)、「みらとび代表発表会 2023」を行いました。

「みらとび」とは、桐蔭の探究活動「未来への扉」の省略形。この11月に行った発表会では高校2年・中等5年の全生徒がプレゼンをしたのですが、今回は各ゼミから推薦のあった生徒をさらに選抜して実施したものです。

【11月の発表会の様子はこちら】

第5回 みらとび発表会

今回選抜されたのは次の6名です。

梶原心花さん(中等5)「米粉パンを美味しくするにはどうしたらいいか」

諏訪和香奈さん(高校2)「はがれにくい絆創膏の追求」

住谷奈那さん(高校2)「コンビニスイーツがヒットし流行を生み出すには」

諸星春陽さん(高校2)「マジックをより魅力的に見せるには」

橋本舟翔さん(中等5)「”つかむ″には」

渡辺安美さん(高校2)「なぜ私たちは制服を着崩すのか」

米粉パンにさまざまなものを混ぜて実際の試作品を作ったり、はがれにくい最強の絆創膏の作り方を伝授してくれたり。また、コンビニスイーツがヒットする条件を考察した上で、それに則った新しい商品の提案があったり。マジックを魅力的に見せる方法では、最後に自分で創作したマジックを披露してくれたりもしました。

発表のあとは内容に関するグループワークです。

多くの教員も来場し、生徒たちのプレゼンに聴き入っていました。

いや、本当に楽しい時間でした。それは、各プレゼンがすべてオリジナリティーに溢れたものだったからにほかなりません。ネットをはじめ、どこを探しても載っていないような課題を見つけ、掘り下げてみる。たとえそれが学術的には稚拙なものであったとしても、エビデンスをふまえながら自説を論証していくこと。桐蔭学園が目指している探究の理念はまさにここにあります。

「今日は『みらとび』のお手本を見せてもらいました」──玉田中等教育学校長の最後の講評に納得です。

 

高校2年で学年集会を行いました

2学期末考査の答案返却日となった12/7(木)、高校2年では学年集会を行いました。高2の3学期を「高3・0学期」ととらえ、いよいよ受験生としてのスタートを切る生徒たちの意識を高めることがねらいです。

新井学年主任からの講話からスタート。「受験は団体戦。今、このホールにいる全員が団結して進んでいこう」との熱いメッセージが語られました。

生徒たち、真剣に耳を傾けています。

司会を務めてくれたのは、坂口柚季さん(生徒会長)です。

続いて、桐蔭横浜大学の先生方による講演です。「少し遠くを見てみましょう」とのタイトルで。森朋子学長(右)と古賀友樹先生。

森学長より。

「VUCA時代──先行きが不透明で、変化が激しく、未来の予測が困難な時代を迎えています。このような時代で求められるものは、知識や思考とそれを基にして考える能力である『認知的スキル』ではなく、目的達成への情熱や他者との協働といった『社会情動的スキル』にほかなりません。自分にとって、このような能力を伸ばせる環境が整った大学を選ぶことが大切です」

古賀先生は「自分の目標がちょっとクリアになること」「目標に向けてやることが明確になること」をゴールとしたワークショップを展開してくださいました。

後半は生徒による企画「受験0学期宣言」。進行役の2人です。

高校生活の前半で頑張ってきたこと、後半に向けて取り組みたいことに関して、5人の生徒がそれぞれの「思い」を自分の言葉で語ってくれました。聴き手の多くが共感してくれたようで、話のところどころで「承認」の拍手が起こっていました。

大学受験はもちろん大切です。しかし、決してゴールではありません。大切なことは「ありたい自分」にどのように近づいていけるかであり、大学受験はその過程にすぎないのです。

この日の集会を通じて、生徒たちが「ありたい自分」への一歩を踏み出してくれたら…と願っています。