2学期末考査の答案返却日となった12/7(木)、高校2年では学年集会を行いました。高2の3学期を「高3・0学期」ととらえ、いよいよ受験生としてのスタートを切る生徒たちの意識を高めることがねらいです。
新井学年主任からの講話からスタート。「受験は団体戦。今、このホールにいる全員が団結して進んでいこう」との熱いメッセージが語られました。
生徒たち、真剣に耳を傾けています。
司会を務めてくれたのは、坂口柚季さん(生徒会長)です。
続いて、桐蔭横浜大学の先生方による講演です。「少し遠くを見てみましょう」とのタイトルで。森朋子学長(右)と古賀友樹先生。
森学長より。
「VUCA時代──先行きが不透明で、変化が激しく、未来の予測が困難な時代を迎えています。このような時代で求められるものは、知識や思考とそれを基にして考える能力である『認知的スキル』ではなく、目的達成への情熱や他者との協働といった『社会情動的スキル』にほかなりません。自分にとって、このような能力を伸ばせる環境が整った大学を選ぶことが大切です」
古賀先生は「自分の目標がちょっとクリアになること」「目標に向けてやることが明確になること」をゴールとしたワークショップを展開してくださいました。
後半は生徒による企画「受験0学期宣言」。進行役の2人です。
高校生活の前半で頑張ってきたこと、後半に向けて取り組みたいことに関して、5人の生徒がそれぞれの「思い」を自分の言葉で語ってくれました。聴き手の多くが共感してくれたようで、話のところどころで「承認」の拍手が起こっていました。
大学受験はもちろん大切です。しかし、決してゴールではありません。大切なことは「ありたい自分」にどのように近づいていけるかであり、大学受験はその過程にすぎないのです。
この日の集会を通じて、生徒たちが「ありたい自分」への一歩を踏み出してくれたら…と願っています。